摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

遅ればせながら 新年のごあいさつ

2023年01月15日 | 日記

(寝起きの顔で失礼します)
七草がゆも終わり、えべっさん(恵比寿さま)の賑わいも終わった今頃、明けましておめでとうございますというのも、今さら場違いな…と言う感じなんやけど。
実は暮れの大掃除、お正月の雑煮の用意、その他エトセトラに年甲斐もなく頑張りすぎて、無理をした祟りか、1月4日あたりから何年ぶりかに熱まで出てきて、ずーっと布団を被って寝込んでた。そのため今年は初詣もお年始も、年賀状の返事もすべてまだ手付かずのまま。

年賀状を投函したのは12月26日のことだった。元旦に届いていたら幸いなんやけどな。
(てんやわんや)
昨年末12月30日に家族の誰か、誰とは言わないけれど特に敏感な怯え症の人が、自分の風邪はコロナに違いないと不安に怯えて言い始めた。なだめるために慌てて市販の検査キットを買い求めて検査したところ、コロナは陰性との結果。熱も37度台の微熱だった。多分ただの気の病、知恵熱の類、重くても鼻風邪かせいぜいちゃちなインフルエンザだと甘く見た。年末年始の途方もない順番待ちで混雑した医療機関にかかる気にもなれずに巣ごもりしていたところ、たちまち同居家族4人全員が、発熱、喉の焼け付くような痛みと痰の絡み、喘鳴でろくに声も出ず、咳はゴホンゴホン、時おり激しいクシャミの症状と悪寒、節々の痛みなど…を順番に仲良く発症し、同病相哀れむちょっとした戦友の気分を味わった。同居家族全員同じ風邪なんて、こんなことは1957~58年のアジア風邪以来やった。
(コロナの第8波だったか)
松もそろそろ取れる頃、症状が落ちついて熱も下がった1月13日、かかりつけ医に行ったところ「コロナやったかも知れへんな」との診断。「もう治ってると思っていいわ」とのありがたいお言葉やった。年の始めの十日余りほんまにしんどかった。
ところで猫はインフルエンザやコロナに感染しないのかなあ。我が家の2匹はずーっと元気にしている。暮れにゴマメを作ったときには大いに邪魔をしてたまらんほど元気やった。左のでかいのが野良猫上がりの♂1歳児のジイジ。窓の外をじっと眺めているのが三歳児箱入り娘のラム。どちらも魚が大好きで油断できないが、生涯初挑戦のゴマメはまずまずの出来やった。歳末忙しいカミさんを少しでも手助けしようと、レパートリーの拡大を試みたのだ。コツはじっくりと乾煎りすること、調味料は,酒、砂糖、みりん、しょうゆをテキトーに合わせていったん煮立たせること。みりんと砂糖を少なめにした方が冷えた後でもカリッとして食べやすい。
    

さて、今年もかみさんが頑張って作ったおせち。頑張りすぎてこの正月ダウンするきっかけになったんやけどな。
1.若い衆の大好きな海老とブリのつけ焼き、鶏肉、魚卵(「鯛の子」実はタラの子?)
2.数の子、ゴマメ、黒豆、栗きんとん、厚焼き卵、 紅白のカマボコ
3.お煮しめ でっかいお鍋にたっぷりのお煮しめを作り置きしておくと正月三が日のお野菜は十分まかなえるので重宝するで。
  

同居人の喜ぶ顔を見たくて、一生懸命正月支度をして来たけれどそろそろ体の方が悲鳴を上げ始めた。神様からの警告と謙虚に受け止め、心身の状態に合わせて生活の仕方を縮小モードに切り替えていかねばならない。そんなことが骨身にこたえた年の始めだった。
(久しぶりに家の外を歩いた)
なにわ会館の立派な門松。戸外の乾いた風が心地良かった。
中之島グランドを駆け回るサッカー少年たち。若者たち、ボールを追って走れよ走れ。