2022年シーズン11日目のスキーにいってきた。今回は弟といっしょである。
3月6日の日曜日。天候は大雪。気温は-4℃。でかけたのはホワイトワールド尾瀬岩鞍だ。私のホームグラウンドだが今回は弟の希望でやってきた。弟も岩鞍が大好きなのである。
当日はひとりでは絶対にゆかない荒天だった。
今シーズン岩鞍ははじめての弟の希望でミルキーウェイからスタートする。コースには新雪がつもっている。
軽い雪だ。今日はパウダーデイである。
コブの練習にきたのだが、強風のためにななかまどが閉鎖されていて、ぶなの木コースにゆけない。
そこで急斜面コブのリーゼンにいった。
新雪は場所によっては膝までつもっていて、コブはうまっている。
うっすらとあるラインをよんで、吹き溜まりからふきだまりへと、およぐようにすべる。それはそれでたのしい。
白樺コースがオープンして、リフトがうごきだしたので、コブ斜面のぶなの木コースにうつる。こちらもコブの上にパウダーがのっていて、どこにコブがあるのかわからない。見当をつけて新雪をふんでゆくが、下に氷ったコブがあって、はじかれたりする。でも深い雪の中をすべるのおもしろかった。
昼はホルンでスパゲティー・ミートソースとビールだ。以前は和風キノコのパスタがあって好きだったのだが、残念ながらメニューからなくなっていた。
午後も不整地のぶなの木コースからスタートする。パウダーをすべるのはやめられないほどたのしいのだが、時にホワイトアウトするほどの強風がふきあげてくる。そうなると顔をそむけて風がおさまるのをまつしかない。
あまりに吹雪がひどいので、山をくだって沢コースやチャンピオンにゆく。
しかしここでも突風がふいた。
レストランのオクタでやすむ。あまりにも風がひどいので15時に帰ろうかとおもった。
条件はきびしいがスキーヤー、スノーボーダーはおおぜいのこっていた。
リーゼンにゆく。たのしいがこれではコブの練習にはならない。
最後はスキーのインストラクターをやっている弟の提案で、ロマンスコースでシュテム・ターンの練習をした。
これが役に立つとの弟のことばで、はじめてシュテム・ターンの練習をしたが、踏み終わってから、外足をひらく、というのがむずかしかった。荷重がおわって立ち上がりながら足をひらく、という動作をしていると、これまで過重をせずに、切り替えだけですべっていたことがわかった。これはこれからの課題である。地道な練習はきらいなのだが。
車は雪でうもれていた。スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによると、リフト乗車22回、滑走20本、滑走距離35、7キロ、最高速45、5キロ(白樺コース)と記録されている。
日曜日は休肝日なので夕食をとってゆくことにする。立ち寄ったのは、いつも行列していて気になっていたラーメン店の馬鹿旨だ。注文したのは看板メニューのトマトラーメンと餃子である。トマト風味のスープに溶き卵と野菜、それにエビやアサリがたっぷりとはいっている。トマトの酸味のきいた、スパゲティーのペスカトーレのようなラーメンだ。これはいける。行列になるのがわかるおいしさだ。
ニラのきいた餃子もうまし。まさにバカウマ。これは再訪必至でしょう。