まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

おまけ>せんじょうかめらまんの見たふるさと

2011年03月04日 | 歴史

 さてだ・・・、奥方が夜勤のためにお昼寝をしているので、その邪魔をしては悪いというので、肌寒い風の中を・・・午後からもお散歩だ・・・。文字通り・・「亭主元気で留守がいい・・」みたいなもんだ。

 で、今日は・・・いつもとは違う道筋を歩いてみた・・・。小学生の頃に学校に通った道みたいなところを・・・。でも、幾分かは道路が変わっているみたいだった・・・。

 

 これは・・・幼稚園だろうかね・・・。最近の建物とかにはうといものだけれど・・。するとねぇ・・・。ここから・・。

 「せんじょうかめらまん・・・わたなべよういちぃぃ・・・」って、かわいい声が・・・。最近のお子はかしこいっていうか・・・すごいねぇ・・。この幼稚園の窓から・・・「せんじょう・・かめらまん・・・・」の大合唱が・・。私のデジイチが見えたんだ・・・。私も仕方なく・・・手を振ったけれど、それで良かったのかしらん。今夜のニュースに・・「幼稚園にカメラを持った不審者現れる・・」とかなんとか・・・。最近は難しい時代になったもんだ・・。

 そこから・・・北上して・・・小学校を過ぎ、旧の商店街を歩いて・・(これはまた別途機会があれば)、ここに行ってみた・・・。

 

 “地元密着”を謳っていながらブログ六年目にして初めて行ってきました・・・。いうとらん・いうとらん・・。地元密着なんて謳ったことはないこのブログ・・・。なんでもありのなんでもなし・・・。ありのママならばったがパパよ・・・。

 この山は何かというと・・・。

 

 という・・・特別クラスの史跡の大古墳らしい・・。らしい・・て、うちの町にある有名なものなんだけれど。でも、小学校・中学校を通じて、ここに見学に行ったとか勉強に行ったとか、発掘に行ったとかということは一度もないし、説明を受けたこともない・・・。誰が埋葬されているのかも知らないし、いつごろに作られたのかも知らない・・・。

 

 こういう山だからね・・。私が中学生の頃、この頂上にお墓があるのかと思って登ったんだけれど、小さな神社があるばかりで何もなかった・・・。ないはずだ・・。これ全体がお墓なのだって・・・。俗に言う・・「前方後円墳」、手前が四角い「方墳」で、奥側が「円墳」・・・昔の「鍵穴」みたいな形になっている・・。

 

 南側から見たお墓・・・。森になっているのが後円部。平らになっているのが全方部。ここに見える茶色の屋根の民家・・・。今は廃屋になっているが・・・。

 

 こういう建物だった・・・。昭和初期の標準的な農家の建物・・・。手前中央に増設された便所がわかる。向こう側の入り口を入ると土間。そして部屋は二間。

 

 裏側に回ると・・・手前中央に増設された「釜屋:台所」と、張り出した「風呂場」が見てとれる・・。こうした史跡の中に残されているのには何かしらの事情があるのかね。周囲の田んぼは耕作放棄地みたいになっているし・・。

 

 これが平面図。県道が・・・古墳の一部をえぐり取って通過している。当時は・・・古墳だとは考えてもみなかったんだろうね。あまりにも大きすぎたから・・・。だから、民家も数軒が建っていたし、水田とか畑とかも開墾されていた様子・・。

 

 で、この古墳の途中にあるのが、この「西岡弥勒庵:にしのおか・みろくあん」。この中央にある割れたような石仏が「みろくぼさつ」で、この前にあった・・・「弥勒通り池」から見つかった石仏なんだそうだ。このことから、このあたりを・・「みろく」といい、「みろく池」とか「みろく自然公園」とか「ゆーとぴあ・みろく」とかと言うのだそうだ・・・。

 

 今日は少しばかりひまだったもので、二部構成になってしまった・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


音もなく 弥勒菩薩の 肩に雪

2011年03月04日 | 自然

 昨夜からの雪はたいしたことがなかったが、朝方からはまたも雪になった。それでも降り積むまでにはならなかったので、ゴンの散歩が終われば・・・みろく公園まで朝の運動に出た・・・。

 

 今日は奥方が泊り勤務なので、昼寝の邪魔をしては悪いと・・・外に出た・・。毎度のことだ。九時半に我が家を出て・・・10時前にはみろく自然公園のサッカー場に着いた。

 

  右上の家族連れのイラスト前にあるサッカー場だ。そこから・・右下に向かう遊歩道をくねくねと歩いて・・・右端にある・・・茶色の展望台まで行く・・。この絵では近く描いてあるが・・けっこう・・遠い。で、今日のお昼は・・・左上部分にある・・「みろくふれあい市場」になるコース・・・。

 

 真ん中あたりの赤い線が遊歩道で、真ん中下部が三石山展望台。その右の・・・赤くにじんだようになってるのが、私んち・・周辺。

 

 みろく自然公園のキャンプ場南側にある 180m 前後の痩せた稜線の縦走があじわえる場所。遊歩道は整備されていて歩きやすい。だれが名付けたのか「みろくアルプス」というが、風化した花崗岩がポロポロしていて痩せ尾根を形成しているところもあり、少しばかりの慎重さも必要かも。

 

 ま、こういう広い道ばかりではなくて、あぶなっかしい場所もあるのだけれど、気楽に昇れる展望台巡りのお散歩コースかも知れない・・・。

 

 この頃には雪も止んで青空が見えだしてきた・・・。中年のご夫婦が先になり、後になりながら・・ここまできて、さらに・・この先にある山頂のほこらまで行くのだという・・・。私・・・、大きな声では言えないけれど・・・小さな声では聞こえない・・・。坊さんのくせに・・・信心が薄いのだ・・・・。頼るものは阿弥陀さん一仏のみ・・・。

 

 あの・・・雪空がうそのようになった一瞬・・・。この直後・・・、またも・・雨交じりの吹雪になって・・、デジイチ片手に山道を転げるように下ったわさ・・・。

 で・・・話は飛ぶが・・・、今日のお昼はここになった・・。

 

 安易と言えば安易。堅実と言えば堅実・・・。みろく公園を下りきったところにある・・・「道の駅みろく」に隣接する「みろくふれあい市場」にある「ふれあい食堂」に入った・・・。なにせ、歩いてきたのだから・・・、これ以上、遠くへは行けそうもない。

 

 で、今日は・・・肉うどん・・・450円なり。それに・・自販機で260円だったかの缶ビール。貧しい昼食と言えばそうかも知れないが・・・、けっこう、おいしかった・・。

 

 天候がよくないせいか、私の感性のなさか、あんまりきれいな写真にはならない・・。これでも梅なんだ・・・。誰か、「うめぇ~」と言ってくれ・・。

 

 そんなこんなで、今日も終わった・・・。

じゃぁ、午後からの第二部に続く・・・。


ツイッター

<script type="text/javascript" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>