6月の梅雨の晴れ間に箱根ツーリングにでかけた。小田原厚木道路の平塚PAで休憩をする。日差しが強く暑い日だった。
小田原で高速をおりて国道1号線で箱根の山をのぼってゆく。湯元をすぎると気温は下がった。この先の道は狭くて険しい。そこを自転車のロードバイクやランニングでのぼっている競技者がいた。ここは箱根駅伝の舞台となるところだ。
山をのぼって到着したのは小涌谷にある岡田美術館だ。
田中一村という画家の絵を見にきたのである。その記事は、
岡田美術館 田中一村展、をどうぞ。別ブログの、
放浪のページ巡礼編の記事だ。
風神・雷神図の前には足湯があった。
館内を見た後で入らせてもらった。源泉掛け流しである。
強羅公園に行ってみたが有料なので立ち寄るのをやめた。昼時となったので強羅から下ったところにある穴場の洋食店にいってみた。
オリーブというレストランだが臨時休業だった。
そこで来た道をもどり、彫刻の森駅の前にあった中華料理店に入ることにした。香華というお店だ。
メニューのいちばん上にあった牛肉とピーマンの細切り炒め定食のご飯大盛りを注文する。1350円+大盛り100円の1450円。
牛肉とヒーマン、タケノコの炒め物は手堅い味つけ。玉子スープはやさしい。
サラダと杏仁豆腐もついていた。☆5点満点平均3点で3、2点。ちょっと高いね。
強羅の駅前をとおり、箱根通の人がゆくという温泉にゆく。
宮城野温泉会館という650円の格安の共同湯だが、ついてみたら先程来たオリーブの前だった。
しかも温泉も休業中。だからオリーブも休んでいるのだろうか。すぐ近くに勘太郎の湯1000円もあるが、夕方から雨がふる予報なので、湯につかるのはやめて、芦ノ湖にゆくことにした。
仙石原にすすみガラスの森美術館の角をまがって県道75号線で箱根関所跡方向にむかう。
県道75号線から国道1号線に入って芦ノ湖の湖畔をゆくが混んでいる。バイクをとめられるところも見つからなかったが、箱根駅伝ミュージアムの近くに駐車場があった。
バイクをとめて芦ノ湖をながめる。
箱根駅伝ミュージアム。
箱根駅伝は大好きだが、ミュージアムには入らなかった。
ミュージアムの横に箱根駅伝の復路スタート地点がある。
ここは往路のゴールでもある。
来た道をもどり、国道1号線で箱根湯本に下ってゆくがマラソン・クラブのランナーがたくさんいた。箱根駅伝の山登りのコースにチャレンジしているのだが、60代、70代の年配の人もいて、流行っているのかなと感じられる。去年もここを通っているが、そのときはアマチュア・ランナーはいなくて、ロードバイクしかいなかったのだ。
小田原厚木道路に入り大磯PAで休憩する。
珍しいバイクがやってきた。スズキGT250だ。
GT氏に、DRは珍しいバイクですね、と話しかけられたが、GTも相当希少ですよ、と答えた。いやいや、DR650を見たのははじめてですよ、と氏は言うが、スズキのバイクに乗る者同士だし、年がほとんどいっしょだったので話があった。GТは10代で手に入れたバイクで、それ以来40年乗り続けているそうだ。私はDRに25年乗っているが、40年にはかなわない。部品はでるのですか? とたずねると、すぐに出るし、ストックパーツも予備のエンジンまで用意されているそうだ。フレーム以外はあるとのこと。すごい。それに2型のナナハン刀をノーマルのアップハンドルで乗っており、足代わりにグラストラッカーも所有されているそうだから、熱烈なスズキ・ファンだ。氏はエンジンの左にあるキックで2サイクル・エンジンをかけて、音を聞かせてくれた後に、先発された。
走っているとメーターが99999、9キロになった。
とまってメーターを撮影する。
そして10万キロに到達。
車やバイクで10万キロまで乗ったのははじめてだ。10万キロを目標にDRに乗り続けていたので、達成感をあじわう。メーターが0になって生まれ変わった感じである。バイクも私も疲れているが、まだしばらくは走れそうだ。