今日の北海道は午前中こそ雲がでたものの午後には晴れ渡り暖かな一日となった。今年はこれまでのところ今日のような快適な秋晴れの日に恵まれている。米国ではハリケーンSandyが東海岸を直撃しそうで、ニューヨークをはじめ主要都市は交通機関をはじめ厳戒態勢に入っている。いったいに米国人はこのような天災(の可能性)があると悲壮になるだけではなく、それさえも一種のエンターテインメントのように楽しむようなところがある。そのことは米国映画に様々な天災をテーマにしたアクションものが多いことからもうかがえるだろう。米国でのヒーローの一つに自然災害に立ち向かう勇気ある人物像がある。
翻って、日本でもし災害に対してそんな態度をとれば大変不謹慎なものと見做され、少なくとも公式には深刻な顔をしていなければならない。つまるところ米国には地震や台風の被害の歴史が日本より少ないからかもしれない。日本では、天災は大概悲惨な結果をもたらすものであるから、災害をテーマにするような映画はいわば他人の不幸を描くことになりかねず、したがって差し控えられるのだろう。
昨日の雨と強風で随分と紅葉も散ってしまったが、それでもまだ鮮やかな紅葉が楽しめる。身近な公園での紅葉の写真をいくつか。