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鈴木順三郎「Eternal Box (永遠の箱)」 (追記アリ)

2011年02月21日 22時48分33秒 | 街角と道端のアート
承前

 オホーツク管内置戸町のパブリックアートを紹介する。

 ロベルト・フリオ・ベッシンさんの作品を見に行ったのだが、そのほかにも興味深い作品があった。

 まず、町内在住の彫刻家にして詩人、サクソホン奏者と、北見地方のアートシーンで幅広く活動する鈴木順三郎さんの作品「Eternal Box (永遠の箱)」。
 2005年作というから、比較的新しい。 





 この作品が設置されているのは、置戸町生涯学習情報センターの前。
 長い名前のついた公共施設であるが、要するに、町立図書館の後継施設である。

 旧図書館が閉館するにあたり、使われていた蔵書カードや、高校生ボランティア手作りの人形、町民から寄せられた読書感想文など、思い出の品を入れたのだという。
 なるほど、このだるまは、絵本「だるまちゃん」シリーズの主人公に似ている。
 「だるまちゃんとてんぐちゃん」とか、懐かしいな~。

 置戸町は図書館の活動が盛んなところで、以前は人口ひとり当たりの貸出率が全国一になったこともある。
 同センターを見てみたかったのだが、残念ながら祝日で閉館していた。


(追記) なお、鈴木さん率いる「ミニマムライン」(サックス1人、パーカッション2人)などが出演するトランスレイブが3月4日午後6時半から、北見市端野町石倉交流センターで開かれる。
 コーヒー付き2000円。
 行けたら、行きます。
 

この項続く



□minimum line  http://www.h3.dion.ne.jp/~m-line/

鈴木順三郎「めばえ」
第2回野外オブジェ展 イン 栗沢(2003年)


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