けさ(2016年12月8日、北海道配布)の毎日新聞を見たら「この1年 書」という記事が載っていました。
http://mainichi.jp/articles/20161206/dde/018/040/016000c
もう年末の回顧ものの季節なんだ、早いな~と思いました。
ところで、アートに関する書き手のなかで、筆者がもっとも尊敬しているひとりは、毎日新聞の書道担当、桐山正寿記者です。
彼は以前から、道内で注目すべき展覧会があれば、東京から足を伸ばして見に来るのです。
こういう記者やジャーナリストはほかにはいません。
今年の年末回顧でも、収穫として挙げた五つの書展のうち一つは、8月に札幌市資料館で開かれた「大川壽美子書展」です。
さらに、今年の収穫として七つの個展を挙げていますが、その中に、10月にスカイホールで開いた「山田太虚傘寿記念書展」が含まれています。
また、道立函館美術館の「金子鷗亭の世界」(鷗は鴎の正字)にもふれています。
けっして長くはない文章の中で、道内の書の展示を三つも挙げているのは、やはりすごいといわざるをえません。書道王国=北海道の面目躍如であると同時に、それをきっちりと受け止めて全国に向けて発信してくれる記者がいることのありがたみを、あらためて感じるのです。
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毎日新聞「書の世界」が、創玄展での北海道勢の活躍を特筆
ことしの「この1年 書」(毎日新聞)
毎日新聞文化欄「この1年 書」から。道内の書展をきちんと全国の書の動向の中で位置づけている文章 (2009)
http://mainichi.jp/articles/20161206/dde/018/040/016000c
もう年末の回顧ものの季節なんだ、早いな~と思いました。
ところで、アートに関する書き手のなかで、筆者がもっとも尊敬しているひとりは、毎日新聞の書道担当、桐山正寿記者です。
彼は以前から、道内で注目すべき展覧会があれば、東京から足を伸ばして見に来るのです。
こういう記者やジャーナリストはほかにはいません。
今年の年末回顧でも、収穫として挙げた五つの書展のうち一つは、8月に札幌市資料館で開かれた「大川壽美子書展」です。
大川壽美子書展(8月)は、「かなの美」を味わいつくそうという壮大な意欲が満ちあふれていた。日本文学史総ざらいという趣。
さらに、今年の収穫として七つの個展を挙げていますが、その中に、10月にスカイホールで開いた「山田太虚傘寿記念書展」が含まれています。
また、道立函館美術館の「金子鷗亭の世界」(鷗は鴎の正字)にもふれています。
けっして長くはない文章の中で、道内の書の展示を三つも挙げているのは、やはりすごいといわざるをえません。書道王国=北海道の面目躍如であると同時に、それをきっちりと受け止めて全国に向けて発信してくれる記者がいることのありがたみを、あらためて感じるのです。
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毎日新聞「書の世界」が、創玄展での北海道勢の活躍を特筆
ことしの「この1年 書」(毎日新聞)
毎日新聞文化欄「この1年 書」から。道内の書展をきちんと全国の書の動向の中で位置づけている文章 (2009)