小樽は札幌の隣町で、鉄道の距離は30キロ余りと近いこともあり、ちょくちょく出かけています。
しかし、このブログの以前からの読者ならご存じでしょうが、小樽に行くたびに筆者は
「時間がない」
「もうちょっとゆっくりしたかった」
などとこぼしながら、急ぎ足で札幌へと戻っているのが通例です。
1月8日、ようやく余裕をもって小樽に滞在することができました。
これは、冬の水曜日の小樽は、休んでいる施設 . . . 本文を読む
(承前)
ハミングロードを西へずっと歩くと、白糠町役場があります。
その正面に向かって右側に、台座に載った胸像が設置されています。
武骨で彫りのふかい、意思の強そうな風貌は、いかにも明治生まれの老人らしさを漂わせます。
北海道デジタル彫刻美術館やブログ「かけらを集める。(仮)」などインターネット検索ではヒットせず、生前に出版された『米坂ヒデノリの世界』巻末の詳しい年譜にも記載が . . . 本文を読む