まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

「林住期」について・・・の補足なんぞ・・・

2008年06月06日 | 自然
 前に・・・「林住期」のお話をしたことでした・・。なぜ・・後期高齢者が・・75歳からなのか・・・みたいな・・。

 で・・・県立図書館で探したのですが・・・「貸し出し中」。しかも予約が8件も・・。こりゃ・・だめだわ・・・ということで、本のデータを調べて・・・宮脇書店の大きなお店に行って探してみた・・・。

 本屋さんていうのは・・・図書館と違って・・・、どこに何があるのかがわからない・・・。探して探して・・・・、とうとう見つけました・・・。

 

 五木さんの本はよく読むのだけれど・・・これは・・・あんまり感動しなかったし、こころが動かなかった・・・。

 要するに・・・人の一生を・・・25年ごとに区切って・・・、

  0歳から25歳までを 学生(がくしょう)期、
 26歳から50歳までを 家住(かじゅう) 期、
 51歳から75歳までを 林住(りんじゅう)期、
 76歳からあとを・・・ 遊行(ゆぎょう) 期と区分したもの。

 五木さんは・・・古代インドではそうして区分して生活していたというのだけれど、昔の人がそんなに長生きしていたとは思われない・・。戦前戦後まで・・人生50歳説がまかり通っていて・・・60歳まで生きられたら大騒ぎして喜んだ・・。

 

 確かに・・・お釈迦様は・・「学生期」があって・・深い思索にふけられ・・・、家住期を過ごして・・こどものラーフラが生まれた。跡継ぎができたからと・・・王位を捨て・・・出家して・・・林に住んだ・・・。そこで・・悟りを開かれて・・・あとは・・・遊行の日々をおくられた・・・。

 それと・・・25年ごとに区分とは・・・全く関係がないと思うのだけれど・・。

 ま・・、学生期は・・・学びの時期。家住期は・・・家庭を作り・・ある程度の財産を築き・・・、林住期には・・・ゆったりと過ごし・・・遊行期には・・・残りの人生を・・楽しむみたいな生活をしなさいよ・・というているのかもしれないのだが・・。

 さて・・・、この前に・・・久々に長い時間をお寺で過ごしたのだけれど・・・。その時に・・・「庄松:しょうま」さんをもっと・・全国、全世界に発信しなければ・・・みたいなお話があって・・・。

 私もなんとかしなければ・・・みたいなことを考えてはいたのだけれど・・、この庄松さんって・・・どう・・とらえればいいのかが問題で・・・。若い頃には仏教フォーラムで・・この人のお話を連載したことがある・・・。もちろん、賛美する立場で・・。

 

 でも・・、おじいちゃんたちに聞いた・・・素顔の庄松さんていうのは・・そんなじゃない・・・。多分に美化されて、賛美されすぎて・・・全く違う庄松さん。

 だから・・・素直に・・・みんながいうような人だとは思えない・・。

 でも・・立場上・・・庄松さんはすばらしい人なんだ・・・というしかないのかなぁ・・・などと思ってしまって、今は・・・何も書けないし・・・言えないし、話せない・・・。そこで・・・リンク集を見てもらうことにした・・。

 庄松堂

じゃぁ、また。

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