北海道美術ネット別館

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2019年1月7~9日は8カ所

2019年01月10日 08時59分04秒 | つれづれ日録
 7日(月)

 4日に続き、本年2回目の出勤。

 正確には3度目なのだが、6日(日)は休日にもかかわらず、残った仕事を片付けに会社に行ったところ、サーバがメンテナンス中とのことで、作業ができなかった。

 朝起きて雪かきをし、前日にやりのこした作業のため1時間半ほど早く出勤し、さらに通常業務のほかに打ち合わせ、翌日の下準備などもあり、事実上の初日としてはそこそこくたびれた。
 ギャラリーめぐりは無し。



 8日(火)

 7日の埋め合わせというのではないのだけれど、仕事がはやめに終了。

 六花亭札幌本店のギャラリー柏で「現代作家シリーズ vol.Ⅲ 日高理恵子 木を、空を、見る」

 中庭に設置中の澁谷俊彦さんのインスタレーションものぞいてみたが、日没後は、雪上に見えるはずの色がわからない。

 らいらっく・ぎゃらりいで、伊藤三千代さんのインスタレーションを見る。
 このギャラリーで時々ある、ガラス越しに見る形式。

 スカイホールとさいとうギャラリーは、新年らしく日本画の展覧会。

 スカイホールは全室で「みなもの会新春展」。
 中野邦昭さんの教室展。数年前のマチエールこだわりまくり現象は影を潜め、オーソドックスな、花、猫、人物、風景などを写実的に描いた作品がほとんど。
 札幌のほか、美唄、苫小牧、帯広もふくめ80点余り。1人1ないし2点。
 主宰の中野さんは「三角山のふもと」「月の日(天の川)」を出品。札幌西郊の山を遠景に、手前の郊外の冬を含めて写実的に描いた、縦長の2枚。とりわけ後者は、空にちりばめられた星々が雪片になって降ってくるような美しい情景を描いている。
 ほか、片岡淑子さん「春宵」がきれい。春先、芽吹いたばかりのヤナギの木を右側に描き、余韻を感じさせる。
 谷地元麗子さん「鞠猫」は旧作だと思う。
 目録で、廣田寛子さん「スケッチ」となっているのは、会場では「夏野」という題だった。

 さいとうギャラリーは、北海道日本画会(北日展)新春会員展と新田志津夫日本画展。
 北日展は、ほとんどが3号以下のごく小さな絵。花を写実的に描いた絵が多い。
 新田さんにはじめてお会いした。

 いずれも13日まで。



 9日(水)

 小樽へ。

 その前に、ふたたび六花亭札幌本店へ。
 澁谷さんのインスタレーション、昼のほうが見やすいが、もう少し雪が積もってほしい。

 札幌駅に行ったら、ちょうどエアポート小樽行きが出るところだったので、乗る。
 車内は混雑していたが、なんとか座れた。

 小樽駅のロビーで、市内のガラス作家の展示をやっていて、これはおもしろかった。

 似鳥美術館の斎藤清展が楽しみだったのだが、冬の間水曜休みだということを知らず、がっかり。

 市立博物館の運河館に行った後、手宮まで散歩。

 その後、中央バスの市内線で小樽駅の近くまで戻り、市立美術館で中村善策と小樽・風景画の系譜(~2月24日)。

 帰路は都市間高速バスで。

 小樽での散歩については別項で書きます。


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