朝方は「さぶぅぅ~」というような肌寒さ。水道の水も冷たい!と思ったけれど、気温は18度から27度、湿度は48%から82%。午後からは少し動くと汗が出るほど・・・。車に乗っているとエアコンが必要だった。
昨日のレタス入りのおうどんを見たけいこばぁが、「エエわねぇ~ダンナさんは・・・」と、ひがむもので、さっちゃんがデイサービスに行ったので、おいしいおうどんを食べさせに行くことになった。
行ったのは、高松市仏生山町にある「仏生山法然寺」境内にある「竜雲うどん」。
どこに行っても「かけ」、いつになっても「かけ」を注文するけいこばぁに、「今日は、コレ!」と、「ねぎと温玉のつけうどん(500)」を注文、私は「牛と温玉のつけうどん(600)」を注文した。
右にあるおうどんを左のたれにつけて食べるので「つけうどん」。おうどんが終われば、今度は左奥にあるご飯にタレをかけてスプーンで食べる。
麺が上品でつやがあって、コシがあって、「こんなおうどんははじめて!」とけいこばぁも満足。
その後は、ついでだからと法然寺へ。350*2円の拝観料を払って右手側の書院から上がって拝観させていただく。お内仏を見てから資料室、徳川家の御霊屋(みたまや)へ。
「あ、開くわよ・・」と、ずんずんと奥へ。ここには高松徳川家の歴代の藩主のお位牌が並んでいるのに、ずんずんと進んで行って、お香の香りまで確かめる人・・。
本当はここは拝観順路ではないのに、「開くからいいじゃないの・・」と奥へと進む。
ここは畳から壁の金具からすべてに「三つ葉葵」の御紋が・・。世が世なら打ち首にでもなるような恐れ多いことを・・・。
ここは正式な拝観コースの「本堂」。あれ、おっちゃん、お賽銭調べてるのかなぁ・・。そこ、お賽銭箱なんやけども・・・。 左余間には法然上人さまのお木像と親鸞聖人のお木像が安置してある。
これはその次の建物「祖師堂」にある四体目骨仏の「聖観音菩薩像」。納骨された遺骨を粉末にして仏像にしてあるらしいが、コンクリート製みたいに見える。
その次の間が撮影禁止の「三仏堂」または「涅槃堂」とも言うらしい。だから、ここの写真はない。ないが、廊下にはたくさんの羅漢像なのか高僧像だかが並んでいるし、阿弥陀三尊像や涅槃像には驚かされる・・。
これはお堂の外から小窓越しに撮影したもの。お釈迦様が亡くなられて、嘆き悲しむお弟子さんたちやらたくさんの動物たち・・・。うさぎやブタやらイノシシやら像やらにわとりやら・・・。これだけで350円は安いかなぁと思った。あの徳川家の御霊屋はボーナスみたいなものだった。
その後に行ったのが・・二尊堂、文殊楼、来迎堂を経由して山を登り詰めたところにある「般若台」。つまりは高松徳川家の墓所である。藩主・奥方・縁者など二百あまりのお墓が並んでいる。
こういうお墓、「無縫塔」というが、僧侶のお墓や地位の高い人のお墓に多い。元藩主のお墓はこうした大きな石碑になっている。少し前までは門が崩れていて入ることができたが、近年は門も補修されて施錠しているために現在では入ることができなくなっている。
今日の掲示板はこれ。「なんでもないこと どうでもいいこと 特にならないこと それを大切にする時 人は美しくなる」というのである。「無欲無我」の境地であろうか。欲得を忘れ、自我を捨てて、ありのままに生きるとき、人は(こころが)美しくなる・・というのだろう。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。