完璧主義者Steve Jobsの死去から今日でちょうど1年が過ぎた。この間、Appleは時価総額で史上最大の企業となり、その業績は順調。また、新製品についても消費者の熱狂的な支持を受けている。当初はJobs亡き後のAppleを懸念する声も出たが、この1年ではまだ深刻な試練には遭遇していない。
しかし、iPhone5の地図での問題発生にも見られる通り、完璧主義者(したがって変わり者)Jobsの不在はAppleにその影を忍び寄らせている。Appleの試練は、これから始まる。
完璧主義者Steve Jobsの死去から今日でちょうど1年が過ぎた。この間、Appleは時価総額で史上最大の企業となり、その業績は順調。また、新製品についても消費者の熱狂的な支持を受けている。当初はJobs亡き後のAppleを懸念する声も出たが、この1年ではまだ深刻な試練には遭遇していない。
しかし、iPhone5の地図での問題発生にも見られる通り、完璧主義者(したがって変わり者)Jobsの不在はAppleにその影を忍び寄らせている。Appleの試練は、これから始まる。
2014年にはアフガニスタン大統領カルザイの2期目の任期が終わり、憲法の規定により三選できないから、カルザイは退陣⇒大統領選挙となる。このところ、カルザイはしきりに米軍他外国軍撤退後の国内治安の不安を口にし、特にタリバン(およびアルカイダ)をかくまっているパキスタンの脅威を強調している。早い話が、このままでは再びアフガニスタンはタリバンの手に落ちるので、選挙どころではない⇒自分の続投、を画策しているのではないかと米紙などでは言われている。さらにこれに乗じて、カルザイは、もし、アメリカが武器をアフガニスタン国軍に提供しないなら、中国やロシアから購入すると脅しをかけているのだ。もっとも、今のところ、カルザイは選挙は予定通り実施し、自分は退陣すると言っているが、だれもまともには受け取っていない。
カルザイとしては、米国はすでに2000人以上の戦死者を出しておりアフガニスタンが再度テロリストの温床になることを世論は簡単には見過ごせないだろうし、また、ところ構わず膨張主義を公言している中国の跳梁跋扈も許せないだろうという読みでのブラフである。
米国としては、カルザイ一派の腐敗には目に余るものの、カルザイをアフガニスタン「民主化」のシンボルとしてこれまで積み上げてきた虚構をいまさら簡単には覆せない。
カルザイの狡猾さが目に付く今回の一幕、歴史上、米国の傀儡が飼い主の手を噛むそぶり(恫喝)をしたことはいくらでもあった。こんなカルザイに米国大統領選挙が終わった後、オバマがどのような決断をくだすのか見ものである。ただ、カルザイ一派の腐敗ぶりからすると、いずれカルザイは海外亡命するしかなく、いまはそのタイミングおよび亡命先(米国がベストだが)を探している、というのが実情であろう。