回顧と展望

思いついたことや趣味の写真などを備忘録風に

松毬

2012年09月22日 18時54分40秒 | 日記

松毬、マツボックリは晩秋の季語。2年かかって木から落ちるので、一年目の未熟な種子から、役目を終えたものまで、さまざまな松毬が一本の木に同居している。いずれにせよ、こういうものに目が行くのは、季節が着実に秋、そして冬に向かっていることを風の中に感じるから。この小宇宙では人間世界の混沌とは別の時間が流れているようだ。

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虹・ハイビスカス

2012年09月21日 18時36分58秒 | 日記

虹を写真に撮るのは素人には本当に難しい。恥ずかしげもなく一枚。また、ベランダでのハイビスカスも。

 

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ミット・ロムニーの失言

2012年09月20日 17時08分22秒 | 日記

オリンピック直前のロンドンでロムニーがオリンピックに対する英国民の意識の低さと準備不足への懸念を表明して顰蹙を買ったのはまだ記憶に新しい(ロンドンオリンピックへの国民的関心の高さと成功に終了したことからロムニーの意見が誤りであったことは明白)。今度はアメリカの有権者に対して更に強力な失言をしてしまった。オバマ民主党への支持者を念頭において、政府への依存心をこき下ろしてみたのである。そもそも、相手候補の政策を誹謗中傷するならともかく、その支持者(?)を誹謗するという神経が信じがたい。一瞬のフラストレーションが暴発したのか、あるいは、億万長者として有権者の日常感覚とかくも乖離してしまったのか(多分後者)、いずれにしてもこれほどの失言はあのブッシュ(息子)でさえしなかった。税金も払わないで政府に依存している怠け者がオバマに投票し、これらの米国民の47%は相手にしない、ととれる発言の最も致命的なところは、まず、47%とはだれか、ということ、そして、たとえば欧州各国と比較すると米国民のほうがより長時間働いているという事実に真正面から反することである。自分の駐在経験から言っても(一部の特殊な人たちを除けば)たしかに大多数の一般的なアメリカ人は欧州の国民よりも勤勉であり、自己責任の考えが徹底している。これは共和党、民主党支持の違いを問わない。欧州がいわゆる「社会民主党政権」下で野放図な労働者の権利擁護と過剰な社会福祉政策を進めてきたのとは対照的である。

なにより、たかがロムニー如きの説教をありがたく聞くほどアメリカの有権者は愚かではないだろう。ロムニーはひょっとするとアメリカ(人)が嫌いなのかもしれない。そして、出馬した選挙を間違えたのだろう。彼が出馬すべき選挙は、10年間皇帝に匹敵する絶対的な権力を恣にできる金満中国の国家主席(その子女は米国留学)あたりだろうか。

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China + 1

2012年09月19日 09時26分21秒 | 日記

今ではあまり人口に膾炙されていないが、7-8年前にはChina +1という言葉が経済関係では怒涛のように使用されていた。中国への経営資源や収益構造の集中は万一の中国経済あるいは日中関係悪化の際に致命的な打撃を蒙ることになりかねないので、追加の工場建設などの投資は中国以外にすべき、というもの。この動きでベトナムやミャンマー、インドネシア、タイなどが +1の候補となり、特に人件費が安く、中国とは異なって親日的(ベトナムをフランスの植民地から解放した際に日本が一定の役割を果たしたこと)なベトナムが脚光を浴び。集中豪雨的な進出ラッシュが起きたことは記憶に新しい。

ここ数週間の動きをみると、特に株価や為替にも影響が出始めると、China +1というのもいまさらのようにうなずけるところがある。北京五輪やリーマンショック後に経済が失速することなく、また、世界第二の経済大国という虚報に踊らされて初歩的あるいは単純だが健全でもあるといえるDon't put all youe eggs into one basket といったリスクマネジメントを怠ったツケを今払わされている中小企業も多いのではないか。

 

 

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維新の会崩壊へ

2012年09月17日 10時22分00秒 | 日記

ここ数日の新聞報道をみると、国会議員、地方議員、塾生の間の内部抗争により予想より早く維新の会の崩壊が始まっているようだ。また、仮に国政選挙に打って出た際には、かつて国政に進出しようとした(今でも進出しようとしている)「幸福実現党」の顛末を想起させる。橋下大阪市長と1200万人の信者を擁するというエル・カンターレ大川幸福の科学総裁は、政治では同じレベルにあるのだろう。総選挙がいつのなるのか、たぶん任期満了の来年夏と思われるが、その時には維新という名前になんら清新さはなくなり、かつその政党は橋下氏の大阪地域政治カルト集団に近いものになっているかもしれない。大衆の人気というものは儚いものだから。

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