くたびれきって、昼すぎまで寝ていた。
午後3時になってようやく外出。ダム・ダン・ライさんの新アトリエでオープン記念展をあすまで開いているので、見に行くことにする。
バスと地下鉄で札幌駅まで行き、快速電車に飛び乗り手稲へ。
手稲駅でバスに乗り継ごうとしたら、張碓(はりうす)行きの便は5分前に出たばかりのよう。次のバスまでは20分もある。どうやって時間をつぶそうかと、まず小用を足して、ト . . . 本文を読む
セラミックアートセンターというと、陶芸とかやきもののイメージが強いですが、ガラスの作品収集や展覧会にも力を入れています。窯で焼成するという点ではガラスも同様ということなのでしょうか。
とりわけ今年の特別展は、陶芸にスポットを当てたものが少なく、柿崎均さんの個展と、この豊平硝子の展覧会が、目を引く企画になっています。
(あと、鳥瞰図の展覧会もおもしろかったけど)
この展覧会では、豊平硝子で製 . . . 本文を読む
茶廊法邑へ向かう足取りは重かった。
法邑が気に入らない場所だとか佐野妙子さんの絵を見たくないとか、そんなことではもちろんない。
さいきん、毎朝、やたらと体がだるいのだ。
雪道を踏みしめながら思う。
いったいじぶんという存在は、なんなのかと。
なにか、とりえがあるのだろうか。
美術について基本的な勉強を積んだわけでもないし、油絵が描けるわけでもない。
むろん、人並みはずれた美意 . . . 本文を読む
ことしの11月は、前半が「秋」、後半が「冬」と、きれいに分割されてしまったみたいだ。
連日、真冬のような寒さがつづく。
都心では、それほどでもないけれど、自宅の周囲は、かなり雪が積もっている。
22日は朝から晩まで仕事のため、帰り際、東急画廊(さっぽろ東急5階)に寄ったのみ。
旭川の大谷夫妻の染色展。近年はわりと抽象的なデザインの多かった大谷泰久さん、今回は、オヒョウなどの魚を大きくあ . . . 本文を読む
佐野さんの絵は、ことしの道展でも見た。
今回の個展にも出品されていた「絹糸の夜を紡ぐ」という作品だ。
だけど、そのときは、正直なところ、それほど強い印象は残らなかった。
むしろ、人間の描き方が中途半端なように感じられた。
今回の個展は、ギャラリーでは初めてのもので、ちょっとした回顧展のようになっている。
全体を見て、この絵はいわゆる人物画ではなくて、いろいろな色が飛び散っている背景も含 . . . 本文を読む
「水彩」の名を掲げた全国的な公募展は筆者の知っている範囲では、日本水彩画会と水彩連盟の二つがあります。
前者は以前から北海道支部展を毎年夏にひらいており、道展の水彩部門とかなり出品者がだぶっていますが、水彩連盟のほうは、事実上昨年から道内での支部展覧会が始まりました。
画風でいえば、水彩画会に抽象の描き手がいる一方で、連盟のほうに写実を描く人もいますから、いちがいには言えないのですが、アクリ . . . 本文を読む
筆者はずーっと会場にいたわけではないので、雰囲気をすこしだけつたえることにします。
今月いっぱい、美術だけでなく演劇や音楽などさまざまな催しからなる「さっぽろアートステージ2007」が展開されていますが、「ART! MEET! MART!」もその一環。
まあ、てっとりばやくいえば、アートのフリーマーケットなんですが、単にお店のブースが出ているだけではなく、いろんなプログラムがあったよう . . . 本文を読む
20日。
雪のち雨。
仕事帰り、ふたたび富士フイルムフォトサロンに行き、ウリュウユウキ写真展で旅の余韻に浸る。
その後、紀伊國屋書店2階ギャラリーに寄り、帰宅。
21日。
雪のちくもり。
朝、自宅を出るとき、盛大に転んだ。
冬の顛倒(てんとう)、第1号。
きょうは2カ所。
茶廊法邑(佐野妙子油彩展)
→ガンゲットダイマ
二条市場のなかの、まるで北海道らしくない路 . . . 本文を読む
サッポロファクトリーへの道をあるいていると、偶然、北門信用金庫(滝川)の札幌支店に
「ほくもん美術サロン」
なるものがあるという看板を発見した。
南1条通りは、市民ギャラリーへの行き帰りに、何度も歩いているはずなのに、これまでぜんぜん気がつかなかった。
客のいない支店内に入り、エレベーターで5階に上がると、秋山沙走武(すすむ)氏(1930-2001年)の乾漆彫刻約30点がならんでいた。
. . . 本文を読む
このブログをお読みのかたにはおなじみでしょうけど、ウリュウさんは札幌在住のフォトグラファー。モノクロフィルムにこだわり、この数年はとても精力的に制作、発表(個展、グループ展)をしています。
今回は、ウリュウさんの個展歴でも、最大規模のもの。一部、ことし5-6月にgallery new starでひらいた個展で発表した作品もありますが、ほとんどは未発表の新作です。
冒頭の画像は、ウリュウ . . . 本文を読む
銀彩や泥彩など、特徴あるうつわを制作する札幌の陶芸家。北のクラフトプロジェクト「いぷしろん」のお店や展覧会でよく見かけるので、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。東京でも定期的に個展をひらいています。
今回は、土鍋がメーンの展覧会。
2004年に、今はなきmarbleでひらいた個展(下記のリンク先参照)でならべたボウルに、ふたがついた格好です。
さすが、やぼったい感じはなく、食卓にあい . . . 本文を読む
室蘭の陶芸家、毛利史長(ふみおさ)さんは、ことしはずいぶん札幌で発表の機会を持ちました(偶然らしいですが)。
今回は、10月の2人展でならべたオブジェや絵画のほか、青白磁や粉引の親しみやすいうつわも展示しています。
冒頭の画像で机の上に並んでいるのは、砕いた陶土を表面に貼り付け、文字を刻印した「SALAD DADA」のシリーズ。
題名は、しゃれと言うか、言葉遊びです。
机の下には、 . . . 本文を読む
まずおわびしなくてはならないのは、別エントリですでに書きましたが、筆者が、2会場のうち、「ギャラリー門馬」会場を「ギャラリー門馬アネックス」だと、すっかり勘違いしていたことです。
北海道美術ネットの本館のほうには、正しく書かれていますが、「北海道美術ブログ」のほうは、誤っていました。
もし筆者と同様、間違えた方がいらしたら、ほんとうにすいません。
さて、ことし6月に亡くなられた門馬よ宇子 . . . 本文を読む
大寝坊。
休み(今週末の代休)なので14カ所ぐらいはまわれるかなーと思っていたけれど、7カ所どまり。
富士フイルムフォトサロン(ウリュウユウキ写真展、21日まで)
→キヤノンギャラリー
→石の蔵ぎゃらりぃ はやし(毛利史長彫刻展、20日まで)
ここでフォトグラファーのYさんにばったり会い、車でのギャラリーまわりに同行させていただく。
→ギャラリー紀
→ギャラリー門馬
昨夜はすっか . . . 本文を読む