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円頓寺の夕暮れ : 2019年秋の旅(54)

2019年11月29日 17時43分32秒 | つれづれ写真録
(承前)

 堀川のすぐ西側を南北に通っている「四間道(し け みち)」を、北へ250メートルほど行くと、少し幅の広い通りに出る。
 右手に「五条橋」が見え、左手には古びたアーケードの商店街が始まっている。
 これが「円頓寺商店街」の入り口で、円頓寺は「えんどうじ」と読む。

 円頓寺商店街は東西に長く続いている。
 西に進むと、江川線という、都市高速道路を中央に抱いたやたらと広い道路に出る。それを渡れば、さらに「円頓寺本町商店街」が続く。


 600メートル以上にわたって続く両商店街の雰囲気を、北海道の人にもわかるようにひとことでいえば

 少し前の札幌・狸小路7丁目を伸ばして、左右に出入りできる小路・路地を何本もつけた

といった感じだろうか。

 ちょっと古い感じは、狸小路7丁目に似ているし、人によっては小樽の都通を思い出すひともいるかもしれないが、リノベ系の新しいお店もちらほらあるあたりは小樽と違う。
 古いお店から新しいお店までがある。
 つぶれたっぽい店もあれば、営業しているお店もある。

 そして、左右に伸びる細い路地が、また良い雰囲気を醸し出している。
 雪の問題もあって、北海道にはこういう路地がほとんど存在しないのだ。

 3年前、アッセンブリッジ名古屋というアートイベントに行ったとき、地下鉄「名古屋港」駅附近の古い街並み(この古さは、四間道や円頓寺ではなく、江別・大麻とか函館西部とか、そっちの雰囲気)に驚いたものだったが、やっぱり名古屋は大都会だよなあ。いろんな地区があるんだなあ。














 夜の雰囲気を出すため、露出アンダーぎみのまま、アップしてみた。




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