まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

雪解けの せせらぎの音 スズメの子

2011年02月15日 | 自然

 今日は打って変わって・・・さわやかな温かい一日になった・・・。青空も見えているし、空気も少しばかりあたたかい・・・。

 朝ドラが終わってから・・愛犬ゴンの散歩を済ませ・・・二階のベランダに積もった雪+屋根から落ちてきた雪を片付けようと思ったのだけれど、朝がたに冷え込んだものだか重くて硬い・・・・。で、やめにした・・。

 これを片付けないと・・・しずくがいつまでも階下に落ちて垂れて・・・洗濯物が干せないのだという・・。それもそうだなぁとは思ったのだけれど・・。

 

 雪は40センチくらい積もっている。先週の雪が溶けない上にまたも降ったものだから・・・。「これはだめだわ・・・」ということで、溶けるまでそのままにしておこう・・と思った。雪の重さは・・水の重さと同じなんだろうか・・。比重って小学校で習ったけれど、水の比重は「1」、雪の比重は??重い雪も・・アスピリンスノーもあるわさ・・。

 

 勝手口は・・・大屋根の下だから・・・1mも積み上がっている・・・。これも・・・そのまんまにして・・雪の写真を撮りに行こう・・と思いついた・・。久々の大雪だから・・・「ピクチャ~ナウ!」だ・・・と、デジイチとコンデジを抱えて北に向かって歩き出した・・・。

 

 これは・・我が家のお庭のスナップ。電話線を巻いていたドラムの上に降った雪・・・。

 

 あたりは・・どこもかしこも・・・真っ白けだ・・。モノクロ写真になったのかと思うような世界・・・。

 

 このあたりに来ると・・・少しばかり・・・カラーが交じってくるようになった。鉄筋の細長い建物は小学校。手前の建物は・・・縫製工場の屋根・・・。

 

 みろく自然公園までは徒歩で15分ほど。距離的には1キロほどかな・・・。時期的には・・温泉に入って・・熱燗でも・・みたいなことだけれど、カメラだけしか持っていないので・・・そのまま・・歩いた。お金さえ出せばタオルも売ってくれるし温泉にも入れるのだけれど・・・。

 

 で、ふれあい市場という産直店にある・・・「ふれあい食堂」に寄った・・・。のども乾いてきたし、おなかも空いてきたし・・。ここは・・・JAさんの冷凍うどんを売ってるし、その冷凍うどんを食べさせてくれる。食べさせてくれる・・・というのは変な表現だけれど。

 

 これが・・・きつねうどんの・・260円。ここは券売機で食券を買う・・セミセルフ。おうどんは作ってくれて、それを受け取って、食べて、食器を返却する方式・・・。

 ついでに、店内の自動販売機で缶ビールを一本。お茶代わりだな・・・。

 

 お店の中はこんな風・・。おばさんが二人いて、おうどんを作ってくれる。ほかにお肉とか冷凍うどんの販売もやっている・・・。

 

 今日は15日だからと・・・サカキ(130円)をふれあい市場で買って・・、近くのコンビニで日本酒の紙パック100円!を買って・・・神棚のお飾り・・・。

 そこからはまたも・・とっとことっとこと歩いて戻ってきた・・。

 

 この黄色い機械は「スクレイパー」という建設機械。全ての土工事において土を削り取り運搬する目的で使用されるが、細かい点でそれぞれに適した作業の違いがある。また、スクレイパーはブルドーザーやトラクターショベルと同様に、単体で掘削・運土・敷均しを一連でこなすことができる。積雪地では除雪車として使用されるときもある。

 これで、道路面の積雪を車体の下に着いている「ブレード」という斜めになった刃で降雪を削って斜めに押し出して道路脇にどかす・・。

 

 それが・・こんな風になって残っている・・。

 午後からは・・・二階のベランダの雪下ろしやら、勝手口付近の除雪やらで終わってしまった・・・。明日には筋肉痛・・・腕とか背中とか・・・・足とかもね・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

 


恥ずかしさ 覆い隠して 雪は積み

2011年02月14日 | 自然

 朝方から冷え込んで粉雪が舞ってはいたのだけれど、そんなにも心配はしていなかった・・。

 

 だから・・山の旧宅に行った時も、我が家がここにあった時には・・・けっこう、雪が降ったのになぁと思ったくらいのことだった・・・。

 午前中は・・・塩飽史談会の資料整理をやったり、狛犬学の資料整理なんぞをやっていた。そのころはなんともなかったし、粉雪が時折に舞う程度のことだった・・。

 

 ところが・・・「田面(たづら)以遠は要タイヤチェーン」という電光掲示板が・・・。「それじゃダメじゃん・・春風亭昇太・・・」ということで、我が家に近い・・・この店でお昼をすますことに・・。

 「さぬき市大川町田面」という地区にある・・・セルフのお店「まなぶ家」だ。少し前には・・うどん粉くさくておいしくないおうどんやなぁ・・ということで、しばらくは寄りつくことをしなかったのだけれど、「背に腹は代えられない」ということで、ここに寄ってみた。「タイヤ・チェーン」なんぞ・・ここ数十年も使ったことがないし、はなから・・そういうものを用意していないものだから・・。

 

 で、久々に・・というても、最近はこればっかりだけれど、「カレーうどん」の小を注文した。セルフの割に・・・400円だった。少し前には・・・小麦粉くさい麺だったけれど、今回は・・それなりのおうどん・・。なめらかで、コシがあって、小麦粉臭さは全くない・・・。それだし・・量が少しばかり多いかなぁと思った・・。

 

 店内は・・普通のお店だけれど、店長と女性が二人の三人体制かな・・。

 ところがだ・・。この頃から・・・雪が降り始めて・・・。

 

 先日の残雪の上から・・・粉雪が降り始めてきて・・・。

 

 間もなく・・・あたりは・・・真っ白け・・・。さっちゃんがデイサービスに行っているのだが、三時にもなれば、戻って来られなくなるぞ・・と思って・・・道路を確認してきた・・。その直後に・・・さっちゃんを乗せたバンがやってきた・・。

 

 最初は・・・「こんなもん・・・」と思っていたのだけれど、雪はずんずんと降り積んできて・・。けいこばぁも・・15時前に施設を出て戻ってきたのだけれど・・。途中の峠で・・大渋滞・・・。

 

 この・・県道は除雪車が通過していって・・・普通車だの、トラックだのが上下通行をしているのだけれど、けいこばぁは・・・田面(たづら)峠の上り線で身動きできずに大渋滞・・・。

 

 結局・・・けいこばぁは、普通だと15分ほどの距離を・・・2時間15分もかかって戻ってきた・・。ま、自分は大丈夫でも前が動かないとどうにもならないのだからね・・。

 

 結局の薬局・・・、私が途中まで徒歩でお迎えに行って、途中で運転手を交代して連れて戻ってきたってことだ・・・。こんな雪も珍しいから・・・けいこばぁも驚いたみたい・・。若い頃には・・・私が乗せて行って、乗せて帰っていたこともあったしね・・・。

 

 明日は・・・お泊まり勤務だというので、夕方からの出勤だから・・・雪が解けてからになると思うので、ひとまず、安心というわけだ・・・。

 

 それにしては・・・先日といい、今日といい・・、久しぶりの大雪だな・・・。ま、大雪がないと、今年の夏には水不足になるそうだ・・・。我が家での計測は・・・「6.7Cm」。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


春らしく ましらつぶての 飛ぶごとく

2011年02月13日 | 自然

 私が山の家にいるまでは二月も暖かかったのに、私が島に行った日から寒くなって・・雪になって・・。戻ってきたらば、いい天気になった・・・。

 

 ベランダは南向きなのに、まだ、こんなにも雪が残っている・・・。降った雪が10センチで、屋根に積もった雪が10センチで、合計・・・20センチ以上で、屋根が壊れたのかも・・と思うほど大きな音で雪が落ちてきたのだとか・・。

 

 前のおとなりさんちの畑もまだ真っ白なんだけれど・・「あれ?・・・」 サル避けネットが壊れている・・・。

 

 野菜を獣虫害から守るために、ビニールハウス用のパイプを組んで、その上に漁業用ネットをかぶせて、イノシシ・サル・カラス・ムクドリなんぞの害から野菜を守ってきたんだけれど・・・、昨夜来の雪の重みで押しつぶされたみたい・・・。曲がったものは使えないから・・またも・・30万の出費やね・・。

 

 かと思ったら・・・、こちらのビニールハウスも押しつぶされている・・・。重い雪やったんやね・・。雪は・・・10センチくらい・・と、言うてたけれど・・。ま、そのあたり・・・雪でわやわや・・。竹も雪の重みで倒れているし、ビワの枝、樫の木の枝なんかも折れて垂れ下がっているし・・。

 

 県道は除雪されているけれど、昔の町道なんぞはそのままだから・・こんな感じ。気をつけないとスリップしてしまう・・・。アイスバーンになっている・・。

 

 そこへ飛んで出てきたのは・・・おさるだ・・・。おさるも寒さには弱いはずだが、おなかがすくには我慢できんのだろうね・・・。

 さて、今日のお昼は・・・さぬき市鴨部(かべ)の「門家:もんや」だ。

 

 このお店は、うちの家を建てた大工の棟梁が建てたもの・・。若い頃の作品だと言うとった・・・。

 

 で、きつねうどんを注文した。ここは一般店。だから、きつねうどんで550円。いなり寿司が200円。たまげるねぇ・・・。しかしのかかし・・・冷凍うどんじゃないから・・麺もお出汁もなかなかにおいしい・・。ただ、不満なのは・・、ここには「おひや」がない・・。お茶を持ってくるんだ・・。熱いうどんに熱いお茶はどうもねぇ・・。

 「おひやをください」というと、コップに水道水を注いで持ってくるのは・・・全然・・マナーになっていない・・。

 

 午後からも・・・ケアマネ研修中のけいこばぁのお仕事の下請け・・・。アンケート結果の集計とか分析とか・・。下請けちゅうても、手数料が出るわけやない・・。ま、助けられたり、助けたり・・・みたいなもんか・・。

 

 で、おじょもさんのリクエストで、絵手紙を・・トイレツアー用にに飾ってみたんだけれど、我が家のトイレは・・・カントリー風なトイレだから・・・和風の絵手紙が似合わないし、センセ・・・の、作品をトイレに飾るなんて失礼やしね。

 ということで、早々にトイレからリビングに移し替えて置いた・・・。別の絵手紙を探してみようかなぁとも思っている・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


昨年の 夏の仕返し 雪の庭 

2011年02月12日 | 自然

 毎日が土曜日だし、毎日が日曜日なんだけれど、朝は決まって・・・六時前には起きる。朝寝坊って言うのは、毎日働いているから、たまの日曜日には朝寝をしたい・・・って、思うんだろうね・・。いつでも寝られる・・・と思うと、寝るのは楽しみでもなくなるみたい・・。

 

 さて、朝起きると・・・窓の外が明るい・・・。「あれれ・・」と思うと・・・またも・・・雪だ・・・。今年の冬はよく雪降る冬だ・・・。早口言葉になっていないか・・。

 

 この後・・・・、ものすごい西風が吹き・・・北風が嵐のように吹き流れて・・・植木なんぞが・・45度も傾いてしまうほどだった・・・。さすがにこわくなって・・・雨戸を完全に閉めてしまった・・・。窓ガラスが吹き破られるのかと思うような海からの暴風・・・。

 自治会長さんが・・・またも・・資料の修正案を持ってきて・・・、「10時45分の高速艇は出んかもしれんよ・・。」というので、12時40分のフェリーに乗ろうと思ったけれど、その頃にはみぞれ交じりの冷たい雨が・・・。ノートパソコンを壊したらあかん・・・ということで・・・待機。このまま・・・もう、一晩、泊まろうか・・と思った矢先・・・。雨も風も収まって・・・・晴れ間が見えだした・・・。でも、そのときには刻すでに遅し・・。フェリーは出て行ったばっかり・・。

 

  ということで、次の・・14時15分のフェリーに乗って戻ってきた。その頃には風もなくて、朝の暴風がウソみたい・・・。雨だって・・・あられだって・・・みぞれだって・・・。一時は・・・家が壊れてしまうかと思うような強い風だったもの・・・。

 

 

 我が家に戻れば・・・こんなもの・・・。屋根がでかい分、雪の量も多いみたいで・・・、南側のベランダには・・・40センチくらいの積雪が残ったまんま・・。北側の勝手口・・、この上の写真の勝手口付近は・・・

 

 こんな感じで・・・40センチはあるような感じ・・・。孫達がスコップで遊んだ跡が残っている・・・。

 さて・・・今日は・・・いろんな記念日らしいのだけれど、「レトルトカレーの日」でもあるらしい・・。大塚食品が制定したもので、1968(昭和43)年のこの日、日本初のレトルト食品である「ボンカレー」が発売された。

ボンカレーCM

大塚食品 ボンカレー 1972

 懐かしいなぁと・・・思ったことだった・・・。ご近所にも、こんな看板が残っている・・・。

 

 私は・・・もっぱら・・・「100円カレー」というものを温めて、おうどんの上に載せている。昨日のおうどんみたいに・・・。ボンカレーは少しばかり、お値段が高いような気がして・・・。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。


トイレには 小坊主のいる 雪の朝

2011年02月12日 | 日常

 すごい風で・・・高速艇が出そうもないので・・・マリンママさんのお話に乗ってみた・・。

さあ~~~




皆さん~~トイレをUPしましょうネ  

 トイレの話題かぁ・・・と思った・・。禅宗寺院では「東司(とうす)」って言うのだけれど。で、そこに入るときには・・指をパチンと成らしてからか、咳払いをしてから入るものとされている。

 そしたら・・・☆七星☆さんていう方も。。。

 トイレには~それはそれは素敵な

      お地蔵さまが居るんやで~

 という記事をアップしている・・・。しまった、しまった・・島倉千代子・・。

 ということで、我が家のトイレを公開・・・。遅まきながら・・・。

 

 これはお米を蒸す・・・「せいろ」っていうもの・・。お餅つきなんぞに使ったものだけれど、今は・・あんまり使われなくなって、捨てられていたもの・・。それをトイレに飾って、どこかのお寺の門前で売っていたらしい小坊主さんの人形を置いてみた。右側は消臭剤・・・。竹のすのこが倒れないようするための重しみたいなものだ・・。

  トイレには~それはそれは素敵な

      小坊主さまが居るんやで~

 

 その下には・・「法語カレンダー」が貼ってある・・・。だから・・・こんな感じ・・・。

 

 このセイロ・・・、ゴミ捨て場から拾ってきたものだと思う・・・。

 

 これも・・消臭剤かなぁ・・。私が掛けたものではないけれど・・。

 トイレを出たら・・こんなものが・・・。

 

 お魚釣りをしている猫ちゃんやらかえるさんやら・・・。みんなで釣りをやってる・・・。

 

 外は真っ白だし・・・西風がひどく強い・・。これだと、10時代の高速艇は欠航やろうね。13時前のフェリーで島を出られるだろうかね・・。ま、今日は土曜日だし、毎日が日曜日の私だから・・・慌てて帰る必要はないのだけれどもね・・。

 

じゃあぁ、また、夕方に会えるといいね。


合唱で 「紀元節」だな 雪見酒

2011年02月11日 | 自然

 朝起きてびっくりした・・・。全国的に雪が降る・・・とは昨夜の天気予報で聞いてはいたのだけれど、この島には雪が降らない・・・と教えられていたので心配はしていなかった・・・・。

 

 でも、起きてみれば・・・王頭山が雪で真っ白だ・・。前も後ろも・・・山の頂は真っ白・・・。これは・・・「ぴくちゃ~なう!」だ・・とばかりに防寒服を着込んで朝のお散歩・・・。

 

 さすがに・・道路には雪はないのだけれど、道路脇には白い雪が・・・。島は暖かいから雪が降らないと聞いていたもんだから・・・少しばかり驚いた・・・。さぬき市の我が家では・・・10センチ以上は積もっているのだろうか・・・。

 ま、雪が珍しい年代でもないので・・・戻って・・朝風呂に入って・・お風呂から雪の山を眺めながら・・・「雪見酒」でも・・・。

 

 そしたらば・・・だ。「おはようございます。おるんなぁ~」という・・自治会長さんの声・・・。「ありゃりゃ・・・」と大急ぎでお風呂から上がってみれば・・・。

 「昨日の資料やけんど・・何カ所か確認したいんや・・・」という。お寺の改修の年月違い、トンネルの長さ違い・・・、人の名前の間違い・・・などと・・・十カ所ほどのチェック・・・。さすが・・自治会長さん・・・60年余の知識の積み上げはすごい・・・。まるで、昨日のことのように物事を思い出す・・。

 「現地へ行こう」「現物にさわろう」・・・というのをやかましく言われたこともあって、即座に二人で・・現地確認に・・。

 

 この「さんばし」を寄付したのは誰で、この字を書いたのは誰か・・みたいなことやらを・・・何カ所かで確認してゆく・・。歴史好きな・・歴史に通じた人たちの現地研修会で、間違った話をしてはいけないってことで、確認・確認・また、確認!・・・みたいなことで・・。

 

 そういうことで・・・島を一周してきたらお昼になった・・・。

 今日のお昼は・・・我が家での「カレーうどん」。昨日の食堂と同じ手法で、冷凍うどんを湯がいて・・・水で洗って締めて・・・再度、あたためて、レトルトのカレーを温めて載せて・・・。これで、180円だ。

 

 我が家の方がおいしいぞ・・・。そら・・・毎日・毎日・・・350日はおうどんを食べてるんだから・・自分でおうどんを作ればおいしくなるはずだと思うけども・・・。

  午後からも引き続いて・・・お寺の調べ物・・・。ここのお寺も最近・・・庫裡(くり:台所)や客殿を解体整理したらしい・・。無住(むじゅう:住職がいない寺)になって久しく・・・建物が倒壊する危険性が出たためだとか・・・。

 

 こちらは・・・残っている・・・大師堂と閻魔(えんま)堂と・・倉庫。この右手に客殿ほかがあったのだけれど、きれいさっぱり・・更地になっている。ここにあったと言われる・・・「大般若経600巻」はどこに行ったのか・・を確認するためだ・・。

 

 幸いにも・・・、この閻魔堂の中に・・・六箱の木箱に入ったまま・・保存されているので安心した・・・。

 

 で、一応・・・宿題の修正部分は・・なんとかクリアーして、資料は完成したと思う・・・。違う眼で見たら・・、まだまだ・・間違いが残っているのかも知れないのだけれど・・・。

 

 さて・・、今日は「建国記念の日」らしい・・・。ま、日本という国の誕生日なんだろうと思うけれど・・・、あんまり・・ぴんと来ない・・・。「建国記念日」と「建国記念の日」との違いとか「紀元節」の違い・・・・とかを・・いろいろ説明はしてあるのだけれど・・・よくは理解できない・・・。管総理みたいに・・「うといもので・・・」

 で、お勉強のために・・・紀元節を歌ってもらうことにした・・・。

【VOCALOID】「紀元節」を合唱してもらったよ【ミク・リン・レン・ルカ】

 

 ま、難しいことはぬきにして、今夜は・・・雪見酒だ・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


ふきのとう しずかな準備 猫の居間

2011年02月10日 | 歴史

 急なお知らせになるんだけれど、今夜のテレビのご案内で、今夜の関西テレビ(フジテレビ系)の午後7時57分からの「奇跡体験!アンビリバボー」で、大阪天満宮の「すべらんうどん」が取り上げられる予定だそうだ・・。

 

 このおうどんは・・・お箸でも滑らずに食べられるおうどんということで評判のおうどんで、私も一昨年だかに食べてきた。

 

 つまり・・・おうどんに切れ目が入れてある特殊な製法になってるそうで、この穴にお箸がささって・・滑ることなくおうどんが食べられるもの・・・。詳しくは・・・こちらをどうぞ・・。

 今日も午前中は暖かかったんだけれど、午後からは空気が冷たくなってきた・・。

 

 我が家から見える王頭山もまだまだ・・冬の山肌・・・。吹いてくる風は冬の真っ最中という感じ・・・。朝の間は散歩ができたけれど、午後からはおこたの中でパソコン相手に・・・お仕事なんだか、お遊びなんだか・・・。

 

 今日は・・・塩飽史談会の加藤先生が来られて、三月の広島実地研修会の資料チェックがあった。一カ所の修正があって、それを修正して納品してきた・・。その後・・・塩飽年表の「広島分」を・・自治会長さん、岡支所長さんらとチェック・・・。何を追加して、何を削除するか・・・みたいなことで。

 

 朝の間の散歩でも・・・人には会わない・・・。寒いこともあるのだろうし、人が減ったこともあるのだろうと思う・・・。

 

 水田のあった田んぼも耕作放棄地になって竹藪が迫ってきているし、住宅自体にも竹藪が飲み込まれていくおうちも増えてきている・・・。これは・・・ここだけの話ではなくて、おとなりの島々でも同じだし、さぬき市の我が家の周辺でも同じようなもの・・。どことも・・そういう流れやね・・。

 

 空気が澄んでいるせいか、山はきれいに見える・・。それだし、砂浜でも浮遊物が見えなくなってきれいになった・・。

 島を歩いていると・・・こんなものが見つかった・・・。

 

 まだ、小さくて見えないかも知れないけれど・・・「ふきのとう」がつぼみになって・・・ようやくに頭を出してきたところ・・。もう少ししないとふきのとうにはならないけれど、自然界は確かに確かに・・・春に向かって準備をしているところ。

 そういえば、今日は「ふきのとうの日」らしい・・・。時期的なものかと思ったら、ふ(2)きのとう(10)という語呂合わせらしい・・。

 

 確かに確かに・・・ふきのとうの日だ・・。そろそろと・・・そういう時期になってきたというもの。

 さて、今日のお昼は恒例のここになった・・。さぬき広島唯一の食堂・・。ふる里食堂「おかの」だ・・。

 

 今日も・・・自治会長さんや加藤先生やらとご一緒で・・・。今日は・・カレーうどんを注文してみた。400円だっただろうか・・。ここの店先はこんなもの。左手の車は「移動販売車」金曜日の午後はお店を閉めて、移動販売車で、「買い物弱者」のお手伝い・・・。

 

 カレーうどんはこんなもの。ま、島の食堂だから、冷凍うどんをあたためて・・、レトルト食品のカレーを温めて乗せるような物・・・。ま、それでも、おいしければそれはそれで納得できるのだけれど・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね・・・。


春浅く 身震いしながら 缶ビール

2011年02月09日 | Weblog

 ご案内の通り・・・、丸亀市広島町におります・・。そんな、案内、見たことがないってか・・・。案内しとらんかったかなぁ・・。塩飽史談会という歴史研究団体があって、その例会が・・・三月中旬に行われて、さぬき広島実地研修ということになるらしい・・。その際に配布する「研修資料」の事前チェック」が、明日の十日に行われるというのだ・・・。確か・・・そういう話を書いたはず・・・。

 

 私の言うてる「さぬき広島」というのは、丸亀市沖にあって、昔の「塩飽七島」に属する「人名:にんみょう」の島だ。広島町には・・・手島・小手島(おてしま)もあるが、ここは昨年の夏に行って来た・・・。多度津町に属する・・・佐柳・高見島も一昨年だかに行って来た・・・。

 

 これが・・さぬき広島だ。ここをバスをチャーターして回るのだけれど、その・・案内役を仰せつかっている。バスガイドというか、ふるさとサポーターというべきか・・。その案内のための資料にも事務局からチェックが入るらしい・・・。それが明日の10時過ぎからなんだと・・。

 

 そんなんで・・・丸亀市までやってきたというわけだ。

 

 その前に・・・朝昼兼用の食事ということで、丸亀市内の「麺輝屋」というセルフのお店に寄った。その手前にあった「ほんま屋」さんは・・・閉店してしまった。すぐおとなりに・・こういうお店ができたのではね・・・。

 

 ここにも「しっぽくうどん」がないというので、かけうどん小(180)+お揚げ(100)+生たまご(50)で、合計・・・330円だった・・・。朝ご飯抜きだから・・・ずいぶんと・・おいしいと思った・・。麺もなめらかだった・・。

 

 その後、港近くのスーパーで食材を仕入れて・・・13時30分のフェリーに乗って島に入った・・・。我が家を出たのは・・10時過ぎ・・。プラスチックごみとか、アルミ缶とかを出して・・・灯油を40リットル買ってからだからね・・。昨夜からの雨で・・・たまねぎに水やりはしなくてすんだけれど・・。

 

 フェリーは・・・14時10分前に・・・広島の江の浦港に着く。正面に見えるのが、広島中学校(廃校)と広島小中学校(休校中)・・・。我が家はその左手にある・・。

 

 途中の民家には・・・梅が開いている・・。島は比較的暖かい様子・・・。

 

 水仙だって・・こんな具合だ・・・。ここ数日は暖かかったものね・・。今日からしばらくは寒さが戻ってきたみたいだけれど・・。

 予定は予定で・・未定だけれど・・・この週末まではここにいるつもり・・。日曜日の夕方には戻れたらいいかなぁとかと・・・。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。


すぐそこに 梅の花あり 野の仏

2011年02月08日 | 歴史

 県立図書館に頼んであった本が戻ってきたとかというもので、図書館に行って来た・・・。

 

 いかにも古そうな本だ・・・。本のタイトルは・・「神職寶鑑:しんしょくほうかん」というものらしい・・。神主さん必携みたいな本だろうか。神職になるには、これを全てマスターしないとあかんのやろうか・・・。

 右側の白い方が・・・現代語訳になっているもの・・・。お坊さんが・・なんで、そういう本を読むのかというと・・・。

 

 こういう・・記述があるからだ・・。これが・・・神社の参道にある狛犬の原典らしい・・・。

 外にも・・・

  

 とかも借りてきた・・・。狛犬も奧が深い文化やね・・。五月の狛犬講演会のための資料整理中というか、理論武装中・・・。「狛犬概論」「狛犬発展史」「狛犬文化論」「日本比較狛犬学」「狛犬分類学」・・・。頭の中で・・・狛犬の遠吠えが聞こえる・・・。

 

 ここにも最近は・・・私とにたような年代の人が多くなった・・・。新聞を読んだり、週刊誌を読んだり、CDを聞いたりと、一日中遊んでも遊びきれない・・・。私は気が短いから・・・20分といられなくなって飛び出してしまうのだけれど。どうにも活字は苦手なんだ・・・。

 

 ということで、今日のお昼は・・・たまたま・・通りかかった・・・ここのお店になった。店先に「しっぽくうどんあります」という看板が見えたから・・・。

 

 さぬきうどんの「さぬきや」というらしい・・・。高松市亀田町、長尾街道沿いにある一般店・・。普通の食堂風なお店だ。ここのお店のトラックバック記事を見ると、私も何度もお邪魔しているみたいだ・・。

 

 たまたまいた数人は・・・カレー定食とか、ざるうどん定食とかの定食物を頼んでいる・・・。私は・・・「しっぽくうどん」を注文したのだが、これがたまげるようなうどんだった・・。

 

 「これは・・なんじゃ・・!!」しっぽくうどんに・・白菜が入っているのははじめて・・・。こんにゃくもあるし、しめじも入っている・・・。豆腐まで入っている・・・。水炊きうどんか、すき焼き風うどんか・・・。これには参った・・・。

 どんぶりだって大きくてボリュームたっぷり。量が多ければ良しというものでもあるまいに・・。半分も食べられずにギブアップ。370円分は食べたと思うので席を立った・・・。残してごめんなさい・・・。お肉も硬かったし・・・お野菜の白い部分は・・・「ドクターストップ」なのだ・・。

 

 今朝も・・・お布団を干したり、片付けたり、梅の木の剪定をやったり、たまねぎに水をやったりと・・・なかなかに・・・働き者なんだ。お風呂を沸かしたり、雨戸を開けたり閉めたり・・・。ぼんやりと・・狛犬研究に没頭しているわけではないというもの・・・。

 それにしても・・・一日があっという間やね・・・。さっき、雨戸を開けたと思うのに、またもや雨戸を閉めているみたいな感覚・・・。

 

 言うといわんと・・・、春はそこまで・・・っていう季節にはなってきたね。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


曇るけど 確かに日脚は 伸びている

2011年02月07日 | 歴史

 今朝は薄曇りの肌寒い朝になった。場所によれば霜の朝ではあったが、なんだか・・どんよりとした一日だった・・・。

 

 突然だけれど・・・昨日の続き・・・。我が家のすぐ横を流れて行く水路が・・・みろく池に流れ込むのだけれど、その水路・・・を作った人が、この・・「軒原庄造」という人。幕末から明治かけて生きた人らしい・・。

 

  我が家のすぐ前にある「かしら:堰」に作られた水門から・・・この水路に水が導入される。今は・・その補強工事が行われている・・・。おかげで・・・川はきれいにはなるが、ほたるの幼虫やら・・川ニナなどの貝がどうなるのか心配なことではある・・・。別に・・・私が心配せんでもいいことではあるけれど・・。

 

 これが・・・我が家から20分ほどでたどり着く・・石穴の導入口。さて、ここからが問題だ。この水路の方向に向かって尾根を昇るのだが、藪こぎとかが五分ほど続く。このあたりに道はない・・。とにかく・・尾根を目指して笹畑とか雑木をかき分けて尾根にとりつく。そこから・・・しばし、尾根を西に進んで行くと・・・視野が開ける・・・。

 

 視野が開けるというても・・・こういう・・雑木林・・。その向こうに・・・遊歩道とかログハウスが見えてくる・・、かすかにだけれど。

 

 こういう・・・ログハウスとかキャンプ場が見えたら・・・目的地は間もなく・・・。距離的には短いのだけれど、気分的にはサバイバル・・・・。孫のはやてちゃんとかなぎちゃんも超えてきたのだから・・たいしたことはないのだが、最初にチャレンジすると・・・難しい山越えになるのかも・・。

 

 これが・・・到着点・・・。案外と・・・穴は低くて・・・狭い・・・。途中で・・鉄分がわき出ているものか赤い水がたまっていた・・・。

 

 文政12年(1828年)に完成した弥勒池(みろくいけ)であったが、20年間ほどは“器あれど盛る水なし”の状態が続いていた。こうしたありさまを憂慮した富田中村に住む庄屋・軒原庄蔵(のきはらしょうぞう)は、安政2年(1855年)高松藩に石穴工事を願い出たところ「石穴掘抜方御用掛」に任命され、三つ石山の岩盤を東西双方から掘り進めることになった。昼夜を問わず手ノミ一つで掘り抜く大工事であったが、着工から3年後の安政4年(1857年)に長さ191mの石穴が無事貫通し、砕石谷からの導水に成功した。この画期的な工事を完成させた功績により、後の明治2年(1869年)満濃池の底樋隧道工事を命じられることとなった。

 

 坑口は石材と石積擁壁で保護されており、石穴はほぼ直線に貫通し、中は人がようやくかがんで歩ける程度。津田川水系の大川ダムから約500m下流の砕石谷を取水源とし、弥勒池への導水路である弥勒石穴は現在でも利用されている。

 

 あ、注意ですけれど、この時期、私みたいに・・・この山中には入らないで下さいな・・・。土地勘とか・・山道になれていないと・・・危ないことがあるらしい・・・。ご要望があれば、私が案内しますけんね・・・。

 さて、今日のお昼は珍しい場所・・・になった。

 

 高松自動車道の「津田の松原サービスエリア(SA)」にある上り線うどん・スナックコーナーにある「あなぶき家」。ここは・・・高速バスの乗り場でもあって、この建物裏側に駐車場があって、そこから徒歩で・・・この施設に入れる。わざわざ・・自動車道に乗らなくても食べに入れる施設だ・・・。

 

 ここは・・温めうどんか、ざるうどんかしかない。その大・小というシンプルメニュー。その上に天ぷらを載せるかライス物を追加するか・・みたいなもの。

 カウンターには・・どんぶりに一玉か、二玉入った容器があるので、それを選んで、自分でテゴで温める。その上に好きな天ぷらを載せて、ネギとか天かすとかのトッピングをして・・・会計をする。その後、かけ出しをかけておしまい・・。あとは食べて・・・容器を返却して・・・。

 

 このお店の原型は・・・「連絡船うどん」らしい・・。連絡船うどんというても・・・多くの方が知らなくなっていると思う。その流れの「夫婦(めおと)うどん」も、もう、記憶外になってる人が多い。その話は別にして・・・、本音は・・・「あんまり・・おいしくなかった・・・」

 あのころの・・おうどんは・・・なぜかおいしかったが、最近はぜいたくになったものだか、感覚がおかしくなったのか・・・感動するこころが薄くなったものだか・・・そんなにもは「おいしい!」というような味には出会わない・・・。不幸なことなんだか、幸福な事なんだか・・・。

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。

 


ようやくに 頑張れ頑張れと 梅が咲く

2011年02月06日 | 自然

 今朝も大霜の朝で、周囲の畑やら草むらは真っ白け・・・。あ・・、春になったなぁ・・なんて思ったことだった。

 

 愛犬ゴンの散歩が終わると・・・頼まれていた資料の最終チェック。九日の夕方には印刷をあげて、島に届けなくては・・・。それと並行して・・・狛犬の歴史の資料作成も進めていて・・・。二台のPCをあれこれと使いながら・・・辞書代わりの検索をやりながら、他方では・・・画像検索をやって、パワーポイントのシートを作り込みながら・・・メールを受け取ったり・・・みたいな・・・。

 

 10時過ぎからは・・・お布団を干しておいてから・・・家のすぐ横の水路の中に入って・・・、「みろく自然公園」のみろく池につながる水路をぐんぐんと進んでいく・・・。

 

 今はまだ・・水路の中に水は流れていないし、突然に水が流れてくることもない。それだし、アブだのブヨだのという害虫もいないし、ヘビなんぞも歩いていないので・・・安心して水路を進んで行ける・・・。

 

 ものの・・・20分も水路の中を進んで行ったり、土手に上がったり、水路に戻ったりしながら行くと・・・こういう穴に着く・・・。これが・・「みろくの石穴」という・・隧道(トンネル)だ。仲間がいれば・・・この中にも入れるが・・・一人で進む勇気はない・・・。

 そこから・・・尾根に昇って・・・尾根を進んでいくと・・・。

 

 「三石山遊歩道」という遊歩道に出る・・・。今の時期には・・・雑草も少なく・・・蜂も害虫もいないもので安心して山道を行ける。

 というのも・・・昨日の夕方・・・お風呂に入ってみると、下腹部がぶよぶよとしてる・・。昨年の年末に入院してからというもの・・運動は避けて安静にしていたし、年末から一月いっぱいは寒くて寒くて・・・運動不足だ。「これはあかんでぇ・・・」ということで、暖かくなったので、少しばかり・・歩いてみようと思ったわけだ。

 

 しかしのかかし・・・、こんな広くて立派な遊歩道を作るなんてね・・・。管理費だってかかるだろうし・・・。時期が時期なのか、時間が時間なのか・・誰も歩いていないし、誰も下っても来ない・・・。

 

 やがてのことに、こういう展望台に着いた・・・。観光目的なのか、健康増進のためなのか、それともほかに目的があってなのか・・・。けっこう・・費用も掛かっただろうに・・・ここを・・・年間に何人が利用するのかなぁ・・などと、いらぬ心配をしてしまう・・・。

 

 ここから眺める景色だって、そんなにいい眺めでもないと思うのだけれど。感じ方の相違なのかも知れないけれど・・・。

 さてだ・・。そこから・・・とっとこ、とっとこ・・・坂道を下って・・・降りて・・・。みろく自然公園に降りて・・・。そこから・・・とっとこ、とっとこ・・・坂道を下って・・・県道まで抜けて・・・。

 今日のお昼は・・・久々に・・「すぎもとうどん

 さぬき市大川町の「すぎもとうどん」に行った・・・。日曜日だから・・・「NHKのどじまん」を見たいと思ったもので、近くのお店で済ませたかったし・・・、歩いてきたもので、そう、遠くには行けなかったこともあって・・。

 

 で、しっぽくうどん(400円)+稲荷寿司(90*2)で、560円。あんまり・・お安くないね・・・。お野菜も・・少しばかり煮込んであって・・・硬くはないが・・・麺が・・少しばかり太くて硬いのかな・・。ここの麺って、太かったり細かったり、厚かったり薄かったりする・・。包丁で切ってないんやろうか・・・。だから、孫のなぎちゃんは・・「硬くて多くて・・・食べられない・・」っていうのだ・・・。私でも・・・太くて厚い麺になると・・・重苦しくなる。これも・・・個性なんやろうかね。

 

 お店には・・・神紐で作ったお雛さんがさりげなく置いてあった・・・。少しばかり・・・春だなぁと感じた。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

 

 


べんがらの 壁にひいなの 風が吹き

2011年02月05日 | 民俗

 今日は薄曇りの天気で日差しが弱いぶんだけ・・・気温が上がらなかった・・・。

 今日から・・・東かがわ市引田(ひけた)の讃州井筒屋敷母屋(おもや)で、「井筒屋敷 ひな人形展」が始まり、三月の21日まで展示されているとのこと・・。そこで・・・毎年のことなんだけれど行ってみた。

 

 行ってみたのはいいのだけれど、だあれもいない・・・。確かに・・・二月五日(土)の10時からと書いてあるのに、お客さんもいなければ受付のお姉さんもいない・・。しばらく・・そのあたりを歩いてみるが・・・さっぱりのきっぱりで・・・人っ子一人いない・・・。

 十時半過ぎになって・・・ようやく準備が整ったのか受付の娘さんがいたので、中に入れてもらった。入場料は400円で昆布茶のサービス込み。ただし・・お茶は・・セルフサービスとのこと・・。毎年のことだから驚きはしないのだけれど。

 

 こういう・・・飾り方がこの地方の「引田飾り」というもの。ひな壇の両脇に・・・市松人形やら藤娘なんぞの人形ケースを積み上げて並べる・・・。だから、この時期には・・・居間とか客間を独占してしまう・・・。

 

 段飾りは「七段飾り」で、女の子は生まれてから七つの節目を乗り越えるということから。市松人形は大小一対にして両側に並べ、早く美しく育つということから。桃の花を中心にして周りに餅花をつけた柳、椿を扇形に飾って、四方八方に羽ばたけ・・・という意味らしい。右下側のわけぎとはまぐりは・・・1つの株から2~30株に増えることから多くの子宝に恵まれ、ハマグリは家庭を治め、家族が大きく育つようにということらしい。

 

 これは今年初めての出品らしくて、「黒塗り源氏枠御殿飾り」というもので、江戸後期のもの。黒漆塗りだとか。

 

 この立ち雛も名工の手になるもので、江戸後期のものらしい・・・。

 

 これも今年はじめてのもので、雅楽舞のひな人形・・・。これは昭和初期のものらしい・・・。こうしたものが・・・20点ほど展示してある・・・。

 一番奥の・・・茶室で、昆布茶を頂きながら・・・眼をやると・・、

 

 高さ・・・五十センチほどの「茶運び人形」が・・・。私も作ったんだけれど、我が家とともに消えてしまったもので、懐かしい思いでながめながら・・・お茶を頂いた・・・。

 で、今日のお昼は・・・ここ、うどん店かめびし屋に寄ってみた。ここは・・・定休日が、月曜から金曜日・・・ていうことは、土・日しか営業していないってことだ。ま、「引田ひなまつり」の期間中・・2/27~3/3は、毎日やってる筈なんだけれど・・。

 

 で、ここでしか食べられないという・・「もろみうどん小」をお願いした・・。400円だった。ここは・・・半セルフということだけれど、前料金と、お茶・お水・トッピングのみセルフ・・・という・・ほぼ・・一般店並。食べた後の容器もそのままでいいらしい・・・。

 

 ここは・・・本家・・醤油屋さんらしく、テーブルもイスも・・タル(樽)をそのまんま・・使っている。説明せんでもいいとは思うが、タル(樽)・・・というのはほぼ完全にフタが閉じられているもの。本体とフタが恒常的に接続しているもの。桶(オケ)は、本体とフタが必要な時に外れるもの・・・。

 

 で、これが・・・その・・・「イチオシ」の・・「もろみうどん」だ。普通の・・ゆがいたおうどんの上に、ネギとすりごまが載っていて・・・黒い物がモロミなんだそうだ。これを掻き混ぜて・・・つまりはお醤油をかけたみたいにして食べるってことらしい・・・。ま、醤油うどんよりかは香りもそれらしいし、味も・・・もろみなんだ・・。

 

 この・・赤い・・・べんがら壁がここのトレッドマークらしい・・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


立春は ハトの集まる 朝となり

2011年02月04日 | Weblog

 今日も霜で真っ白な朝になった・・・。だから・・暖かな一日になって風もなくて春らしい日になった。

 

 今日は立春・・・。立春は、冬至と春分の間の2月4日頃に当たるらしい。また、この日から雨水(2月19日頃)までの期間を立春と呼ぶこともある。立春は冬と春の分かれる節目の日である「節分」の翌日で、「寒さがあけて春に入る日」、いわば「春」の初日ということらしい。

 

 旧暦では一年のはじまりは立春からと考えられていたため、立春を基準に様々な決まりや節目の日が存在している。だから・・・春は・・・・立春から立夏の前日までを言い、冬至と春分の中間にあたる。この頃、暖かい地方では梅の花が咲き始める。

 

 節分とは…立春の前日のことで、立春が正月なのに対して、大晦日のようなものであって、一年間の厄払いのために豆まきを行ったそうらしい。つまりは・・・除夜の鐘みたいなものだな・・・。

 

 立春から数えて88日目のことを「八十八夜」という。この日に摘んだお茶の葉は霜をかぶらないため、高級な茶葉であると言われているし、二百十日は…立春から数えて210日目のこと。この日は台風が襲来する可能性が高く、農家の人々にとっては厄日だと言われている。同じように・・・二百二十日は…立春から220日目のことである。二百十日と同じく、台風が襲来する可能性の高い日とされている。

 

 古来・・・、カレンダーやら時計やらがないころ、自然の景色の変化から季節の移り変りを把握する「自然暦」を使用していた。飛鳥時代に中国から二十四節気が伝えられると、冬至が年の分割の起点と考えるようになり、立春を一年の初めとして暦が作成されるようになった。

 明治なって、改暦が行われるまでは、立春は正月とほぼ同じ頃に重なっていたため、現代でもお正月に「早春」や「新春」というのだが、新暦では真冬の始まったころだから・・・「迎春」だのという言葉が似合わないことがある・・・。

 

 さて、午前中は・・・三月中旬の「塩飽史談会広島実地研修会」用の資料作成というか、資料整理をやっていた・・・。さぬき広島という島を半周するコースに沿って、歴史とか民俗行事とかを研修できるように・・・順路ごとに整理している。

 何度か・・・方針が変わって・・・A4版二枚裏表・・・とか、一カ所二行程度の説明とか、カラー印刷板で一般配布もできる内容・・・とか・・と。今度は・・・案内状記載の全ての箇所の詳しい説明版・・・。それで作ったものを・・十日にチェックがあるらしい・・・。なかなかに気を遣う作業ではある・・。

 で、今日は・・・さぬき市津田の・・「道の駅松原」という施設内にある「松原うどん」に寄ってみた・・。ここも久しぶりだなぁと思った・・。

 

 同じさぬき市にありながら・・・案外と・・ここにはご無沙汰だった・・。国道11号線沿いにあって、津田中学校の国道を歴て北側にあり、津田小学校の東側、津田の八幡宮の東側にある・・。

 ここのお店・・・自慢の・・・「肉うどん小」を注文した。最近は運動をしないもので、食事も少なめ・・。それでもおなかはぶくぶくとふくれてきている。なんでだろうかね・・。多分に寒さからの運動不足だとは思うのだけれど・・・。

 

 これで・・・400円だ。セルフという割にはお値段がするなぁ・・。お店は広くなくて・・・二十人というか、10人が限度みたいな狭い店内だけれど。回転が速いから・・・さほど苦にはならない・・。駐車場は広くて安心だ。

 

 だから・・・客層はさまざま・・・。そのあたりのおじさんおばさんもいるし、長距離のトラッカーもいるし、家庭サービスの若夫婦もいる・・・。それに応対するのはご婦人たち・・・。パワーのあるおばちゃんたちばかりだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


地には霜 世は宣伝に 踊らされ

2011年02月03日 | 自然

 今日は・・・「新年、明けましておめでとうございます・・・」という・・・陰暦暮らしの私らは・・・今日が・・・旧暦のお正月になる。昔風に言えば・・・「旧正月」だ・・・。だからというて、年賀状を出したり、お年賀の挨拶に行ったりはしない・・・。

 

 でも・・・、さすがに今日は・・・「迎春」とか・・「初春」とかという言葉が似合うなぁと思った・・・。そんな・・・暖かさだった・・・。あ・・・昔のお正月って、こういう時期だったんだ・・・と、思う反面・・・、最近は・・そんなことに頓着しないんだなぁと・・と思った。中国とかでは・・「春節」とかで大賑わいらしいのだけれど・・・。

 

 このあたりでも・・・30年ほど前までは・・・「旧正月」という言葉がまかり通っていたのだが、今は・・そのかけらさえない。いま 一度・・・陰暦生活に戻ってもいいのじゃないのかなぁとは思ったりする。

 それはさておき、今日は・・県立病院の「予約診療」の日だった・・。ほぼ・・一ヶ月程度に診察を受けて・・・お薬を調合してもらう・・・。そういう・・・儀式みたいなもんだ。

 

 病院に着くと・・・受付機械に診察券を通すと、その日の予定表がプリントアウトされる。その指示によって・・・まずは採血。それまでに・・30分から40分はかかる。その後・・・心電図検査・・。ここでも・・20分くらいはかかる・・。それから・・・内科の受付に寄って・・・、さらに・・数十分・・・。

 診察が終われば・・・会計に行って・・・会計番号をもらって・・会計精算機で支払いをして、院外薬局での処方箋送信・・・と、一連の処理を済ませたら・・・、早くも・・もう、お昼・・。

 

 で、今日のお昼はここになった・・。さぬき市志度の「亀城庵」・・・。ここも・・しばらく・・ご無沙汰だった。国道11号線から少しばかり海側に入った場所にあるお店で、ホームセンター「西村ジョイ・志度店手前にあるセルフのお店だ。

 

 で、いつもの・・しっぽくうどんを注文した・・。380円であったような・・・。記憶違いかも知れないけれど・・・。最近というてもずいぶんと前からだけれど・・・私はお財布を持っていない・・・。お財布ってかさばるし、重いし・・・。だから・・・巾着袋に小銭を入れてるのだけれど、そこから小銭を出汁入れしてると・・・肝心のおうどんのお値段を忘れてしまう・・・。困ったもんだ・・。

 さて・・・、母のさっちゃんが・・・「恵方巻きが食べたい・・」という・・・。恵方巻きを食べたからというて幸せにはならないのだけれど、「とにかく・・恵方巻きが食べたいんや・・」というので、恵方巻きか、単なる巻き寿司かは知らないが買ってきた・・・。

 

  最近は・・・これにあやかって・・「恵方呑み」ということで、清酒とか焼酎とかで・・・恵方に向かって呑むといいのだとか・・・。さらには・・「恵方ツアー」とか・・・。ま、おおらかな人種のおおらかな生活ぶりだとは思うのだけれど・・・。

 

 こういうのも・・・お店で盛り上げて売ってはいるのだけれど、これはこれで、日本の伝統的な民俗行事だとは思うし、子供達がいれば、それはそれなりに情操教育とか伝統文化の継承とかではいいことだと思う。

 ま、自分のこころの「鬼退治」をどうやるのか・・みたいなことだ。単に・・・鬼を追い出したところで・・・すぐさま・・自分のこころには鬼が住み着いてしまうのだ・・・。私は・・・鬼を追い出しても追い出しても・・・どうにもならないと思うので、この私の・・・邪険の鬼と共生するしかないのかなぁとは思う・・・。

 ところでだ・・。近くのスーパーでは・・・早くも・・・ひなあられを盛り上げてあった・・・。

 

 あのなぁ・・・・みたいな気分にはなったことだった。

 

 節分用の豆の真後ろにやで・・・。せわしないったらありゃしない・・・。道理で・・・最近の時間の流れが速いはずだ・・・。

 「一月は行く・・」「二月は逃げる・・」で・・・「三月は・・・・・・」だな。

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね・・・。


上等の 日和もらって 夫婦の日

2011年02月02日 | 歴史

 今日は大霜の朝になって・・・風もなく穏やかなすがすがしい朝になったものだし・・。今日も・・けいこばぁは・・・丸亀市飯山町の紅山荘での介護実習にお出かけ。母のさっちゃんは・・デイサービスにお出かけ・・・。だから・・・という訳でもないのだけれど、二階部分のお布団をベランダに干して・・・。空いたお部屋に掃除機をかけて・・・。さっぱりとしたお部屋になった。

 さて・・・、五月下旬に「狛犬学に見る庶民の願い」と題して、天台宗のお坊様方に「狛犬学」を進講するのだけれど、その・・・アウトラインを考えてみた午前中だった・・・。

 「シートベルト・みんな知ってる・忘れてる」みたいなことで、「狛犬を・みんな知ってる・忘れてる」みたいなことで、普段には何気なく見てるんだけれど、誰も・・狛犬のことを知らない・・・みたいなことから講義を始める・・・みたいな・・・。

 

 今の日本では、狛犬というと神社の飾り物っていうイメージだけれど、少し前まではしっかりと・・お寺にもいたのだ。仏教と狛犬の関係・・・っていうものを・・なんとかうまくまとめあげたいものだけれど。

 それはそれとして、今日のお昼はここになった・・・。最近は・・時間的な余裕もないもので、近い場所ばかりにはなっているのだけれど・・。

 

 さぬき市志度の「讃岐うどん処・麺喰 志度店」に寄った。たまたまなんだけれど。あれ・・、ここが空いてるし、車の数も少ないし・・・みたいな安易なことでお店を決めた・・。さすがに・・「行列にならんまでおうどんを食べる・・・」っていう気持ちにはならんものね・・・。毎食がおうどんになるとね・・。

 で・・、いつもの「しっぽくうどん小」を注文した。今日は・・・おいなりさんもおでんもいらない・・・。

 

 五分ほど待たされたけれど、こういう・・しっかりと煮込んだしっぽくうどんができあがってきた。麺もなめらかでやさしいし、お出汁もあまくてなめらかでおいしい・・・。こんなしっぽくうどんも珍しなぁと思うほどのおいしさ・・・。これで・・・400円。セルフのお店にしては少しばかり・・・お値段がはるかなぁ・・。

 

 それはそれとして、今日は・・・「バスガールの日」だというのだ。「バスガール」・・・っていう言葉も最近は聞かなくなって久しいし、最近では「死語」になっているのかみ知れない・・。「女子車掌」ってことらしい。

 大正九(1920)年のこの日、東京市街自動車の乗合バスに日本初の女性車掌(バスガール)がお目見えした。初任給35円という、当時としては高給の待遇が話題になったらしい・・・。

  

 私らは・・・バスに乗るってことはまれだったし、乗っても・・お兄さんみたいな車掌さんが首から下げた大型がま口カバンを揺らしながら・・・切符を切ったり、料金を集めたりしたもので、バスガールさんの思い出みたいなものはない。

 

 遠足だのバス旅行に乗っているお姉さんは・・・「バスガイド」さんで、似たようなものかも知れないけれど、腰にがま口の親分みたいなものを持っているかどうかの違いだけだったのかも知れない・・・。

 田舎のバス

 久しぶりに聞きたくなった・・・「田舎のバス」という昔の歌・・・。

 そうそう・・・私らが子供の頃には・・・こんな・・・「代理燃料バス」っていうか、「木炭車」というバスが走っていた記憶が残っている・・・。

 

 

 今日は久々に暖かい一日にちだったもので、おさるさんたちも日向ボコをやっていた・・。平日の野原は・・・我が物顔の自由な公園みたいなもんだ・・・。

 

 昼間は・・・サルの王国・・・。夜は・・イノシシの王国・・・。日がな一日・・・カラスの天国で、われわれ人間は・・・、その隙間でひっそりと暮らしているみたいなもんだ・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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