摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

突然の雪

2024年01月30日 | 関西の四季

 寒中とはいえ、温暖化の進む昨今、手足に霜焼けもヒビもこしらえずに済む幸せを感謝せねばならない。こんなことを書くと被災地の皆さまには申し訳ないような気がするけど…。それにしても昭和の三八豪雪の頃は寒かったよな。今ではほとんど雪の降らない大阪でも、当時は毎日のように学校のプールの水が凍り、水道管の凍結もしょっちゅうだった。北陸では列車が何日も雪に閉ざされて、被害状況すらハッキリとは判っていなかったんではなかろうか。今では「さんぱちごうせつ」何のこと?と言われそうな遠い昔のことになったな。見出し画像は、雪を被った湖西の田園風景。
 比良の山なみの向こうはシベリアからの風が吹いているのだろうか。雲の動きに不穏なものを感じながらも、呑気な私は、寒中でも暖かい冬日和をのんびり楽しんでいた。

 
 
 翌朝、目覚めるとクルマが雪を被っていた。前日までとは一変して、あたり一面雪景色。この中を高齢者が大阪まで帰るのはちょっとたいへんなんや。午後になって気温が上がり、雪が解け路面の凍結も何とかなりそうにるまで辛抱強く待った。その後、恐る恐る帰途についたことである。
 

 雪山よさようなら。今度来るときにはもう車では来ないからね。