まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

鷲峰寺(じゅうぶじ)の 森につくつく法師かな

2012年09月25日 | ふるさと散歩

 今日のさぬき地方は気温が19度から27度、湿度が56%から84%と、少しばかり蒸し暑い一日になった。

 

 我が家に届いた、まごのなぎちゃん宛の絵はがきを届けるために出かけたが、それは一応の名目。今日は「二十四輩:にじゅうよはい」の石仏探しが目的だったのだが・・・。

 

 今日はこの「秘密基地」にやってきた。高松市亀水(たるみ)町というても、五色台という山上にぽつんとある「瀬戸内海歴史民俗資料館」というところ。

 

 何の実だろうか、真っ赤に実っている。朝方の空は快晴で気持ちのいい秋日和になった。

 

 ここで、「船主・網元の信仰展」をやっているというのでやってきた。レーダーや海図のない時代、船主や網元は安全と健康を祈るのは竜や仏や八百万の神々たちだった。

 

 これは人形遣いから譲ってもらった「恵比寿」さんだ。こういうものを床の間に飾って、大漁を祈願したものらしい。地元では「よべっさん」と呼んでいたもの。

 

 こちらは「船霊(ふなだま)さん」というもの。嵐になるとこれが音を立てて知らせてくれるのだとか。

 

 これは「十三社飾り」という長さが3メートルもあって、十三の神々をお祀りしてあるもの。

 この展示は、前期は平成24年9月11日(火曜日)~平成24年11月4日(日曜日)、 後期は平成24年11月6日(火曜日)~平成24年12月28日(金曜日)と二部構成で、展示の入れ替えがおこなわれるらしい。

 

 で、今日のおうどんはここになった。高松市国分寺町にある「こだわり麺や・国分寺店」。旧国道11号線、今の県道33号線沿いにあるセルフのお店。

 

 で、看板に大きく書いてある「牛肉おろしうどん」を注文した。480円だった。「お餅入れますか、レタスにしますか?」というのでレタスにしてもらった。「もみじおろし入れていいですか」というので入れてもらった。これが「牛肉おろしうどん」らしい。白い大根おろしはフリートッピングで入れたもの。ま、なんともレタスがおいしかった・・・。牛肉もだけれど・・・。

 

 その後、香西本町とか国分寺の鷲峰寺周辺とかを探したけれど、地理が不案内でよくわからない。お仕事でどこもかしこも歩きつめているはずなのにわからない。勅使町というのは元の会社のあった場所だが、それから先の路地がわからない・・・。

 

 ここだって、ここの前を歩いて通勤したこともあったのに、すっかりと記憶の彼方に消えていた。しかし、ここにも「二十四輩さん」の石仏は見えなかった・・・。そんなんで、今日の石仏探しは全くの失敗・・・。再度、詳しく調べてからリベンジだ。

 

 で、東かがわ市のホームセンターに寄ったついでに、さぬき市の森行地区から家に戻ることにした。ここはさすがに真っ赤になるほどの曼珠沙華・・・。

 

 こちらは構造改善で姿を消してしまうことになる棚田。「古民家カフェ・おてんとさん」前に広がる曼珠沙華・・・・。

 

 今日の掲示板はいつもお世話になっている赤松先生の文字のよう。「いただきますとは、その命に対する感謝と懺悔の言葉である」この簡単な言葉が最近は少なくなった。それはとりもなおさず、い「いのち」の重さを感じなくなったのと同時に、その「いのち」に対する感謝や懺悔の心が失われたからではあるまいか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。


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