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高額医療費補助の不思議

2013-10-14 | 心の体験的日記


妻、入院3週間
部屋代は別で支払い医療費70万
高額医療費補助による支払い上限
150000+(医療費―500、000)x0.01
だけ払えばよいとたかをくくっていた 笑い

なんと、8月分30万、(8月27日入院
9月分40万(9月21日退院)
の支払いになってしまった
月をまたいだのがいけなかったようだ。
この式では、月50万を超えた場合に有効のようだ

入院するときは、月の初旬、退院はその月の終わりまでに
がよさそう 笑い いや 馬鹿にならない笑!

「参考」厚生労働省HPより
Q10.月をまたいで治療した場合、医療費の合算はどうし
てできないのでしょうか。
A10.
高額療養費制度では、ご加入の医療保険が患者の皆様の窓
口負担額を把握する方法として、ご加入の医療保険に対して
医療機関が医療費を請求する「レセプト」を用いています
(現在のところ、レセプト以外に、医療保険が窓口負担額を
的確に把握する方法がありません)。
医療機関は、毎月、歴月単位で、ご加入の医療保険に対し
て医療費を「レセプト」で請求する仕組みとしており、これ
にあわせて、高額療養費の支給も歴月単位としています。
ご理解いただきますよう、お願いいたします

●●好奇心」頭を元気にするキーワード

2013-10-14 | ポジティブ心理学
元気づけ本 9-28


研究心 10-3

向学心10-9


好奇心「知れば知るほど知りたくなる」 2部頭

●知りたい、でも無理
 新生児。泣いてばかりの時期から1月もしないうちに、もう目がきょろきょろ。何をみているのでしょうか、そもそも見えているのでしょうか。
最近、新生児の能力についての研究が盛んになってきました。そしてわかったことは、新生児が驚くほど賢いということでした。
たとえば、因果認識。物がぶつかると(原因)、ぶつかられたほうが動く(結果)。
新生児にこの場面を見せます。そして、もう一つ、ぶつかる前に、ひとりでに物が動いてしまう場面も見せます。どっちのほうをよく見るかを目の動きを観察して調べます。結果は、物がひとりでに動きだすほうをよく見ます。
ということは、ぶつかられると動く(因果)は当たり前で見るまでもない、でも、物がひとりでに動くのはおかしい、なぜだ?という知的好奇心が働いているかららしいというのです。もっとすごいのは、物ではなく人だと、ひとりでに動いても、あまり見ないのだそうです。(この研究は、京都大学・藤田和生先生が、サルとの比較で行ったものです。)
この新生児の旺盛な知的好奇心。新生児期を人類の誕生期になぞらえると、人類の進化の源泉だったようにさえ思えます。なお、こういう考えを個体発生は系統発生を繰り返すと言います。
ですから、知的好奇心を失ったら、もうそれは人としての存在価値もなくなることに等しいと言ってもよいかもしれません。
71歳の自分にとっても、事は深刻です。
この年になると、さすがに、全般的に知的好奇心はかなり減退してしまいます。
まずは、好奇心を持つ領域が狭まります。年寄りの3大話、年金、健康、叙勲になりがちです。なお、自分には今のところ、叙勲はまったく話題にすることはありません。むしろ、自分の心の動きのほうへの好奇心が強烈です。これがなくなったら、心理学者、廃業です。1銭の得にもならないブログ「認知的体験」を一生懸命に更新しているのも、そのためです。
さらに、その狭まった領域でも、さらに深く好奇心を発揮して深堀する程度もしれたものになります。あるところまでくると、もーいいや、となりがちです。
さみしい話になってしまいました。でも、これが私の場合の冷厳なる事実です。
若さ、それも心(頭)の若さを保つためには、知的好奇心を失わないこと、とは言われてはいるものの、年に勝てません。
やや悲観的な私事の話なってしまいました。
ゴルフの青木功のセリフを紹介します。言ってみたいです。「
「自分から闘争心、挑戦心、競争心、好奇心の一つでも欠けたら自分のゴルフは終わってしまう。」
この原稿は、高齢者を想定したものではありませんので、自分の話はこれくらいにして、仕事盛り、勉強盛りの読者諸賢が、好奇心を持ち続けるためのコツを考えてみたいと思います。

●「なぜ、なぜ」が出発点
 自分の頭の中の知識によってはうまく解釈できないことが目の前に現れたときに、「あれ?なぜ?」となります。知的好奇心の発生です。
 これにも2通りあります。
 一つは、頭の中にあまり知識がないときの知的好奇心の発生です。
新生児の知的好奇心のケースです。
 大人でも、初めての外国旅行では、それまで持っていた知識では追いつかない現実に直面しますから、四六時中「あれ?あれ?なぜ?なぜ?」となります。これが外国旅行の醍醐味ですね。
 もう一つは、逆に、現実は変わらなくとも、知識のほうが豊かになるにつれて、現実が前とは違って見えてくることによる知的好奇心の発揮です。こちらが真正の知的好奇心になります。勉強すればするほど、知れば知るほど知的好奇心が沸いているというケースですね。多くは、テーマの深堀につながります。
 こんなパドックス(逆説)を思い出しました。
 「わからないことは何がわからないのかわからないのだからわかることはできない。わかっていることは、わかっているのだから、あらためてわかる必要はない。」(メノンのパラドックス)

●2つの好奇心
 好奇心は、なぜ?という疑問から出発しますが、そのおもむく先は、その人次第です。
 人に聞いてあっさりそれで終わりという人もいます。あれこれと質問ばかりする幼児がこの例です。拡散型好奇心ですね。
あるいは、一つの「なぜ、なぜ」を執拗に追求する人もいます。研究者がだいたいこれです。追及型好奇心ですね。
両方の好奇心がバランスよく発揮されている状態が一番ですが、バランスのとり方が微妙に難しいのです。
拡散型好奇心におぼれてしまうと、えてして、単なる物知りに終わってしまいます。
頭の元気ということだけなら、これでもよしなのですが、やはりさびしいですね。どれかのテーマでは、追求型好奇心を発揮して、その道のエキスパートになってほしいものです。
結局、あれこれに知的好奇心の網を張っておいて、「ここぞというテーマには、深堀してみる」の繰り返しをしながら頭の元気を保つのが、無理のない知的生活の習慣だと思います。
これが、40年もの長い研究者生活の中で自分がしてきたことだと気がつきました。
学会から機関紙が定期的に届きます。年に一度学会があります。定期的にチェックする外国雑誌もあります。
そんなところで、拡散的好奇心を発揮します。そして、おもしろそうな研究だなーと思うと、さらに論文を読んでみます。考えてみます。追求型好奇心の発揮です。でも、ほとんどが適当なところで追求ストップとなります。その理由はいろいろです。
・期待したほどではないテーマだった
・とても、自分では無理
・やってみたいことすでにやられてしまった
でも、これが次の知的好奇心へとつながりますから、無駄ではありませんし、学会の動向をつかむのには欠かせません。

●知的好奇心で頭を元気にするコツ
①大まかな領域を決める
 何にでも好奇心を発揮するのは知的資源の無駄使いになりがちです。
とりわけ、情報化社会では、知的好奇心を駆り立てられるテーマが押し寄せきます。それにおぼれないようにするためにも、大まかな領域を決めておくほうが良いと思います。
②定期的なチェックをする
 領域を決めれば、そこで何が起こっているかを定期的にチェックすることもできます。新聞なら、どこをまず見るかも決まります。ウエッブのお気に入りチェックも可能となります。「定期的」チェックは、関連する知識を活性するためにも必須です。
③心の琴線に触れたら、深堀してみる
 知的好奇心は、知と情とから構成されています。たくさんの情報の中から「これは面白そう」という感触が大事になります。単に知らないから知ろうではなく、「面白しろそうだから、もっと知りたい」ということになったら、しめたものです。深堀へのチャンス到来です。
④論理の世界で吟味してみる
 知的好奇心のおもむくままにまかせる時期も貴重ですが、ある程度まで深堀したら、論理の世界でそれを吟味する必要があります。そうしないと、せっかくの知的資源が個人の世界に埋もれてしまいます。
具体的には、人に話してみる、書いてみることです。研究者なら、論文にしてみることになります。
最近は、ブログやtwitterなどもありますから、そうしたものを活用してみるのも一計です。
最後に、関連する名言を一つ。
「より満ち足りた生活を送りたいと思うのであれば、あえて「新しいこと」や「不確実なこと」に目を向け 
 よ}(トッド・カシュダン)



プライバシーより安全とコスト優先

2013-10-14 | 心の体験的日記

近隣で生垣から鉄柵や、中がみえるすけすけの木を植えている家が増えてきた。
覗いてくれるほうが、安全上は助かることもある。
ただ、戸締りだけは厳重にしないとねー
我が家の生垣、もう刈込をしないとだめ
庭の草も刈ってもらわねば
コストがかかるなー