(承前)
この日は市立小樽文学館に立ち寄る前に、おなじ建物の中に入っている市立小樽美術館で坂東宏哉展も見た。
たまたま坂東さんも会場にいらして、すこしお話を聞くことができた。
これについては別項で。
文学館では、企画展「暮らしと文学<あのころの小樽>展2 貸本屋・古本屋・図書館」を開催中だった。
もちろん常設展の、伊藤整のコーナーも、いつにもましもじっくりと見た。もうこれまで何度か . . . 本文を読む
昨年、もう次回は行かないような気がする―という意味のことを書いていたが、つい長年の習慣で、会場を訪れてしまった。
絵画、立体、書道、写真の4部門のうち、書道と写真はまだ見応えがあるが、絵画と立体は作品が年々減っており、さびしい。
4部門合計の入選作は、昨年を1点上回る85点。
1990年代前半までは300点を超えていた。
このうち、絵画は昨年より4点少ない13点で史上最少を更新。立体 . . . 本文を読む
【告知】第20回記念展 多摩美術大学版画OB展 2017 (1月24~29日、札幌)の記事で、出品者の川口巧海さんの名前が間違っていました。
正しい名に訂正しました。
おわびするとともに、ご指摘いただいた方にお礼を申し上げます。
「ニトリが旧拓銀小樽支店を取得 小樽芸術村の美術館に」という道新の記事と、小樽ペテルブルグ美術館の思い出 の記事に、写真を追加しました。
くだんの旧拓銀小樽 . . . 本文を読む
News: #イスラエル 当局が昨年、東エルサレムで建設を承認した入植者用住宅は1万9千戸。一方、300以上の #パレスチナ の建物を破壊。旧市街のイスラム教・キリスト教関連史跡を地図から削除(Middle East Monitor)middleeastmonitor.com/20170109-israe…
— パレスチナ情報共同デスク (@palinfo_jp) 2017年1月10日 . . . 本文を読む
(承前)
真冬の午後に遠出するのは、あまり得策ではない。
なぜなら4時ごろにはあたりが暗くなってしまい、景色を楽しむどころではなくなってしまうからだ。
それでも1月9日午後2時を過ぎて、筆者が小樽へと向かったのは、まだ時期的に札幌で開かれている展覧会がそもそも少ないという事情もさることながら、最近伊藤整の小説を読んでおり、彼が舞台としたころの小樽について手っ取り早くわかる資料のようなも . . . 本文を読む