摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

コロナ渦明けの気配も嬉しい紅葉の高野山へ

2021年11月04日 | 関西の四季

コロナ禍も次第に収まる気配。テレビでやかましく言わないから多分、大阪の医療崩壊も何とか回避できたのかな?もうええやろ。じゅうぶん我慢した。昨日11月4日、巣ごもりをやめて、高野山に出かけた。趣味が植物観察のメンバーにもずっと会っていなかったから、もう寝寝込んでるやろうと思われてたかもしれない。南海電車に乗るのも2年ぶりかな。
久しぶりに遠出をしたら何もかも新鮮で元気が出てきた。見出し写真は壇上伽藍の笛を吹く天女。(と思う)
南海電車発売のデジタル切符がかなりお得だった。前夜スマホで買い込んではみたがQRコードの読み取りがやや苦手なので電車やバスの改札を無事通れるのか、ひやひやの初体験やった。無事、電車➡ ケーブルカー➡ バスと乗り継いで、女人堂前で高野山のマスコットこうやくんと会えた時は懐かしさと達成感とで思わず笑顔が出た。すっくと立つ高野槇も懐かしかった。シャクナゲが花のつぼみを付けてもう来年の春に備えていた。豆ツゲの葉っぱは小さくて可愛いい。「嫁の皿」と言われていたそうで、その言葉にはえげつない意地の悪さが感じられるけれども、実際の豆ツゲはひたすら可愛らしかった。

     

金剛峰寺前から壇上伽藍へ行く道の紅葉は今年一番乗りの出来栄え。色といい艶といい、人びとのマナーといい、どれも素晴らしかった。この穏やかな時間がいつまでも続いてほしいと思った。コロナ禍よさらば!
 

青い空。白い雲。真っ赤なもみじ。馬酔木の葉の緑。人びとの賑わい。
 

壇上伽藍の中で横笛を吹く天女。天井の調べが聞こえてきそう。天女も仏さまも今どきのテレビタレントみたいに痩せてはいない。ゆったりとふくよかなのがええなあ。