まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

旅に来て 空の重さや 弥生尽

2011年03月30日 | たまには旅など・・。

 さて・・・、横浜散歩で疲れた身体を・・・川崎の弟のおうちで休めて・・・、今日はお江戸の散歩。今日が本来の目的地・・。

 その目的地の資料館が開いているのは・・・「水曜日の午後1時から17時まで」だというので、午前中をどするべぇ・・ということで、お台場にある・・船の科学館に行くことにした。ここも東北の地震の影響でお休みをしていたのだが、私らのために特別にあけてくれることになった・・。本当は・・春休みになったということから開館してくれたものらしい・・・。

 

 ここでは・・船に関することがたくさん勉強できる。大きな船の形をした建物は一階から六階まであって、さまざまな海や船のことがわかる・・・。

 

 戦艦大和もいれば和船や潜水艦もいるし、屋外展示では「青函連絡船羊蹄丸」という連絡船もいるし、砕氷船宗谷もいる・・・。まさに船の科学館・・・。ところで・・咸臨丸もいるんだろうか・・・。

  ここがお休みならば・・・靖国神社の就遊館でも行こうかと考えていたのだが、私らの意向をくんでくれて開館してくれたのはありがたい・・・(ほんまかいな・・・)。

 

 で、お昼はおいしいラーメンでも食べて・・・元気をつけて・・・。

 

 今回のメインの目的地はここ・・。海上保安庁海洋情報部。つまり・・だ。さぬき広島にある「英国士官レキの墓」を調べていると、「英国海軍測量船シルビア号」を調べなくてはならない。そのシルビア号に関する資料がここにあるというのだ・・。

 

 で、さぬき広島では「英国士官レキ研究会」というものが立ち上げられたが、いろいろな事情があって、今回、私だけがここに来ることになった。そのついで、まごのはやてちゃんが監視役で、いとこのケイゴ君が道案内ということになったことは先に説明した通り・・。

 

 これは・・・「秘密海図」軍事機密の海図で、軍港や艦船の投錨地などが記入されたもの。

 これは六分儀という天体観測用器具。デジタル設備やコンピュータ機器のない時代に、海洋測量や水路図誌作成にかかわってきた先人達の貴重な資料がここにはある。

 

 これは・・「柳楢悦」。英国測量船シルビア号とともに瀬戸内海を測量した人で、津藩の下級武士だったが、選ばれて長崎海軍伝習所の第一期生として派遣され、勝鱗太郎や榎本武揚らと同期生だった。その後、海軍水路部を創設し、明治四年には海軍少佐に昇進、春日の艦長として北海道沿岸の測量をした。

 これが・・今の・・海上保安庁海洋情報部の前身であった・・。

 

 そのつながりとして働いたのが・・・。

 

 後の真珠王となった・・・、「御木本幸吉である。その足跡を追え!」というのが、今回の旅の指令である・・・。さてさて・・、どこまで・・・シルビア号と御木本幸吉の接点はしぼれるのだろうか・・。

 帰路は・・・羽田発 ANA537便 16:55発 18:10 高松着

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


ツイッター

<script type="text/javascript" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>