(承前)
全道展会員で、札幌のベテラン彫刻家小野寺紀子さんが1980年に設置した作品。
直立した、裸体の男性像です。ごらんのとおり、筋骨隆々です。
右手は横に垂らし、左手は腰にあてています。足は少し開き気味で、片脚をわずかに前に踏み出しています。
きりりとした表情で、まなざしは東のほうを見つめています。
小野寺さんが全道展の会員に推挙されるのは83年ですから、当時としては新進気鋭の作家に発注したというところでしょうか。
小野寺さんと留辺蘂との縁については、わかりません。
色合いからみて、ブロンズではなく、セメントかコンクリート製だと推察されます。
留辺蘂町体育館の落成に合わせて置かれたようです。
ただ、おもしろいのは、正面には「躍動」と明記されているのに、横の銘板には「青少年像」と書かれていることです。
小野寺さんは道新文化センターでテラコッタ彫刻の教室を持っており、毎年、道新ぎゃらりーでその展覧会を開いています。
さて、留辺蘂町市街地の野外彫刻については、次項でいったん終わる予定です。
過去の関連記事へのリンク
小野寺紀子「希望」 岩見沢の野外彫刻(4)
■若き星たち(函館の野外彫刻)
■MEMORY(岩見沢の野外彫刻)
■小野寺紀子 ESPOSIZIONE (2018)
■風の中の展覧会(08年秋)
■風の中の展覧会IV(07年)
■風の中の展覧会(06年)
■風の中の展覧会II(2005年)
・JR留辺蘂駅から約2.3キロ、徒歩29分(特急が停車します)
・JR西留辺蘂駅から約1.18キロ、徒歩15分(普通列車のみ)
・JR北見駅前ターミナルや、留辺蘂(=留辺蘂駅前)から北海道北見バス「旭南団地入口」行きに乗り「留辺蘂町体育館」で降車、すぐ(北見から所要52分、留辺蘂から8分)
全道展会員で、札幌のベテラン彫刻家小野寺紀子さんが1980年に設置した作品。
直立した、裸体の男性像です。ごらんのとおり、筋骨隆々です。
右手は横に垂らし、左手は腰にあてています。足は少し開き気味で、片脚をわずかに前に踏み出しています。
きりりとした表情で、まなざしは東のほうを見つめています。
小野寺さんが全道展の会員に推挙されるのは83年ですから、当時としては新進気鋭の作家に発注したというところでしょうか。
小野寺さんと留辺蘂との縁については、わかりません。
色合いからみて、ブロンズではなく、セメントかコンクリート製だと推察されます。
留辺蘂町体育館の落成に合わせて置かれたようです。
ただ、おもしろいのは、正面には「躍動」と明記されているのに、横の銘板には「青少年像」と書かれていることです。
若者が未来に限りない夢と
希望を抱き健康でたくましく
成長することを願って………
昭和55年5月
体育館の落成を記念して
贈 町体育協会長 延松鉄雄
制作納入 (株) サッポロファンシー
小野寺さんは道新文化センターでテラコッタ彫刻の教室を持っており、毎年、道新ぎゃらりーでその展覧会を開いています。
さて、留辺蘂町市街地の野外彫刻については、次項でいったん終わる予定です。
過去の関連記事へのリンク
小野寺紀子「希望」 岩見沢の野外彫刻(4)
■若き星たち(函館の野外彫刻)
■MEMORY(岩見沢の野外彫刻)
■小野寺紀子 ESPOSIZIONE (2018)
■風の中の展覧会(08年秋)
■風の中の展覧会IV(07年)
■風の中の展覧会(06年)
■風の中の展覧会II(2005年)
・JR留辺蘂駅から約2.3キロ、徒歩29分(特急が停車します)
・JR西留辺蘂駅から約1.18キロ、徒歩15分(普通列車のみ)
・JR北見駅前ターミナルや、留辺蘂(=留辺蘂駅前)から北海道北見バス「旭南団地入口」行きに乗り「留辺蘂町体育館」で降車、すぐ(北見から所要52分、留辺蘂から8分)
(この項続く)