まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

麦の穂の 若さまぶしい 人の群れ

2011年03月20日 | ふるさと散歩

 今日は曇りの朝になったが・・・夕方までもってくれれば・・と思いながら家を出た・・。

 

 いよいよ・・3月20日の塩飽史談会の例会の日になった・・。ようやくだな・・と思う朝だった・・・。10時前から・・・地元の人たちが集まりだした・・。集会場を開けたり、神社を開けたり、お茶を出したり、お寺を開けたりする自治会長さん達なんぞの方々・・・。そういう方が七名ほど・・。

 

 まずは・・コミュニティセンターで、副会長の横瀬さんから挨拶があった後、会員以外の参加者や、地元協力者の紹介などがあってから、チャーターした小型バスに乗り込んで・・・現地研修会に出発。

 島以外からの参加者が23人、島関係者(私や副会長を含む)が10人で、合計・・33人。

 

 県道を北上して、島の北側にある茂浦のももて神事の射場や塩竃神社、鹿の供養塔なんぞを研修して、市井浦へ移動し、賀茂神社や玉瀧寺の向井仁助の参り墓などを見学、その後、浜墓地での向井仁助のお墓も見学した・・。バスの背丈が高いもので、ポニー牧場には行けなかった。

 

 青木浦ではデーサービスセンターで昼食。その後、石の資料館を見学したのち、厳島神社へお参りした。それから・・青木石の採石場を見学。咸臨丸に乗った岡田源之助と山下伊三郎さんのお墓は時間的な流れからパス・・。

 

 ゆったりめに考えたコースだけれど、熱心な方が多く・・ゆっくりと見学したり、写真を撮ったりとのんびりとされる方もあって、なかなかに予定通りには動かない・・・。

 

 ここでも・・14時半を過ぎている・・・。気をもんでも仕方が無いが、島では・・船の時間が大切だから、みなさんが高速艇に乗る時間が気になって仕方が無い・・・。島を出る予定の高速艇は16時45分発だ。その少し前までには研修を終えないといけない・・。

 

 その後、甲路、釜の越しは説明だけで通過・・・。江の浦でバスを下りて、「英国士官レキの墓」、広島神社を研修したあと・・共同墓地では、労働運動の戦士・松井信治の墓やレキの墓を作った岡良伯の墓碑や咸臨丸乗組員の東国造さんのお墓におまいり。

 

 あと・・立石という集落に行き、尾上邸の外観を眺めたのち、神光寺に行き、本堂や閻魔堂にお参りし、咸臨丸乗組員の伴幸吉と曽根仁作のお墓にもおまいりして・・・ようやく・・・予定をクリアー。その頃から・・雨が降り始め・・・、最後の・・・立石八幡宮はバスの中からお参りして・・・ユーターン。

 

 元のコミュニティーセンターで少しばかり休憩して、16時半には高速艇に乗り込んで・・お別れ・・。

 半年以上も前から準備した全てがようやくここに完了・・・。やれやれ・・。帰るとすぐにお風呂をわかし・・・、連日の調査やらでぱんぱんに張った足を伸ばしてほっとして・・・。

 

 夕食を食べて・・・今日のブログを書き上げてから・・・もう一度、お風呂に入って・・少しばかりお酒を飲んで・・・のんびりとしてからお休みしますわ・・・。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。

 


これみよと 白木蓮は 大笑い

2011年03月19日 | ふるさと散歩

 地震や津波から一週間を過ぎて・・・テレビもラジオも普通の番組並に戻ったように思うが、それでも、民放では同じような放送が繰り返されていて、いささか・・・頭痛がするようなCMがわりの番組が・・。

 

 少しずつだけれど、物資も燃料も食品も届き始めているみたい・・。薬や医療器具も空輸されたりと・・。

 世界の各地から義援金も届いているみたいだし、港も空港も高速道路も新幹線も・・・復旧しているみたい。

  がんばれ、日本。がんばれ、東北。

 いよいよ20日がやってくる。例の「塩飽史談会」の例会。さぬき広島現地研修会。資料も準備も、お弁当も、休憩場も、案内する場所も決まったらしい・・。

 

 で、私は・・・「ふるさとサポーター」という案内役。なにせ・・口べただからね・・。うまく案内したり、説明できるんだろうかと・・・リハーサルをやってみたわけだ。それが・・うまくいかない・・。数字がこんがらがって・・出て来ない。

 「王頭山の高さは・・・341m・・・いや、312m・・・あれれ・・・」「咸臨丸が出航したのは・・・万延・・・あれれ・・」みたいなことの連続・・。いよいよ・・認知症が進んできたかなぁ・・。「ま、数字は資料を見て下さいな・・」で、濁そうか・・。

 それよりもだ・・。咸臨丸に乗っていた水夫のお墓だ・・。お彼岸だというのに・・・お花の一本もなくて、草まみれのものもある・・。「それじゃ、だめじゃん、春風亭昇太」

 

 そこでだ・・、今回、皆さんに案内する8カ所のお墓のお掃除と、お花を飾ることを思いついて、我が家のさくらんぼの「桜」や、道ばたの水仙・・、それに菜の花・・なんぞを摘んで、ペットボトルにお水を入れて・・・お墓巡り・・・。

 茂浦の四人は・・・バスが入らないのでパス・・。市井では加茂神社に寄ったあと、玉瀧寺へ。ここの向井仁助さんは・・なんと三カ所にお墓がある。そこに献花。これはお寺の墓地にある参り墓。多分、バスは入ってくれると思う・・・。

 それから・・浜墓地に二つあって・・、ここにもお掃除と献花・・。

 ついでに・・ポニー牧場にも寄ってみた。これだけ広い道だもの。マイクロバスは入れると思う・・。

 

 ポニーは二頭いた・・・。

 青木浦では昼食を食べ、石の資料館を見たあと、厳島神社や長福寺にお参りし、山下伊三郎さんのお墓と青木源之助のお墓にお参り予定。ここも念入りにお掃除して・・・花筒までサービスしてお花を献花・・。伊三郎さんのお墓は草まみれだったもので、しばらくお掃除にかかったけれど。

 

 江の浦では・・・東国造さんのお墓もお掃除して献花・・。

 

 その後、立石では・・伴幸吉と曽根量平さんのお墓の掃除と献花・・・。これで・・ほぼ・・一日が終わってしまった・・。で、疲れて・・お風呂に入って・・ビールを飲んだら眠たくなって・・・。明日のリハーサルはできずじまい・・。

 ま、なんとかなるべぇ・・。自治会長さんやら加藤先生らも・・なんども現地を確認してきたのだから・・。交代ごうたいで、朝の10時~16時までを・・・うまくつないでいけばなんとかなるなぁと思うのだけれど・・。

 

 問題は・・・その・・28人乗りだかの長さ8mのバスが・・・どこまで入ってくれるかで・・・案内する場所が増えたり・減ったりするので、その説明内容がどうなるのか・・みたいな部分か・・。ま、地元のダンプカーはどんどんと走り回るのだけれど、初めての運転手だと・・少しばかりこわい部分もあるかも知れない・・。

 

 これは・・茂浦という集落にある「玄幽美術館(休館中)」に咲いている・・ハクモクレン・・・。今が盛りとばかりに咲いていたが、明日は天候が曇りのち雨の予報だとか・・。はてさて、どうなるんだろうかね。

 

 これが・・その美術館だけれど・・・。ここにも入れないし、尾上邸にも入れないとなると・・ね。せっかくのいい機会なんだけれど、管理人さんにもいろんな事情があるらしい・・・。

 

 そんなんで、今日は早くにお休みしますわ・・・。明日は明日の風任せ・・・・。

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。


たんぽぽの 咲き出した道を 行く遍路

2011年03月18日 | 自然

 今朝は大霜の朝になったが、昼間になっても気温は上がらず、冷たい空気が流れる一日になった・・。

 明日から・・三連休になるもので、今日の金曜日中に・・・島の軽トラのガソリンや、お風呂を沸かす灯油、それに食事用のプロパンガスの準備のために、島にやってきた・・・。

 

 その途中・・・綾歌郡綾川町の羽床(はゆか)というセルフのお店で朝・昼兼用のおうどんになった。最近は・・・朝食を食べる間がなくて、どうしても、朝昼兼用になってしまうし、そんなに食欲も湧いてこない毎日だ。

 

 で、もう、今シーズン最後になるだろうと思う・・「しっぽくうどん小」を注文した。おそらく・・400円であったように思う・・。ほかに・・・おでんや天ぷらはとらない・・。私のこころも、おなかも小さいのだ・・・。そのくせ、おなかのでっぱりだけは大きいのだけれど・・。

 

 ここの麺だけれど、太くて硬くて・・・なんか、昔のおうどん・・・というような懐かしい食感のおうどん・・。ごつごつした感じかね・・・。ごつごつというても、魚の骨みたには硬くはない・・・。ま、かみ切れないような堅さでは決してない・・。

 

 で、お昼前に・・・丸亀港近くのスーパーで食材やらお飲み物やらを買って・・・13時半のフェリーに乗って、14時過ぎにさぬき広島の江の浦港に着いた。

 

 あ、昨日のランタンが・・・早くも・・弟のところに着いたらしい・・・。ま、二時間ほどの計画停電らしいけれど、ま、あればそれだけで心強いことだろうと思う・・・。

 で、2時46分にちょうどいい時間になって・・・、テレビに合わせて・・黙祷・・。

 

 で、今日・・タイミング悪く・・・お風呂を沸かすための灯油を買うために・・島唯一のスタンドに行った。テレビではガソリンがない、灯油がない・・・という時期に、のこのこと車のガソリンを入れるために行った。ガソリンは23、8リットルで3,750円。単価は158円にもなる計算。ま、島はもともと高いのだけれど・・。

 

 灯油は・・40リットルで4,080円、単価102円になる計算になる・・。でも、合計で7,830円だから驚くけれど、ま、あるだけましかなぁとは思う・・。プロパンガスは、もう少し我慢するかな・・。まだ、いけそう・・。

 

 この水仙・・・。花びらの形が大きく切れ込んでいる珍しいお花やね・・。星形・・・みたいな水仙・・。それから、これは新種かな・・・大きな水仙が・・。

 

 で、明日は・・・資料通りに車を走らせて・・・どういう案内をするか・・・考えてみる予定・・。いよいよ・・20日が近づいてきたね・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


春雪の 降り積む妻の いない夜

2011年03月17日 | 自然

 昨夜来の冷たい朝になった・・・。南国さぬきでこれだから・・・東日本での避難地はさぞや冷え込んだだろうと思う・・・。

 さて・・・三月末の横浜行きのメンバーが一人行けなくなったというので、午前中はその解約に追われた。なにせ、ANAの予約センターが話し中でつながらないのだ・・。

 

 それだし、神奈川にいる弟から・・・電池を入れて卓上に置けるランタンを探して欲しいという連絡を受けたので、それを探して歩いたのだけれど・・・、なぜか・・・乾電池がない・・・。

 

 それも・・「単一」という大きくて重い電池が全くない・・。どこにもない・・・。なんでやろ・・。「単二」電池もほとんどない・・・。単三電池は・・・パワーが弱いからか・・これはそのまま並んでいるが、乾電池がないのではどうにもならない。

 

 だから・・懐中電灯本体も姿を消している・・・。なんでやろ・・。で、仕方が無いから・・・単二電池を入れるランタンを買ったが、これではパワーが弱いのは仕方が無い・・・。あと・・・卓上コンロ用のガスを熱源にするランタンも用意したけれど、こういうガスは私が担いでいくしかないなぁと・・・。郵送とか宅配便では危険が多いと思うし・・。大丈夫なんだろうか・・。

 

 単二電池は島にたくさんキープしてあるので、これを・・明日からの島行きで持って帰ってリュックで運ぶことにした。とにかく・・・計画停電に対応する方策を考えねば・・・。

 

 H16年の台風災害の時には、母とけいこばぁは・・娘の結婚式のキャンドルサービスに使った・・銀婚式用の大きな蝋燭をあかりに使ったというが、弟は・・・ろうそくは勘弁して欲しい・・という。

 

 で、ホームセンターを6店(のべ)ほど回ったがどことも同じ状態・・。そこで、少し早いが・・・と、10時半に朝昼兼用のおうどんにした・・。ここはさぬき市志度の「亀城庵:きじょうあん」志度店というセルフのお店。

 で・・・パワーをつけねばと・・いうことで、肉うどん小(390円)を注文した。

 

 麺が平麺・細麺で、なめらかでしなやかで上品な麺だ。お肉が甘くて、お出汁もしっかりとしてて・・・ようやくにほっとする。これが朝昼兼用・・・というのは、最近はほぼ、毎日。で、夕食は少しばかりのお野菜とビールと・・・湯豆腐とか・・。ご飯系は最近は食べていない・・。「一日一麺」というのは違う意味なんだけれど・・。

 

 未曾有の事態に・・・私に何ができるのかということを考えて・・、無理なくやっていかねばならないし。

 そうそう、千葉のラジコンおじさん・・・、さっちゃんが「大歓迎」というとりました。いつでも緊急避難をしてくださいな。しばらく我が家で落ち着いて、それから・・島の家で休んで欲しい・・。その後、島なり、丸亀なり、さぬき市なりで住む家を探せばいいし・・・。ライフラインが復旧するまでは・・・こんぴらさんのお膝元、お大師さんのお膝元においでなさいな・・。

 

 これは・・、我が家の境内にある「まほろば地蔵」。自分の力の限界を知って、それを投げ捨てたときに、思わずにほっとする安穏の世界。自我とか妄執とか・・・意味のない恐れや不安を捨てて、ありのままにいかされている自分を知ること・・・。「他力本願」の意味をかみしめてみる時期なのかなぁ・・。

 

 「山は燃えてもわらびは燃えず」「谷は崩れても蕗は流れず」・・・。自然の萌え出ずる力を信じてみたいもの。それはとりもなおさず、私たち、日本人が生き延びてきた歴史であり、根源であるものだと思う・・。

 

 夕方からは・・猛吹雪になって・・・。瞬間的にそのあたりは真っ白になった・・・。

 

 「毎年よ 彼岸の入りが 寒いのは」

 明治26年の春のお彼岸・・。俳人の正岡子規が、その母に向かって、こう、つぶやいた。

 「彼岸だというのに寒いね・・」子規の母はこう言った・・。

 「毎年よ 彼岸の入りに寒いのは・・」

 これがそのまま・・俳句になって、子規の俳句になってしまったらしい・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


うどん屋の 店に置かれた 桃の花

2011年03月16日 | ふるさと散歩

 ひどく寒い夜から朝になって・・・・ずんやりと・・・さぶい・・いちんちになったです・・。全く・・・真冬に逆戻りしたかのようになって・・・。

 五木の子守歌やったかね・・、「雪はちらつくし・・子は泣くし・・・」みたいな風景が頭をよぎる・・。ふるい発想やけれど・・・昭和の23年生まれのおじさんだからねw・・・。

 

 それはさておき・・・昨年の秋くらいからだろうかね・・。さぬき広島と丸亀港を航行しているフェリーボートの新造船の船名を募集していたのは・・・。その船名が先月上旬に決まったらしい・・・。

 

 今は・・「備讃フェリ」という会社が・・「びさんⅡ」というフェリーと、「ニュービサン」という高速艇を使って運行してるんだけれど、フェリーが老朽化したのと、高齢者とか足の不自由な方には不便な船になったもので、丸亀市が船を新造して、それをフェリー会社に貸与するという形になるらしい・・。

 

 で、その・・新造船の名前が決まった・・という。それが・・「しわく丸」というのだそうだ・・・。むむむ・・・というような名前だけれど、丸亀市が決めたのならば仕方がないね・・。

 

 それから・・これも、さぬき広島の情報なんだけれど、今年の「さぬき広島お大師参り」は、4月23日(旧暦3月21日)の土曜日に行われる予定らしい・・。ちなみに、塩飽本島のお大師参りは旧暦3月4日で新暦では4月6日の木曜日になるらしい。この写真は・・・昨年のもので、一番札所の「お大師堂」だ。

 

 これが・・・我が家の島の家の裏庭にある・・「サクランボ」の桜と言われている。誰が植えてくれたのか記憶にないのだけれど、この花が咲いて終わったら・・・サクランボの実がなる。ただ・・ここはほとんど・・無人状態になるので、実がなっても食べた記憶がない・・。柿とか梅とかも・・・。

 

 ということで、朝の八時半のフェリーで島を出た。なにせ・・風が強いもので、高速艇が出ない可能性もあるので、大きなフェリーが確実かなぁということで島を出たが、折からの強風で・・・右に揺れ、左に揺れながら・・・それでも・・堂々として・・・丸亀港に入った・・・。港内に入ると海はおだやかになる。周りの建物が風を防いでくれるからだ・・。

 ここは・・造船所だけれど、煙突ばかりを作ってる部署らしい・・・。

 

 途中を省略して・・・娘の家がある屋島に戻ってきた。で、午後1時半の約束までには3時間もあるものだから・・・ホームセンターに立ち寄った。ここならば・・・二時間くらいは過ごせるかなぁと思って・・。

 で、とにかく・・・朝昼兼用のお食事ということで・・・変わり映えがしないけれど、ホームセンター内にある「七五家:しちごや」さんに寄ってみた。腹が減っては買い物はできん・・」・・ほんまは買い物なんぞしないくせに・・。

 

 こういう券売機で・・・あらかじめ食券を買う・・・。さぬきのうどん屋さんは横着でっしゃろ。何から何までお客にやらすんでっせ・・。で・・・かけは飽きたし、カマタマは時間がかかりそうやし、ザルは時期的に似合わんし、天ぷらは・・油っこいし・・・。ということで、きつねうどんになった・・。しょうもない選択やねぇ・・。

 

 ま、麺も・・お出汁も・・・揚げも・・・印象には残らない・・・普通の難なく味なく・・記憶なく・・・みたいなおうどん。ただ・・・。ただ・・。ただ・・。

 

 この・・おねえさんが・・・印象に残っただけ・・。

 

 我が家に戻っても・・・雪だったね・・・。3月のお彼岸前には寒くなるって言うのはいつものことだからね・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


菜の花の さして先人の 墓がある

2011年03月15日 | ふるさと散歩

 このブログは、私が元気で生きていますよ・・・という意味で毎日、情報発信をしているものですので、巨大地震や津波があっても、私が元気なうちは書き続けるものですから、その旨をご理解ください。このブログの更新が止まった時には何かあったかな・・と思って下さい。そういう意味で、最後の末尾の文章が付け加えられております。 

 朝方から午後にかけては暖かい春の日差しに満ちた日になった・・・。朝方は・・・集落内を散歩したり、空き缶や燃えるゴミの片付けなんぞをやっていた・・・。

 

 でもだ・・。物音一つしなくて・・・、人影が全くない・・・。まるで・・・津波が通り過ぎた町のような不気味さ。ただ・・違うのは・・・景色がそのままであるということ・・・。この島には・・・私だけしか残っていないかのような静けさの町・・・・。

 

 午前10時過ぎのフェリーで塩飽史談会の加藤先生がやってきた。史談会の大きな目的の「塩飽年表」の作成の最後の確認らしい・・。それはとりもなおさず、この「さぬき広島」の歴史の確認作業でもある。

 

 で、午前中は・・この「地福寺:じふくじ」さんで歴史・縁起の確認のために和尚様からの聞き取り・・・。しかしながら・・寺社仏閣というものは、ろうそくや線香、護摩焚きなどの火から出火して火災になることが多く、また、兵火や失火などで燃えることが多く、定かな記録が残っていない。このお寺もそういうことで、昭和以前の記録はほとんど残っていないとのこと・・・・。

 

 昼食後は・・・コミュニティセンターでの資料の確認と修正打ち合わせ・・。パワーのある加藤先生だわ・・。80歳を過ぎているのかな。

 

 正しい記録を正しく書き残すこと。それが歴史を作っていくことになる。書き残されないできごとは決して歴史にはなり得ない。どんな形でもいいから・・・書き残しておきすれば、それはいつか・・・後生において歴史になる・・。そんな・・先生の意気込みだ。

 

 午後からは・・・このさぬき広島の政治や神社の基礎を作ったという「山崎さん」宅を訪問して、昔のお話を聞いた・・・。

 戦国時代には、阿波の三好氏の配下・十河存保軍に敗れた西ノ庄城の城主香川民部少輔景信らが海に逃れ、広島の立石や江の浦にすみついたのは、天正九年(1581)の七月十三日のことであった。島に香川姓が多いのはそのためだといわれる。

 

 立石には寛正三(1462)年のころから旧族平尾伝右衛門と称する者がおり、香川民部少輔景信はこの平尾家に身を寄せていたが、その間に娘が生まれた。この娘が成長して讃岐原田の平尾河内守基家の次男平尾伝右衛門信定と養子縁組して立石の平尾氏を継いだ。信定は浦長となり、平穏無事に暮らせるのは神のおかげと、応神天皇をまつり、八幡神社とした。

 

 これがその・・香川民部少輔景信らのお墓だと言われている。そこへもお参りしてきた。実に立派なお墓が・・山中の奥深い場所にひっそりと残されていた。

 

 この・・杖をついたおばあさんが・・前当主の礼夫人。右側の婦人が・・そのお嫁さん。香川家を継いでいる人だ。真ん中の婦人は・・・あの天霧城に住んでいたという香川一族の末裔で、しかも・・この島に住んでいた人に嫁いでいる。で、この礼子夫人が叔母さんだという・・・。驚きの再会になったらしい・・。今は広島のコミニュティセンターに勤務してて、少し上の写真でマスク姿で資料を確認している人だ・・。

  

 そんなんで、島でのお仕事は終わったので、明日のお昼過ぎには島を出て・・・屋島の娘の家に寄ってから帰ることになる・・。

ぽちっとしてみてください。

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。


麦伸びて 明日のいのちの 暖かさ

2011年03月14日 | 自然

 東北地方太平洋沖地震によって福島原発が爆発したり冷却水事故が多発したりとおかしくなっているようす。さらには東京電力・東北電力による計画停電と、慌ただしくなる中で、多数の方々の死亡が確認されているようです。こころから・・お見舞い申し上げます。

 災害用伝言ダイヤル「171」  

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 今日は三月末から四月上旬の気温になったようで、少し歩けば汗ばむほどだった・・。

 先日のマグニチュード9.0という巨大地震と、それに関連する津波で大騒ぎになっている昨今だけれど、島に係留してある我が愛艇「あかつきⅡ」は大丈夫だろうか・・ということで、さぬき広島に向かった・・・。

 で、丸亀港近くにあるスーパー「ぱわ~してぃ」で食材とお飲み物を買った。おじさん数人が・・「これ、安いなぁ・・1本100円やで、ジュースよかお茶よか安いで~」と言うてる。見れば・・「麒麟ののどごし<生>」で、24本入り(350ml)が2400円だと騒いでいるのだ。そういえばそうやなぁと思って、それを1函買った。

 

 で、車を某所に預けて・・・、時間が早い(AM10:00)けれど、おうどんにした。丸亀魚市場内にあるセルフのお店「喰うかい」だった。ここは市場の中ということで、朝の5時からやってるんだそうだ。

 

 ここはラーメンもあるらしいという讃岐では少しばかり珍しいお店やね。おうどん屋さんで、そばを打ってるお店はいくらかあるけれど・・。で、ここの・・名物らしい「牛すじうどん・小」を注文した。380円だった。

 

 で、一筋食べてみて・・・「これはラーメンかい?」と思うようなおうどん・・。白くてまっすぐだけれど細麺で、お出汁の関係だろうか・・・ラーメンを食べてる感触・・・。お肉がどっさりと入っているが・・・そんなに硬くはない・・・。

 で、11時10分の高速艇に乗って・・・さぬき広島に向かった・・。

 

 後方にわずかにさぬき富士「飯野山」が見える。左端は・・・青野山。高速艇「ニュービサン」は、11時25分に江の浦港に着く・・・。

 

 真ん中が・・・うちの愛艇、「あかつきⅡ」 みんな無事な様子・・・。これで一安心。自分の船のことなどどうでもいいことで、私の船が・・近隣のお船を傷つけたり壊したりしたら大変なことだからね・・。ま、災害だから・・・ということにはなるのだろうけれども・・・やはり、他人さんには迷惑をかけたくないものだからね・・。

 

 我が家に向かう途中・・、島を歩いてみたが、これは「さやえんどう」の花やろうね。それだし、麦も大きく成長していた・・・。ここは・・・すっかりと春めいてきたなぁと思うことだった・・。

 

 自由律の師匠荻原成泉水は、「伸び出した 麦の穂の真実」という句を詠んだが、「我こそはと 麦の芽のいきおい」と詠んでみたが・・・やはり・・二番煎じやね・・。

 

 こちらは・・・そら豆の花だ・・。こういうものを見ると・・・「春だなぁ・・」と思う・・・。

 明日には・・「塩飽史談会」の事務局をやっている「加藤先生」がおいでになって、立石という集落の細部調査においでになるらしい・・。そういうことも含めて・・・明日は・・「20日」の・・・塩飽史談会現地研修会の最終確認・・・。

 

 島は・・・水仙が花盛り・・・。個人の畑やら、自治会が植えた道路沿いやらにはたくさんの水仙が今を盛りとばかりに開花している・・。

 

 この黄水仙のあたたかさが・・・こころに沁みた・・・。

 ポチッとしてください.

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


爪切りがよく切れる 朝の沈丁花

2011年03月13日 | 自由律俳句

 東北地方太平洋沖地震によって多数の方々がお亡くなりになり、また、多くの方々が被災し、今も孤立状態にある多数の方がおいでになると聞いておりますし、今も避難先で食料も水もない状態の方々がおいでになるようです。こころから・・お見舞い申し上げます。

 災害用伝言ダイヤル「171」  

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  で、ご案内の通り・・、今日は・・シイタケの植菌(しょくきん)をやってみた・・。子供の頃には・・・楽しくて面白いお仕事だったけれど、おとなになると、山から木を切って、山出しとか・・・玉切りとか・・という実際の作業になると・・・重荷になった・・。

 

 このあたりでは・・クヌギの木を使う。太さは・・持ちやすく、作業しやすいように・・・あんまり太くないほうがいいが、細いと・・耐用年数が短いのですぐに腐ってしまう。だから・・直径が10センチから20センチくらいのまっすぐな部分がいいと思う・・。玉切りする長さは・・およそ・・1m。持ちやすくて運びやすいものがいい・・。重すぎる物や曲がったものは運搬に困る・・。

 

 これに、およそ・・直径9ミリの穴を開ける。深さは菌種にも寄るのだろうけれど、この駒菌の場合には3Cmほど。プロ用には、長さをセットされていて、深さ一定のドリル刃があるが、うちの場合は汎用性を考えて短いドリルを使った・・。

 

 で、こんな具合に・・横には・・20センチ、上下は5センチくらいにドリルで穴を開ける。これを「穿孔:せんこう」という。この木材を切ることを「玉切り」といい、切った部材を「原木」とか「ほだ木」という。穴の径は9ミリ。深さは3センチ。

 

 こんな感じで・・・先が9ミリ、上部が10ミリ程度の丸い木栓を穴に押し込んで、金槌でたたき込む。穴が9ミリにに10ミリほどの栓をたたき込むイメージ。これで穴を密閉して雑菌が入らないようにし、また、原木の乾燥を防ぐものらしい・・。前には・・「封蝋」というものを塗ったり、発泡スチロールの丸いふたをしたものだが、そういうものをしなくてもいいそうだ。

 

 これを・・まごのはやてちゃんが打ち込んでいる・・。

 で、はやてちゃんも午前中には帰ってしまい・・私ら家族三人だけになって、徳島のお寿司屋さんへいこう、勝浦のひな人形を見に行こう・・どこそこのうどん屋さんに行こう・・・というプランはことごとく破棄されてしまって・・。「残り物でお昼を食べよう」ということになった・・。

 で、私だけが・・・ここのおうどん屋さんに行った・・。

 

 ここも・・・久々だなぁと思うような・・・我が町の・・・「さぬき市大川町」にある・・「手打ちうどん・すぎもと」。セルフのお店で・・・シンプルなうどん屋さん・・。

 

 で、かけうどん小(180円)+揚げ(100円)=280円というささやかな昼食・・・。今日は奥方がお休みだったから、朝ご飯がしっかりとあったからね・・。

 

 時期的に・・こういう・・お雛さんのお人形が・・・。毎年のことなんだけれども・・。

 

 我が家にある・・白い沈丁花・・・。赤い物はなぜか・・姿が見えなくなった・・・。

 「じんちょうげ・・・じんちょうげ~~・・・」と口ずさんでいたらば、「びでおちゃん、それは、ほうせんか、ほうせんか~~でしょ!」と言われた・・・。ああ~あ・・、いよいよ・・認知症が進行してきたかねぇ・・・。

 

 ポチッとしてください.

じゃぁ、また、明日、会えるといいね・・。


うぐいすの 初音ゆるやかに 飛行雲 

2011年03月12日 | ふるさと散歩

 東日本の地震と大津波の非常事態とは打って変わって・・・静かでのどかな春の朝になった・・。物音一つ聞こえない・・・。ときたま聞こえるのは・・・小鳥の声と小川のせせらぎの音・・・。

 

 テレビの画像が・・・まるで・・・ドラマ映画みたいに見える静けさ・・・。臆病番犬のゴンの散歩を済ませると、またも・・デジイチを提げて・・・「センジョウ・カメラマン」は・・「みろく自然公園」に出かける・・・。

 「よく毎日続きますね」

とよく言われますが、その秘訣は図々しく同じネタを何度も使うこと であります!

 それもさりげなく・・しかも新鮮に・・・。

 

 で、朝・昼兼用のおうどんを食べて、ここならではの・・缶ビール。それに少しだけのおでん・・。ここまで歩いても15分ほどの距離だけれど、10時を過ぎると・・・この缶ビールがおいしい・・。

 きつねうどん250円+おでん1個110円+缶ビール260円=620円か・・。ま。たまにはいいか。

 

 ここは・・・「道の駅みろく」の反対車線・北側にある・・ふれあい市場というJAさんのやってる産直市場と、それに付属する「本館」建物にある「ふれあい市場」ここもJA婦人部がやってるお店らしい・・。

 

 ここでおなかをおこしてから・・・「みろく自然公園」へと進む・・。今日は・・・奥方のけいこばぁが泊まり勤務から戻ってきて、朝昼兼用のお食事をしてビールを飲んでお昼寝の日。静かに寝かせておかないと噴火爆発しかねないので・・・私は・・・「亭主元気で留守がいい」モード。

 

 梅を見て・・・ツバキを見て・・・わびすけを見て・・・。今の時期はそんなものか・・。まだ、ロウバイも残っているけれど・・。

 

 天気はいいのだけれど、まだまだ・・空気は冷たいものだからか・・・お散歩の人影は少ない・・。子供連れの親子が遊具でにぎやかに遊んでいる程度・・・。地震のことも、津波のことも・・・まるで他人事のような別世界・・・。

 

 さて・・・、お昼からは・・・ようちゃんばあば日記 に触発されて、となりの山で伐採されて山積みになっている原木を数本頂いてきて・・・、そこにしいたけの種菌を植えることにした・・。どうせ、山で腐らせてしまう雑木だから、それを有効利用させていただくことにした。

 

 この原木が・・・うまいことに・・1mほどに切ってある。そこに・・・種菌を植えることにした・・。ところがだ・・。ようちゃんばあばさんとこと違って、近くのホームセンターにあったのは・・昔ながらの「駒菌」だ・・。つまり・・円錐形をした木材にシイタケ菌をしみこませてあるものを、金槌で打ち込むという旧式の物。ま、安いからいいか・・。それだし、久しぶりだからなぁ・・・と、やってみることにした。

 

 ところが・・肝心の・・・電気ドリルが見えない・・・。インパクトドライバーでは木工用のドリルの刃が合わない・・・。なんだかんだで・・・結局・・明日の作業になった・・。

 

 その合間に・・・はやてちゃんが・・「さっちゃん農園」をミニ・耕耘機で耕すことになった・・・。その間に、さっちゃんとか、けいこばぁが・・・山から・・シイタケ用の原木を何本も運んできた・・・。もしもし・・・。どさくさにまぎれて、私に余分なプレッシャーをかけんといてよ~・・。

 

じゃぁ、また、明日、合えるといいね。


東北地方太平洋沖地震情報

2011年03月12日 | Weblog

 大変な地震と津波で非常事態になっています。

 

 東北地方太平洋沖地震

 3月11日午後、三陸沖を震源とする強い地震があり、東北地方で震度7、マグニチュード8.8を記録しました。

 

各社の災害用伝言ダイヤル

地震・警報情報

ライフライン関連リンク

交通情報


大地震 平等施一切や 川ざくら

2011年03月11日 | さぬきうどん

 まずもって・・ 、「マグニチュード、8・8」の「東北地方太平洋沖地震」の被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。 これは明治以降で国内最大規模の巨大地震になるらしい・・。我が国全体で・・とんでもない事態になっている・・・。

  

 

 明日の朝になっての情報が明確になってくることがこわいね・・。

 

 さて・・朝方は雪がうっすらと積もっていたが、風もなくおだやかな暖かい朝になった・・・。

 

 この畑の白くなってる部分が雪で・・霜ではない。でも、この雪も夜明けとともに・・すっかりと姿を消した。

 で、九時過ぎに我が家を出て・・・丸亀に向かった・・。昨日の本・・「塩飽島戦記」をお届けするためだ。

 

 この本をお届けする先は・・・「塩飽石材さん」丸亀市の石屋さんだ。元々は・・さぬき広島にあった石材屋さんだが、時代の流れで・・丸亀市内に移転した・・。

 「でも、なんで?」と思うかも知れないけれど・・・単なる「塩飽」つながり・・。ここのおかみさん(奥様)に聞いたのだけれど、この「塩飽」という字が読めない人が多くなったそうだ・・。「えんぽう」と読む人がいるらしい・・。それこそ・・賢い人かも知れない・・。これを・・「えんぽう」って、読むのか・・。信じられん・・。

  <=クリックしてくださいな。

 で、おいしい・・紅茶をいただいてきた・・。

 

 紅茶の名前はよく知らないのだけれど・・。話題のウィタードだったのだろうかね。トワイニング・・・っていう字は読めるのだけれど・・。

 さて、今日のお昼はここになった・・。しわくさん(石屋さんのおかみさんね・・)のおすすめ・・のおうどん屋さんの「富永うどん」。

 

 こういう・・素朴なお店というか「民家」なんだ・・。普通の民家がうどん屋になっていて、和室に・・靴ごと上がっていく・・。

 

 これが玄関だけれど、この廊下にも靴ごと上がっていいらしい・・。今は三月だからか、おひなさんや桃の花が飾ってあった・・。

 

 これは・・奥の間の和室。さすがにここは靴を脱がないと・・。でも、私がいる所は・・・和室にフローリングを張った部屋で・・イスとテーブル式になっている・・。

 

 ここも・・宮武の流れをくむお店らしくて、「あつあつ」「あつひや」「ひやあつ」「ひやひや」などというお店。麺の温度と、お出汁の温度の組み合わせね・・。で、私は・・・「あつあつ」を注文した。セルフのお店らしいのだけれど、それでも・・「12分、まってください」とおばあさんが言う・・。仕方がないわな・・。

 

 右手の容器に・・ネギとおろしショウガが入っていて、それを・・麺の上に載せたところ・・。こういうきわめてシンプルで、さぬきうどんの原点みたいなおうどん・・。麺はゆで足りないのかなぁと思うようなしっかりとした麺。さすがに西讃の麺やね、しっかりとしたおうどんだ。お出汁は・・・物足りないくらいなさっぱり出汁・・。お醤油を少し足したい気持ちになったが、近くに醤油が見えない・・。

 

 これで・・・180円だった・・。

 しかしのかかし・・、今日の地震と津波はものすごい状態やね・・。ということで、地震情報・津波情報に注目することにして、また、明日。今夜はけいこばぁはお泊まり勤務。

 そうそう・・・坂上二郎さんがなくなりました・・。安穏を念じあげます。この歌がなつかしく・・涙が流れます・・。とにかく・・・聞いてみて下さい。

学校の先生/坂上二郎

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。


友来たる 楽しからずや 早春賦

2011年03月10日 | ふるさと散歩

 朝方は天気も良くて、風も穏やかだったもので、窓を開け放ち、お布団をベランダに干して、書斎のおこたも片付けての大掃除・・・。ここんところの寒さで・・・お掃除どころか・・・。だから、床にはわたぼこりがフラメンコ・ダンスだ・・。

 

 で、掃除機をかけて・・・二階部分の一斉清掃・・・。二階には、書斎に使っている・・娘の白い部屋と、寝室の黒い部屋があり、けいこばぁの事務所の「物置小屋」がある。本来は・・私の「CAPTAIN・ROOM」。そのあたりもきれいさっぱりとお掃除をした・・。

 

 今日はけいこばぁは・・丸亀市の「ホテル・オークラ」での研修会・・・。ケアマネさんの研修だろうかね。認知症予防の研修会だろうかね・・・。介護福祉士の試験は終わったとかというてたのだけれど・・。

 さて、お布団を干したり、お部屋のお掃除が終わると・・・奥方に頼まれた・・・お買い物。「缶ビール・350ml*24本函を一個。お茶ボトル・2l*6本函を一個、それに・・・好みのコロッケ3個*2種」

 

 で、今日のお昼はここになった・・・。

 さぬき市長尾の「手打ちうどん・おかだ」という一般店。朝の10時くらいからやってる様子。お休みも不定期らしいけれど、諸般の事情とか家庭の事情で休むのかな・・。「明日・定休日」という札が見えた・・・。

 

 駐車場は・・・十台くらいかな。店内も広くはなくて・・・四人掛けが・・・五つか六つくらいか・・。おでんはあるけれど、天ぷら物はない様子。ご飯物は・・・ちらし寿司とか、おにぎりとかおいなりさんとか・・。

 

 で、・・、目新しいものを・・と思って注文したのが「肉うどん」それにいなり寿司二個セットを取ったら、昨日とまるきり同じメニューになっていた・・。なんじゃらほい・・。これで、今日は・・・430円+120円で、550円だったような・・・。昨日は650円だったので、今日は100円安かったかな・・と感じたような記憶の流れ・・。

 

 あれれ・・・。「これも認知症の初期段階じゃろうか・・」、昨日に食べたものを忘れて、今日も同じものを注文してしまうなんて・・・。大丈夫かなぁ・・と。

 

 我が家に戻る途中・・・。大きな鳥やなぁと思ってカメラを向けたら・・・おさるさんじゃないか・・・。我が物顔で・・・このあたりを占領してしまっている・・・。夜はイノシシ、昼間はおさる。日常茶飯事・カラスにムクドリ。

 

 午後からは・・・ブログ友達の・・・おねえさんがやってきて・・・ひとしきり・・咸臨丸のお話をしたけれど、先日の証券ウーマンのお姉さんも一緒で、「咸臨丸」という名前さえ知らないし、どんなことをしたのかさえ知らない・・・。時代だね・・・。

 そうは言うても、この私も・・・さぬき広島に行くまでは・・「咸臨丸」のことなんぞ、まるで知らなかったのだから、似たようなもんだわさ・・。偉そうにはいえないね・・・。

 

 で、夕方に・・長崎・諫早の吉田さんの本が届いた・・。なかなかに・・自費出版ていうのも一大事業だわさ。販路がないのだからね・・。少しでもの応援だと思って五冊を注文したけれど、膨大な本の山が・・・どう、解消されていくかだね・・。

 

 言うと言わないと、こういう本の自費出版は大変だわ・・・。私にはとうてい・・その勇気も財力もないのだけれど。でも、その夢はあるのだけれどもねぇ・・。夢だけは持ち続けていたいけれど・・。

 

 山では・・・ふきのとうが伸びきってしまっていた・・・。寒い寒いといいながら、それでもしっかりと春の足音は近づいてきているんだ・・・。

早春賦

 きれいな・・・梅の映像を楽しんでみて下さいな・・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


猿の子は もう猿のすばやさや 梅畑

2011年03月09日 | 自然

 今日は一日中・・・寒い冬日のままで終わった。天気予報では晴れるとか気温が上がるとかというてたけれど、北風の強い・・・ひどく冷たい一日になった・・・。

 さて・・・、JTBさんにお願いしてあった新幹線のチケットを受け取りに行って来た。最近のことだから・・・なんでもネットでできるのだろうけれど、こと、料金に絡むことは下手をすると高く付くし、この前もダブル・ブッキングをやって二重請求が来て大慌てしたし・・・。

 

 ということで、JTBさんにお願いした・・・。これは・・三月末の横浜ミニツアーの乗車券ほか・・。実は・・・海上保安庁海洋情報部・・というところで、さぬき広島に関する情報を調べたくて・・・東京に行くことになった。これが実に・・水曜日の午後だけしか見せてくれないらしい・・。

 

 「それじゃ、ダメじゃん・・春風亭昇太」・・・ということで、東京の「船の科学館」とか、「横浜開港資料館」とか・・海上保安庁横浜資料館・・少し前の「北朝鮮工作船展示館」のある場所とか・・。それに、孫のはやてちゃんが加わって、それに、私の弟の「よっくん」も加わってのでこぼこ三人旅になった・・。

 

 あとは・・氷川丸とか・・・日本丸一世号とかを見学する予定の旅・・・。

 

 そういう旅の準備・・。この旅も先の話やなぁと思っていたが・・・、もう、三週間後に迫ってきたんやね・・。

 

 これは・・、我が家の横の山で行われている・・山肌崩壊現場での植生シートの貼り付け・・。左が作業中で、右側が作業が終わった部分・・。まるで、大きな滑り台みたいだ・・。

 

 でも、こういう費用は・・・どこから出ているのだろうかね・・。作業員は・・「県の工事だから・・」というてたけれど。

 

 で、今日のお昼はここになった・・・。奥方のけいこばぁのお買い物のついでに立ち寄った・・「花林亭」という一般店・・・。大型スーパーの「ビッグ」というお店に隣接しているが・・全く、関係のないお店らしい。

 

 お店の中に、こんな絵手紙が何枚か張ってあるのが興味深かった・・・。やっぱり・・・文字が肝心やね。墨文字の感性が全体を決めてしまうね。絵は・・・それなりでも決まると思うな・・。

 

 で、今日は・・・けいこばぁのおごりだというもので、「C定食」という・・・肉うどん+いなり寿司2個セットメニューにした。これで、650円だったが、ボリュームがしっかりとあって・・・夕食が重たくなった・・。

  花林亭
     さぬき市寒川町石田東甲1375
     TEL 0879―43―2103
     営業 11:00~21:00
         無休

 

 家に戻ると・・・、こんな文集が届いていた・・・。今年は・・・いただけないのかなぁ・・と思っていた・・塩飽諸島の「佐柳(さなぎ)島」の皆さんで作っている・・・文集。この・・「佐柳ふるさとの会」というのは、パワーのある団体・・・。うらやましいね。島はどこでも過疎になるばかり・・。いや、島だけでなくて・・私らのさぬき市「大川町」だって、過疎化が進み、限界集落が目立ってきた・・。

 あ、「さぬき広島」の活性化を考えての・・「英国士官レキ研究会」だけれど、はてさて、今年はどういう方向で進むのかなぁ・・。そのために・・東京・横浜に行って来るのだけれど・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


いやおうに 君に会いたい 寒桜

2011年03月08日 | 歴史

  「私、お仕事に来て、こんなにいやされるおうちは初めて・・・」と、証券会社のお姉さんが言う・・・。ま、おべんちゃらだと思うし、社交辞令だとも思うが、開口一番にそう言われるとうれしい・・・。

 今日は・・・我が家の南では・・・森林組合の作業員が植林用の苗の手入れ、西側では山肌の崩落現場に植栽ネットの貼り付け・・、東側では植林作業・・・、北側の山手でも植林が行われていて、そのあたりは・・・車が十台ほど並んでいる・・・。

 

 「こんなものすごい大きなお庭をお持ちなんですね・・」

  違う・・ちがう・・・、となりはよそさまのお山やで・・・。我が家のお庭なんかじゃないってば・・・。いやされるどころか・・・慌ただしいったらありゃしない・・・。

 それはさておき・・・、今日は丸亀市に行って来た・・・。丸亀市と言うても綾歌町の福成寺で、過去に何度も紹介しているお寺さんだ・・。「ふくじょうじ」さんという・・。浄土真宗本願寺派のお寺さんだ。

 

 ここに咲いているのは・・「寒桜」。それも、もう、おしまいの時期らしい・・・。はらはらと花びらが舞っていた・・・。

 

 桜だけを見て、本堂にお参りしないのでは「下座せずは僧にあらず・・」というおしかりを受けるので、、福成寺本堂に回った…(回っただけかいな・・)。

 

 この・・・金色の額が本堂前上段にあって、「当山沿革」と書いてある。以下はその要約。

 浄土真宗本願寺派梵音山真興院福成寺と称す。開基は、聖武天皇の頃、行基の開山と伝えられる。   嘉承元年(848)真言宗に、応永28年(1421)、中興の祖、了圓により、真宗に改宗した。
 後小松天皇の応永元年(1394)、長尾大隅守の執権職であった幡多惣左衛門正家が68歳の時、出家し了圓と号し、この地に福成寺を再建した。了圓の後、長尾元高の第9子、高乗をその嗣とし、乗高と号し、当山第二世となった。以後、法灯連綿今日迄及ぶ・・・とある。

 諸堂宇も整い大いに盛んであったが、天正の兵火で焼失。以後再建され、天正14年には、羽柴秀吉から京都大仏殿供養に命ぜられている。

 

 長尾氏は、聖武天皇の子、橘諸兄の子孫が讃岐国三野郡筥御崎(現三豊市詫間町箱)に住み、海崎(みさき)氏と称し、その26世孫海崎豊前守元村に至り、鵜足郡長尾に移り、長尾氏と改めたもの。戦功により、長尾炭所・岡田・栗熊に封を受けたとある・・・。

 

 昔のことはややこしいね。

 

 福成寺
 丸亀市綾歌町栗熊西838    MapFan地図へ

  

 ここの掲示板にはいろいろと教えられることが書いてあるが・・。

 

 うーむ。真宗の教えは難しいなぁ・・・。いや、私も、ご法話ではこういうお話はするが、みなさん、こんなんでわかるかい? 言うてるほうもわからんようになったりする・・。

 さて、今日のお昼はここになった・・。

 

 高松市香川町浅野にある・・「にしばた製麺」。ここは・・・朝の九時から開店してて、16時まで営業するセルフのお店だ。お店は・・・なんとなくレトロ風なお店だが、そんなに経歴が長いわけではない・・・。

 

 そろそろと、卓袱(しっぽく)うどんもシーズン終了間近かな・・。そういうことで、・・・ラスト・オーダーみたいな気持ちになった。これで・・380円だった。

 

にしばた製麺 讃岐うどん遍路                    
住所:   香川県高松市香川町浅野258-1 地図
電話     087-888-7770
営業日   定休日 月曜日
営業時間  9:00~17:00 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


鳥鳴いて 古民家カフェに 浅い春

2011年03月07日 | ふるさと散歩

 朝方は・・・春らしいいい空気じゃったが、昼前からは冷たい冬に逆戻りしたかのような寒さになった。国会も政治も三寒四温の迷走かなぁ・・・。

 先日の・・「三本松メガネのカワイ店長ブログ」で紹介されていた・・「古民家cafeおてんとさん」の横を通りがかったので、あの生き物は何じゃろうか・・ということで調べてみた・・。

 

 我が家から南に進むと・・・大川ダムを過ぎる。我が家の田んぼやら旧宅が残る場所がある。そこからさらに五名方面に進むと・・・こういう標識があって、東かがわ市笠松という集落に抜ける。

 

 同じ・・・大川町という山あいの里だが、旧道は廃れてしまって通れなくなった。だから、一旦、隣町の大内町を経由してでないと行けなかった。町議選とかの場合には選挙カーは隣町を静かに走行して、森行(もりゆき)という集落に入って広報車のマイクを握ったものだった・・。「飛び地」みたいなものだった・・。

 それではいかんじゃないか・・という時の町長の一声で、この林道が開通して、さぬき市営のCATV用ケーブルもこのルートを走っている。

 

 で、看板の陰から・・・、その古民家カフェと牧場を調べてみた・・・。バッファローだろうか、ラバだろうか・・。大きいものには角がある。小さいのはこどもだろうか・・・。あれは何じゃろ・・。

 

 わからん・・・。

 

 ほう・・、これがメガネのカワイ店長さんが・・

>なんかバカにしているような顔に見えませんか?

 という・・砂防ダムか・・・。バカにされてるというか、「あきれてる・・」みたいなダムやね。

  

 実は・・・この動物、ヤギの「テン」君というらしくて、同じく大川町の「うしおじさん」とかからもらわれていたものらしい・・。小さい方も同じかな・・・。小さい方は「クウ」というのだそうだ。この・・うしおじさん、中学の時の同級生で、そのころには仲良くしたものだったんだけれど・・。

 

 そこから少しばかり下ったところには・・・「イノシシ」がいる。見えるかな・・・丸い鼻が二つこちらを向いている・・。おやじさんは横を向いて知らぬ顔・・・。だから、このオリには三匹のイノシシがいる・・。

 

 これが・・県道から入る分岐点の目印・・。

 古民家Cafeおてんとさん
さぬき市大川町田面3034      MapFan地図へ
0879-43-5290
9:00~17:00  ランチは11:00~14:00
定休:火曜

 でもだ・・・、私は・・うどん屋さんにしか入らないもので、こうしたカフェやラーメン屋さんやレストランには原則として入れない・・・。よほど・・食べる場所がなくて、どうしても困った場合でないと・・・ラーメン屋さんにも入れないのだから・・・。

 

 ということで、今日のお昼はここになった・・・。木田郡三木町上高岡にある「手織りうどん滝音(たきね)」だ。

 

 ここも・・開店当時は行列ができて、この前の県道が渋滞するほどだったが、駐車場を拡張したのと、情熱が冷めたものか、行列はなくなった・・・。かと言って、お客が減ったという訳でもないらしい・・。

 

 ここに来たら・・これだ。「まかないぶっかけ」。肉、わかめ、大根おろし、かまぼこ、あげ、温玉、ネギ、レモンがてんこ盛りの豪華なうどんで、実に八種のトッピングになるのは県下最高。細麺で、プニプニした食感でしっかりとしたコシのある美味しいうどんでもある。これで500円はおいしい。

 

◆『手織りうどん 滝音』詳細データ
 住  所:香川県木田郡三木町上高岡266-1
 電  話:087-898-4800
 営業時間:10時~15時半
 定休日 :第1・3・5月曜

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。 


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