静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

清水地区施設見学2

2016年06月14日 14時11分40秒 | 研修・見学

三保造船所見学からの続きです。
続いて行ったのはフェルケール博物館です。
http://www.suzuyo.co.jp/suzuyo/verkehr/
ここは、清水に本社を置く物流会社の鈴与が運営しています。
鈴与と言えば、SSKフーズがグループ内にあったり、プロサッカーの清水エスパルスの運営に参画したりと、静岡県民にとっては超有名企業です。
フェルケールはドイツ語で「交通」「交際」を意味する言葉だそうですが、そんな鈴与さんなので、隣に缶詰記念館があったりします。
http://www.suzuyo.co.jp/suzuyo/verkehr/guide/canning_museum.html

この写真は缶詰記念館です。

メインの展示は清水港の紹介や歴史です。
船の模型や、荷役道具など貴重な資料が満載です。
学芸員さんが、しっかり丁寧に説明してくれました!

 

しかし、当日は上田信さんの作品展が2階で行われていて、アニメ関係のイラストに生徒の多くは喜んでいたようですが...

【静岡県の缶詰】
国内流通の国産ツナ缶はほとんどが、静岡県内で生産されています。
はごろもフーズ、SSKフーズ、いなば食品、などなど。
なんとシェア99.9%!
https://www.pref.shizuoka.jp/j-no1/m_magkan.html
カツオ缶詰は100%!!
https://www.pref.shizuoka.jp/j-no1/m_katkan.html

缶詰産業が盛んなのは、清水港がかつて日本一のお茶の輸出港であったことが背景にあります。お茶の輸出のために清水では製缶業が発達していました。
そこに、当時は清水にあった水産試験場(現在の水産技術研究所)がオイル漬ツナ缶の製造技術を開発し、広めたのです。

オイル漬けのツナは、レトルトパウチもあります。
空き缶の処理を考えると、レトルトパウチの方が便利そうですが、缶詰じゃないと売れな

いそうです。それだけ、ツナ缶が普及しているということだと思います。

コメント
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