北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

■第25回郁文社書道展 (2013年12月10~15日、札幌)、あるいは「誰が歴史を書くか」問題。 12月14日(8)

2013年12月15日 11時53分24秒 | 展覧会の紹介-書
(承前)  さいとうギャラリーの次は、ギャラリー大通美術館へ。  先日の読売新聞北海道面にこの書展の記事が載っていたので、気になっていたのだ。  「第25回」とあるが、道内の開催は初めて。主宰の高木聖雨氏は、東京在住で、月に1度、このギャラリーで指導をしているという。日展会員、読売書法展の幹部であり、全国を指導で飛び回っているのであろう、約110人の出品者も九州、関東など全国にまたがっている。 . . . 本文を読む

■写真と雑貨のおくりもの [Cadeau] (2013年12月14、15日、札幌) 12月14日ギャラリー回り(9)

2013年12月15日 01時21分42秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
(一部表現を手直ししています)  ギャラリー大通美術館を出て、西4丁目電停から市電に乗った。なんと、クリスマスの特別デコレーション車輛である。  車内にいろいろな飾りつけがなされていて、見ているだけで楽しい。  コカコーラがスポンサーなんだろうか。  最初はすごい混雑だったが、西線6条あたりからどんどん人がおりた。  「ロープウェイ入口」で降りて、カフェブランへ。  「ささやかな日々の暮らし . . . 本文を読む

■木村初江 手創りの器たち (2013年12月10~15日、札幌) 12月14日ギャラリー回り(7)

2013年12月15日 01時01分01秒 | 展覧会の紹介-工芸、クラフト
 筆者が北見に行っている間に、札幌の陶芸家木村初江さんは活動を本格的に再開していた。  1990年代からゼロ年代半ばまで、木村さんは道内でも最も精力的に制作・発表を行っていた陶芸家の一人だったといって過言ではないと思う。  既存の陶芸にこだわらないモダンな感性とどこか古代を思わせる意匠で作る食器や花入れ。  その一方で、ペーパークレイなどを駆使して、宇宙のイメージを織り交ぜて展開するインス . . . 本文を読む