ドイツと日本を殺すにゃ刃物はいらない。ナチズムと軍国主義をあげつらえばそれで足りる。ナチズムと軍国主義を非難する人には誰も抗することはできない。この言葉は今でもスペードのエース、万能の力があるようだ・・・
そんな印象を持ったのが、ドイツ・メルケル首相を迎えたギリシャ反応。破産した国家財政再建のための緊縮政策がドイツの陰謀であり、むしろナチスのギリシャ占領への賠償が少ないとして、ドイツこそ、ギリシャに支払うべきだと。まるで韓国や中国の日本に対する台詞をギリシャがドイツ向けにコピーしたようだ。世界で瞬時に情報が共有できる現代、こんなギリシャの戯言をわざわざ記事にするワシントンポストにも奇怪な記者がいるものだと思う。