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帯広で 2013年4月26日は4カ所(7) =訂正あり

2013年05月03日 21時25分55秒 | つれづれ日録
(承前)

 帯広では、FLOWMOTION でたまたまお会いしたSさんと、道立帯広美術館に岸田劉生展を見に行き、次いで、セラーズマーケット(西16南5)まで歩いたが、梅田ヨシノリマサノリ展はこの日に限り、午後2時開始になっており、見ることができなかった。

(名前を訂正しました。まことにすみません)

 市内はタクシーで移動したが、やはり自動車がないと不便だと、あらためて感じた。

 この頃、あまりおなかの調子がよくなく、帯広駅のキヨスクでウイダーインゼリーと肉まんを食べ、乾電池を買い、あとは駅前のパブリックアートを見たり、静養していた。
 いま思えば、六花亭西三条店に寄る時間はあったと思う。惜しいことをした。

 さて、冒頭画像は、帯広駅前のバスターミナル。
 帯広駅の高架化に伴う整備が完了する以前は「バスタッチ」と呼ばれていた。
 帯広出身のある人に、どうして帯広ではバスの発着場のことを「バスタッチ」と呼ぶのかと尋ねたら
え、バスタッチって言いませんか?
と逆に聞き返された。

 言いません(笑)。

 一説によると、帯広には以前、これとは別に「バスターミナル」があったため、区別するためにバスタッチと称したらしい。ターミナルは、旧イトーヨーカドーのあたりにあったという人もいる。ほんとうのところはわからないが。
 
 現行のターミナルは、旭川や釧路と結ぶ都市間高速バス(これは、道北バスなどと共同運行になっている)や、十勝バス北海道拓殖バスの路線バスの発着場となっている。
 案内所で、鹿追行きの乗車券を買い求めたら…。



 なんと、硬券でした!

 これは、マニア的にはかなり貴重なものではないだろうか。


 ところで、帯広駅にいると、いろいろなことが思い出されてきた。

 デメーテルで駅から降り立つとさっそく作品が展示されていて胸が高鳴ったこと。
 列車が来るまでの間、彫刻家の岡沼淳一さんと、むかしの全道展について語り合ったこと。
 版画家の中谷有逸さんに取材するため帯広を訪れたこと。
 事前に到着時刻を知らせていなかったにもかかわらず、池田緑さんと梅田マサノリさんが迎えに来てくださったことなど…。

 肌寒い天候のせいか、すこし感傷的になったのかもしれない。


 さて、鹿追行きのバスは午後2時半出発である。




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