回顧と展望

思いついたことや趣味の写真などを備忘録風に

浅田真央/白鳥の湖

2012年11月03日 21時29分15秒 | 日記

フィギュアスケート中国杯で浅田真央が「白鳥の湖」の演技で優勝したのをみていたら、つい、1994年のリリハンメルオリンピックでウクライナのオクサナ・バイウルが演技し金メダルを獲得した「白鳥の湖」を思い出した。オクサナが演じたのは黒鳥だったが、優美な手の動き、あくまでしなやかな身のこなしは二人がフィギュアスケートの世界で最高のレベルにあることの証明だと思う。決勝直前の怪我の痛みに耐えて舞ったオクサナの演技には鬼気迫るものがあり、その場に立ち会った者として終生忘れることは出来ない。しかし、今日の浅田の白鳥も、彼女の長いスランプを思えば決してオクサナにひけをとるものではない。人生の一瞬の輝き、オクサナのリリハンメルはまさにそれに当たるのだろう。

それにつけても、あの時、チケットを手配してくれた当時のノルウエイのクリスチャニア・バンク(2000年に合併されてしまった)のあの方は今どうしておられるのだろうか。

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野田自爆内閣

2012年11月03日 19時41分58秒 | 日記

「気違いに刃物(危険のきわめて多いことのたとえー広辞苑)」とは今回の田中文科大臣のためにあるような言葉である。それぞれに専門性をもった人材を育成しようとする大学の新設を、大臣の権限の狂った行使によって却下するとは、正気の沙汰ではないが、今回の野田改造内閣が、首相自らすでに自分を見失った中で行った組閣であることは法務大臣の例をひくまでもなく明らかで、疾うに予見されていたことでもある。日本の政治は既に危険水域を超えて、完全に制御不能に陥ってしまったようだ。

なお、今回の大学設置に関して言えば、このような愚挙に対して大学人がなにか声を上げるべきであるが、文科省に飼いならされた日本の大学人にはこのようなことさえもはや望むべくもないことのようだ。

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