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■小樽ゆき物語 ガラスアートギャラリー (2018年11月6日~19年1月31日、小樽)。2019年1月小樽散歩・1

2019年01月10日 20時55分19秒 | 展覧会の紹介-工芸、クラフト
 「駅構内のアート展」というと、常設の壁画や小規模なものが連想されますが、これはけっこう本格的。市内八つのガラス工房が、単にアクセサリーなどを並べるだけではなく、工夫を凝らした展示をしています。

 列車で小樽駅に降りた人はいやでも目に入るでしょうが、都市間高速バスや自家用車で小樽に来た人も、駅舎まで足を伸ばしてみてもいいと思います。



 「小樽il PONTE」の「すのーばとる」。
 
 全体として、雪だるまやペンギンなどを題材にした作品が多い中、これはネコでしょうか。



 「glass work・fu~ga」の「swing snowman」。

 雪だるまが空を飛ぶ楽しい作品。

 ほかに
ザ・グラススタジオ イン オタル
イメージ・グラス
KIM GLASS DESIGN
北一硝子見学工房
glass art N+・グラス
硝子工房NAKAMORI
が出品しています。


 小樽ゆき物語は、小樽観光協会が取り組んでいる冬のロングランイベント
 道内はウインタースポーツ関係でにぎわう一部地区をのぞけば、冬場の観光集客が課題になってきました。
 小樽は、2月前半の「雪あかりの路」が有名なイベントになっていますが、秋の終わりから「雪あかりの路」までの冬前半のてこ入れ策として、「ゆき物語」がスタートしたようです。
 おとなりの余市町でも「余市ゆき物語」が同時に開催されています。

 昔の小樽は漁具のガラス玉生産が盛んでしたが、1970年代には北一硝子など数社を残すまでに減りました。
 その後、観光客向けの需要で息を吹き返し、個人のスタジオも増え、すっかりガラスのマチとして定着しています。



2018年11月6日(水)~19年1月31日(木)
JR小樽駅構内

小樽観光協会のサイト「おたるぽーたる」





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