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観覧車といえば小樽公園(10月9日まで)

2006年09月25日 00時20分33秒 | つれづれ日録
 昨年10月、blog化する前の北海道美術ネットで函館公園の観覧車が話題を呼びましたが、それよりも小さな観覧車が小樽にあると聞いて、家族そろって乗りにきました。
 ある場所は、小樽公園こどもの国。
 国道5号や鉄道線より山側にあるので、観光客はほとんど来ないと思います。
 ボックスはわずか6つ!
 日本最小という説もあるそうです。
 ボックスは、おとな2人が乗ってもかなり狭そう。
 すごいのは、人が乗っていないときは停止しているということです。
 ただ、函館公園とちがって、木がないので、眺めは良好です。
       

 こどもの国の入場料は無料。1枚30円(11枚つづりの回数券300円)の券で遊具に乗る仕組みになっていますが、観覧車は2枚。
 函館公園もすごかったですが、小樽公園も、とても安い値段で、昔にかえったようなひとときを過ごすことができます。

 ざんねんなのは、この「こどもの国」は10月9日の営業を最後に、1970年以来の歴史に幕を閉じることです。(観覧車はそれ以前から小樽公園にあるらしい)
 すでに、ヤギなどの動物のいた園舎は、なにもいなくなってがらんとしていました。
       

 ほかに、コーヒーカップ、ゴーカートなんかもあります。
 こんなささやかな遊園地を閉鎖したところで、小樽市の財政にはあまり貢献しないような気もしますが…。
       

 最終日は全遊具が無料開放とのこと。
 駐車場が意外と狭いので、札幌から行く人は、高速バスで「花園十字街」で降り、てくてくと15分ほど歩いていったほうが良いかもしれません。

こどもの国についてもっと知りたい人のためのリンク
http://gadd9.com/nekota/10/


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
この手のネタ、大好きです (エゾ三毛猫)
2006-09-25 23:05:57
うー、乗ってみたい。

ノルベサにはまるで興味はありませんが、

この手の情報には心動かされます。



あと、ニセゴ号の列車内で

似顔絵サービスあるんですが、

これも是非見たいんですよねー。
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ちゃーんと (川上@個展deスカイ!)
2006-09-26 00:20:28
小樽の市章になっているのですね。

六花を表すダビデの星のような形に中心に『小』を図案化した野球ボール風の円形。

しかも、最近のワイヤーっぽい構造でなくてアングルを組み合わせた堅牢なデザイン。

アングル鋼を真円に曲げるのって結構技術要ります。



これ、もし壊すのなら中心の円形部分だけでゴンドラを取り外したら結構パブリックアートっぽい造形ですね。

どこかに展示してはいかがでしょうね。

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Unknown (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2006-09-26 19:54:47
エゾ三毛猫さん、川上さん、ありがとうございます。

10月9日いっぱいで乗れなくなるのでお急ぎください。



小樽市の市章ですか。気がつきませんでした。

この観覧車は小樽で造ったそうです。小樽の業者の技術力の高さがうかがえますね。
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小樽の至宝、だったのに…… (Tamagawa)
2006-09-28 07:10:27
そうか、小樽市の市章のデザインをそのまま観覧車のカタチにしたのですね。小樽市民も役所の関係者も、これに気づいている人、ほとんどいないのではあるまいか。以前、沼田元氣さんを「こどもの国」に案内したところ、たいへん感激されたことを思い出しました。こんな可愛い遊園地、日本のどこにもないだろう、とのこと。あの観覧車、超ミニですが展望は巨大観覧車にも匹敵するわけで、良く考えられてもいます。宮沢賢治の「虔十公園林」じゃないけれど、何がほんとうに大切なものだったのか、何十年も経たなければ分からないのかなあ。
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大切な場所 (asano)
2006-09-28 08:54:47
浅野も小樽公園大好きです!



tamagawaさん、ご無沙汰です。

tamagawaさんがおっしゃるように

あの観覧車が一回60円、バブルの遺産であるウイングべイの観覧車は一回600円。

でも眺望は匹敵するというのは間違いないです。



公園内にアンパンマンの絵とかを、恐らく職員の方がペンキで描かれていましたが、子ども達にしてみれば、ちょっと違うけど「アンパンマンだぁ」といった喜びが伝わってきます。



巨大化していった遊園地~だけじゃないようなきもしますが~は、多分作る側がどんどん大人の視点で、もっと大きくとか、もっと迫力をとか、もっとスピードをと追いかけていってしまって、子ども達の見る視点からずれていったようなきがします。



本当に大切なものってなんだろうということを考えさせられる場所ですよね。



なくなる前にまた行きたいんですね







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残せるものなら (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2006-09-29 04:46:28
>tamagawaさん、asanoさん

コメントありがとうございます。

ほんとうにもったいない話です。

なんとか残せる道はないものでしょうか。

観覧車だけでも。

「日本一小さな観覧車」

というのは、けっこうアピールすると思うんですけど。
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行ってみたい (sue)
2006-10-01 22:29:35
この遊園地のことは今年の鉄路写真展で、「あいの里」さんが「さよならこどものくに」みたいな展示をしていたので、もう終わっていたかと思っていましたが、、、、そうか来週までですか。行ってみたい。そういえば先週、幌内の三笠鉄道村に行ってきたんですが、ここもかなりお勧めです。SLホロッキー号や電気モーターで動く「新幹線」などにのれます。たしか2百円とか3百円とかで安い。意外に旧国鉄のキハやラッセル車などの間をすり抜けて走る「新幹線」が良かったです。自分とほぼ同い年の昭和30年代の車両が風化しつつ展示されているというのも感慨深いものがありました。
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三笠鉄道村 (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2006-10-02 21:14:28
sueさん、ごぶさたしています。

小樽の遊園地はオススメですよ。観覧車は60円です。

三笠の鉄道村については、下のエントリで紹介しています。



http://blog.goo.ne.jp/h-art_2005/e/506907a7c08e9c0a966ba37a2de2ed5d
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