(2023年10月17日から続く)(札幌に帰る―白老日帰りの旅その9 から続く)
実は2023年秋に撮影した、胆振管内白老町内の野外彫刻が、何本もアップできないままでいます。
とりあえず、同町の新しいギャラリーで個展を開いた札幌の彫刻家國松明日香さんの作品を紹介します。
国松明日香(國松明日香)さんといえば、鉄による軽快な空間構成の作品を思い浮かべるでしょう。
しかし若いころは、このようなオーソドックスな人物像も手がけていました。
野外彫刻やパブリックアートでこのような作風の彫刻は、ほかには札幌・ススキノの「出逢い」ぐらいしか思いつきません。
ある意味、貴重な作品だといえそうです。
白老町の公式サイトによると、幕末の安政3年(1856年)、幕府の命令により仙台藩が北方警備の拠点である陣屋をつくったのだそうです。
和人に圧迫されたアイヌ民族の労苦は言うまでもありませんが、その一方で
「おまえたち、ロシアが心配だからちょっと蝦夷地に行ってこい」
と、遠くまで単身赴任を余儀なくされた当時の武士たちも大変でした。
白老は、道内ではかなり過ごしやすい気候ですが、江戸時代はまだ稲作も始まっていないし、かなりの不便があったものと思います。
わらじ・脚絆姿の足元に
「85 明」
と刻まれ、1985年の作であることがわかります。
先に述べたとおり、この作品が白老町と彫刻家を結びつけるきっかけになったのでした。
過去の関連記事へのリンク
國松明日香「大地」(オホーツク管内遠軽町白滝)
國松明日香「茜雲#2」(上川管内東神楽町)
國松明日香「テルミヌスの風」
■国松明日香「DANCING CRANE」
■「MUSE」
國松明日香「休息する翼-家族」
國松明日香「四季の詩」
■「雪だるまをつくる人」
■「移ろう月」
■「MUSE」
■「北の翼」
■國松明日香「回顧と近作」 (2024年6月8日~7月7日、胆振管内白老町)
札幌ミュージアム・アート・フェア2020-21
【告知】2 + 2 Two plus Two 北海道・光州美術交流展 (2019、画像なし)
■國松明日香の今日展 (2017)
■目で楽しむ音楽展 (2015、画像なし)
■國松明日香展-風、水面ふるわし、そよぎゆく光 ■続き
■北海道立体表現展(06年、画像なし)
■WAVE NOW 06
■國松明日香展(05年、画像なし)
■國松登と國松明日香展(02年、画像なし)
■國松明日香展「彫刻家の内庭」(01年)
実は2023年秋に撮影した、胆振管内白老町内の野外彫刻が、何本もアップできないままでいます。
とりあえず、同町の新しいギャラリーで個展を開いた札幌の彫刻家國松明日香さんの作品を紹介します。
国松明日香(國松明日香)さんといえば、鉄による軽快な空間構成の作品を思い浮かべるでしょう。
しかし若いころは、このようなオーソドックスな人物像も手がけていました。
野外彫刻やパブリックアートでこのような作風の彫刻は、ほかには札幌・ススキノの「出逢い」ぐらいしか思いつきません。
ある意味、貴重な作品だといえそうです。
白老町の公式サイトによると、幕末の安政3年(1856年)、幕府の命令により仙台藩が北方警備の拠点である陣屋をつくったのだそうです。
和人に圧迫されたアイヌ民族の労苦は言うまでもありませんが、その一方で
「おまえたち、ロシアが心配だからちょっと蝦夷地に行ってこい」
と、遠くまで単身赴任を余儀なくされた当時の武士たちも大変でした。
白老は、道内ではかなり過ごしやすい気候ですが、江戸時代はまだ稲作も始まっていないし、かなりの不便があったものと思います。
わらじ・脚絆姿の足元に
「85 明」
と刻まれ、1985年の作であることがわかります。
先に述べたとおり、この作品が白老町と彫刻家を結びつけるきっかけになったのでした。
過去の関連記事へのリンク
國松明日香「大地」(オホーツク管内遠軽町白滝)
國松明日香「茜雲#2」(上川管内東神楽町)
國松明日香「テルミヌスの風」
■国松明日香「DANCING CRANE」
■「MUSE」
國松明日香「休息する翼-家族」
國松明日香「四季の詩」
■「雪だるまをつくる人」
■「移ろう月」
■「MUSE」
■「北の翼」
■國松明日香「回顧と近作」 (2024年6月8日~7月7日、胆振管内白老町)
札幌ミュージアム・アート・フェア2020-21
【告知】2 + 2 Two plus Two 北海道・光州美術交流展 (2019、画像なし)
■國松明日香の今日展 (2017)
■目で楽しむ音楽展 (2015、画像なし)
■國松明日香展-風、水面ふるわし、そよぎゆく光 ■続き
■北海道立体表現展(06年、画像なし)
■WAVE NOW 06
■國松明日香展(05年、画像なし)
■國松登と國松明日香展(02年、画像なし)
■國松明日香展「彫刻家の内庭」(01年)
(この項続く)