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未解明だった数学の超難問「ABC予想」を証明

2020-04-03 | Weblog
未解明だった数学の超難問「ABC予想」を証明 京大の望月教授 斬新・難解で査読に8年 
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こんなあかるいニュースも、どんどんとりあげてほしいねー
それにしても、日本人、そして京都大学もすごい!!!

人は生まれながらにして貴財貧富の別なし。唯学問を勤めて物事をよく知る者は貴人となり富人となり、無学なる者は貧人となり、下人となるなり。
福沢諭吉 「学問のすすめ」




心身一如「心よければからだも元気、からだよければ心も元気」

2020-04-03 | ポジティブ心理学
心身一如「心よければからだも元気、からだよければ心も元気」
  
● 呼吸にみる心身一如
 心身一如に関連して、呼吸を例にして、ややこみいった話から。
 息を吸ったり吐いたりする呼吸。これが止まれば死にます。
普段は、まったくなんの苦労もなく、意識せずとも1分間に20~30回くらいの呼吸を繰り返しています。
 ところが、この呼吸、一定の範囲内ですが、自分の意志で簡単に止めたり早めたりすることができます。
 さらに、ひとたび何かあると、意志とは無関係に呼吸はそれに呼応して速くなります。
 このように呼吸は、
普段通り自律的に動く
緊急時に反射的に速くなる、
そうしたい時にはそうできる
の3つに局面を持っているのです。前の2つは意志とは関係なく無意識的に動きます。ことばを変えて整理すると、次のようになります
 ○無意識的(不随意的)
   自律的
   反射的
  ○意識的(随意的)
 となります。
 そして、よくよく考えると、からだの働きの至る所で、この3つの局面があることに気づかされます。
 たとえば、歩くことを例にとってみると、
  ○無意識的(不随意的)
   自律的―――普通に歩いているとき①
   反射的(自動的)―――突然、自転車が近づいてきたときに避ける②
○意識的(随意的)―--いつもより速く歩くとき③
    (番号は、後の話で使う参照用)

 以下、この3つの局面について、心身一如にもとづく元気づくりの話をしてみます。
 
● 心身一如に配慮した心の元気づくりのコツ
① 無意識で自律的な心の元気づくりをする
からだのゆったりした定常的な動きは、気持ちと頭を元気にするのに有効です。
 車の運転にたとえるなら、走りだす前のアイドリングのようなものですね。
メタボ解消、からだの健康維持で、いま、ウオーキング花盛りです。とりわけ、高齢者が多いのですが、それとは別に、心を元気にするウオーキングというのもあります。
② 無意識で反射的な心身の元気づくりをする
 やや逆説的になりますが、それは、あなた自身がポジティブになり、状況をポジティブなものに変えていくことが一番です。そのためには、
  笑顔など明るさを演出する
  率先してあいさつをする
自然なポジティブ表現をする
ほめ言葉を多めに口に出す
メリハリのきいた動きをする
などなど
ここで紹介している心構えや技法すべてを動員することになります。
そして、あなたのまわりがポジティブなものに変われば、そのなかに入れば、ただちにあなたの心とからだを元気にしてくれるます。
③ からだ経由の意識的な心の元気づくりをする
 随意筋というのがからだのあちこちにあります。「随意」、つまり、意のままに動かすことのできる筋です。からだを意のままに動かすことができるのは、この随意筋のおかげです。
 心を元気にする最後の話は、この随意筋がらみの話になります。
 からだを仲介させることで、気持ちを元気にさせようというものです。
 ここで、もう一度、呼吸を話題にしてみます。
 呼吸は、自律神経に支配されているのですが、その支配のもとにある11種類の呼吸筋のうちいくつかは随意筋なのです。これは他の内蔵筋にはない特徴です。このため、呼吸だけは、意志の力である程度はコントロールできるのです。
 そこに着眼して、意志(心)で呼吸をコントロールして気持ちをととのえる呼吸法が開発されたのです。
 たとえるなら、アクセルを意識的に踏んで(意志)、エンジンをふかし、車のスピードを上げるようなものです。
 呼吸法については、さまざまなものが考案されています。
 「吸うー止める―吐く」を「いつもよりゆっくりと多めに」を何度か反復することで、副交感神経系に働きかけてリラックスするのが基本です。
誰でもいつでもどこでもできるリラックス法です。
では、この呼吸法の理屈を、心の元気づくりに応用すると、どうなるのでしょうか。
 出発点は、あなたの意思、つまり、元気になろう/なりたい、というあなたの意志です。
それがあっても、ただちに気持ちも元気、とはいかないので、からだを活用するわけです。
では、随意呼吸に対応するものとして何を想定すればよいのでしょうか。
 それは、身体随所にある筋肉(随意筋)です。それをあなたの意志で動かすのです。しかも、いつもより1割か2割くらい多めに動かすのです。
・ただ歩くのではなく、やや早く歩くのです
・ただ走るのではなく、やや早く走るのです
・ただからだを動かすのではなく、ややきつめに動かすのです
この1割、2割アップの動きを意識的にすることが、自律神経系の交感神経系を刺激してほどよい緊張をもたらします。これが気持ちの元気につながります。


パーソナルスペース(紹介)weblioより

2020-04-03 | 認知心理学
Diagram of Edward T. Hall's personal reaction bubbles (1966), showing radius in feet


1966年、アメリカの文化人類学者のエドワード・T・ホールは、パーソナルスペースを4つのゾーンに大別し、それらをさらに近接相と遠方相の2つに分類した (Proxemics)。その空間については、概ね次のとおりである。

●密接距離
ごく親しい人に許される空間。近接相 (0 - 15 cm)抱きしめられる距離。遠方相 (15 - 45 cm)頭や腰、脚が簡単に触れ合うことはないが、手で相手に触れるくらいの距離。

●個体距離
相手の表情が読み取れる空間。近接相 (45 - 75 cm)相手を捕まえられる距離。遠方相 (75 - 120 cm)両方が手を伸ばせば指先が触れあうことができる距離。

●社会距離
相手に手は届きづらいが、容易に会話ができる空間。近接相 (1.2 - 2 m)知らない人同士が会話をしたり、商談をする場合に用いられる距離。遠方相 (2 - 3.5 m)公式な商談で用いられる距離。

●公共距離
複数の相手が見渡せる空間。近接相 (3.5 - 7 m)2者の関係が個人的なものではなく、講演者と聴衆と言うような場合の距離。遠方相 (7 m -)一般人が社会的な要職にある人物と面会するような場合におかれる距離。