放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

2023只見キャンプツーリング1

2023年08月30日 17時16分06秒 | ツーリング東北


8月19日。土曜日。福島県只見町にキャンプ・ツーリングにでかけた。天候は快晴。当日の埼玉、群馬の最高気温は35℃の予想で、夕方からは雷雨の確立がたかかった。



埼玉県の深谷市をはしっていると、バックを固定していた2本のストレッチコードのうちの1本がはじけとんだ。バチッという衝撃をかんじたのですぐにそれとわかった。GSにはいって点検すると、1本だけでも荷物は安定しているので、このまま走り、どこかでゴムバンドを手に入れることにした。燃費は43、2K/L。



国道17号線を北上して、群馬県水上町の月夜野道路情報ターミナルでやすむ。気温は沼田で30℃になった。これまでセローでキャンプ・ツーリングをしたことがないので、今回つかってみることにした。リヤ・キャリアにバックをつみ、ザックを背負っている。装備は最少にした。セローはDR650にくらべると積載量が少なくて非力だが、トラブルの心配がないのがよいところだ。



ふと見ると、切れたストレッチコードがリヤホイールにまきついている。



これはいかんとはずしておいた。



寒いほどに冷えている三国トンネルをぬけ、新潟県にはいると越後湯沢にくだってゆく。湯沢に入ると気温はあがってきた。30℃だ。去年利用した、へぎそばの中野屋・塩沢店には開店待ちの人が15人以上いる。それを見て先にゆくと『ひらせいホームセンター』があり、ゴムバンドを407円で買うことができた。切れたコードもツーリング中の北海道で買ったことを思い出す。そのときもホームセンターだった。




このころから日差しがつよくなり、ものすごく暑くなってきた。気温は35℃にたっした。



11時をすぎたので食事がとりたい。それも新潟だから、へぎそばがいいとおもうが蕎麦屋がない。ならばそばでなくともよいが、ローカルな店をさがすもみつからなかった。国道からそれて六日町の駅にたちよってみたが、食堂はなかった。



すすんでゆくと雰囲気のよい蕎麦屋があった。大崎八海そば・松よし、だ。



松よしに入ってメニューをみると、へぎそばはないので天ざるそばの大盛りをたのむ。1350円+200円で1550円だ。



そばは食感、喉越しともかなりよい。昨年利用した、先程開店待ちの人がならんでいた店よりも美味だ。



天ぷらのレベルも高い。若い板さんと私と同年くらいの女性のホール係りで営業しているので、最初は母子でやっている店なのかとおもった。しかしそうではなくて、八海山の麓に本店のある店の支店だった。そばはとても気に入ったのだが、接客がツンツンしているのがかなりのマイナスだ。そば湯もこないがランチはないのか。それともわすれているのか。ただそばはおいしいので、機会があれば本店にはいってみたいとおもう。



蕎麦屋から小出までは灼熱のロードだった。走っていればメッシュ・ジャケットが風をとおすのだが、信号待ちはつらい。新潟がこんなに暑いとはおもわなかった。小出で給油する。燃費は42、2K/L。国道やバイパスを70から80ではしってきたので燃費はよくなかった。小出から国道252号線で新潟と福島の県境にむかう。セローは55キロくらいで走るのが心地よいので、速い車やバイクが追いついてくると道をゆずった。国道沿いには昨年復活したJR只見線がはしっている。その鉄路が見えたので写真をとった。



新潟と福島の県境、六十里越トンネルについた。ここまで山をのぼってくると暑さはやわらいでいる。



福島県にはいって下ってゆくと田子倉湖がみえてくる。



すばらしい絶景だが雲がわきあがっているのが気にかかる。只見町の15時以降の降水確率は50パーセントなのだ。
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2023つくばりんりんロード・サイクリング

2023年08月24日 18時57分09秒 | サイクリング


8月11日。金曜日。茨城県の筑波山麓をはしる、つくばりんりんロードにサイクリングにでかけた。車に自転車をつんでゆき、北関東道の桜川筑西ICちかくの桜川ロードパークからスタートする。当日の最高気温は32℃の予想だった。



桜川ロードパークから3キロほどはなれたJR岩瀬駅にゆく。ここがつくばりんりんロードの基点だ。



つくばりんりんロードは、廃線になった関東鉄道筑波線の軌道跡を利用したサイクリングコースだ。筑波線は昭和62年に廃線になったとのこと。平坦路なのでロードレーサー向きのコースなのだが、前回ロードにはのっているから、今回はランドナーを相棒とした。



岩瀬駅前に案内板がたっている。



今回は土浦駅までの40キロを往復する計画だ。



岩瀬駅を出発してすぐにコースをはずれてしまった。JR水戸線の線路をわたって北にむかうようなのだが、桜川ロードパーク方向にいってしまい、軌道修正した。サイクリングコースは自転車専用の走りやすい道である。走りだしたころは、太陽は雲にかくれていて暑くはなかった。



桜並木をゆく。650B×35Bのタイヤの柔らかい感触が心地よい。そして使い込んだ革サドルがしっくりとくるのだった。スキーでじん帯をいためた右ひざが、前回のサイクリングでは違和感があった。しかし今回は気にならなかった。



やがて太陽の強烈な熱波がふりそそいできた。顔をさらして走ると真っ黒にやけてしまうので、バンダナをかぶったが、かなりあやしい人になってしまった。



筑波山につらなる山が前方に見えているが、りんりんロードは山をよけてすすむ。ルートは平らかで走りやすい。岩瀬・土浦間の高低差は60メートルだそうで、ほとんどアップダウンはかんじなかった。20キロ走行して筑波休憩所でやすむ。旧筑波線のホームがのこっていて、そこが休憩所になっていた。ここまでほどよく汗をかいて走り、爽快な気分である。



今年はじめて聞くツクツクホウシが鳴いている。都内ではミンミンゼミやアブラゼミの声ばかりを聞くようになった。これも温暖化の影響なのだろうか。33キロ地点の藤沢休憩所でも一休みする。30キロをすぎてやや足にきだしていた。



藤沢休憩所の水道でたっぷりと給水する。水場とトイレが整備されているのがとともありがたかった。



つくば霞ヶ浦りんりんロードの案内図。りんりんロードは霞ヶ浦一周コースにもつながっている。カスイチは140キロの距離である。霞ヶ浦は過去に一周している『2012年霞ヶ浦一周サイクリング』からもういかないとおもう。



土浦まで5キロの地点までくるとレンコン畑がひろがっていた。



レンコンの花と葉は蓮にそっくりだ。農家の方がレンコンを収穫していたからそれとわかったが、見分けがつかないほどにている。帰ってからしらべてみると、蓮もレンコンもおなじ種類だということがわかった。レンコンは漢字で書くと蓮根だ。花を鑑賞するか、根を食用にするかのちがいだけで、おなじ蓮なのだそうだ。



蓮根の花弁。つまり蓮の花。



60をこえても知らないことはあるものである。



土浦駅が近くなってきて、らーめんの山岡屋やすき家のある大通りにでた。大きな中華料理店も見えている。ここの路面に駅は右とペイントされていたのだ。それを見おとして直進し、霞ヶ浦一周コースにすすんでしまい、これは間違えたときづいて駅にむかうと、霞ヶ浦側の土浦駅についた。エレベーターで2階通路にのぼり、自転車をおして駅の反対側にゆく。通路には輪行してきた自転車をくみたてるスペースが用意されていた。ここはナショナル・サイクリング・ルートだけに自転車にフレンドリーだ。



エレベーターで駅の1階におりると大きなサイクル・ショップがある。



駅ナカにこんな店があるなんて、すごい。



土浦駅は大きな駅だ。自転車の左奥にサイクル・ショップがある。



昼食は帰路の真壁でたべたかった。昭和レトロな店があるからだ。しかし土浦で11時50分となり、真壁までは30キロもあるから、さきほど見かけた大きな中華料理店にゆくことにする。地元の店『中華料理ゆきむら』だ。



ゆきむらにはお得なランチ・セットもあったが、豚肉薄切りラーメンをチョイスした。それに半チャーハンセットだ。



豚肉とピーマン、タケノコのあんかけのかかったラーメン。麺は大盛り。細めんでゴマ油がきいていておいしかった。またくることがあったらこれをたのみたい。



チャーハンは平凡。つぎは餃子にしようかな。料金は1485円。



食事をすると体がだるくなる。力が入らないのでゆっくりと走行をした。これを私はノロノロ走行と名づけているが、体力をつかわないようにペダルをふんで、距離をかせぐ作戦なのである。前方には山塊がみえているが、コースは山の左をまわりこんでゆく。



往路では通過した小田城跡にたちよった。



小田城は鎌倉時代から戦国時代にあった小田氏の居城だそうだ。



近くに小田城歴史ひろば案内所もあったが、こちらには入らなかった。入場は無料だそうだ。



力がよみがえったり、しぼんだりしてノロノロ走行をつづけてゆく。



田んぼにサギがいたので写真をとった。白サギとグレーのサギがいた。青サギだろうか。



筑波山をバックに写真をとる。



フォトスポットと案内がでていた。



かなり疲れて真壁休憩所に到着した。真壁には古い町並みがあるとのこと。500メートルと看板がでている。体力を消耗してしまっているのでかなりまよったが、古い建物を見にゆくことにした。



500メートルいってみると古い建物が2・3件あるだけだった。



これならわざわざゆくほどでもなかった。



ラストの10キロをきざんでゆく。案内看板を見ながらのこりの距離をなんとかこなす。



そして桜川ロードパークにもどってきた。



アプリによると走行距離は90、6キロ。かかった時間は7時間17分。このコースは走りやすいのでとても気にいった。定期的にかよいたいとおもう。桜の季節はとてもいいだろう。
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2023荒川サイクリング

2023年08月13日 16時41分30秒 | サイクリング


7月30日の日曜日。最高気温が37℃になる予想だがサイクリングにゆくことにした。公私ともに多忙なので、ゆけるときにでかけないと、やりたいことができないのである。むかったのは埼玉県の荒川沿いにのびる荒川自転車道、さいたま武蔵丘陵森林公園自転車道だ。



ほとんど平地をゆくのでこの日の相棒はロードレーサー(ロードバイク)である。出だしはスキーでいためた右ひざに違和感があったが、10キロもはしるとなじんでくれた。



サイクリングは1年ぶりだが思っていたよりもはしれる。荒川の土手の上をゆく。気温は朝のうちは30℃ほどだった。



直射日光が強烈だと予想されたので上着は長袖にした。そうしないと腕が火ぶくれのようになってしまうからだ。それに半ズボンにしたが、長ズボンにするのが正解だった。



日差しが強烈になってきたが、パラソルで日をよけながらヘラブナ釣りをしている人たちがいる。油照りだが、エアコンのきいた室内でテレビを見ているよりも健康的だろう。



川島町のホンダ・エアポートの先にゆくと、道路の名前が川島こども動物自然公園自転車道になった。道なりにすすんだのだが、看板の地図をみると荒川自転車道からそれたようだ。



それでも土手の上の道をすすみつづけると、



ジャリ道になってしまった。チューブラー・タイヤで未舗装路はきついから、土手の下の舗装路をゆくことにする。やがて県道にぶつかったので左にゆくと、国道254号線の古凍交差点にでた。ここで引き返そうとすると、吉見百穴まで3、3キロとある。吉見百穴は何年もいっていないので、そこまでいってみることにした。



吉見百穴はいつも間にかフェンスにかこまれていて、300円の入場料をとるようになっていた。前に来たときはこんなではなかった。20年以上前のことだが。当然中には入らずにひきかえす。



水が切れたのでコンビニで補給する。ここで十二分に給水した。



国道254号線を川越にゆくとステーキ宮がある。株主優待をつかってそこで食事をとろうとおもったが、持っているはずの株主カードがない。じつは帰宅してよく見ると財布の中にあったのだ。暑さで頭がやられていたようである。そこで、らあめん花月嵐にはいった。らあめんの大盛りと餃子、ライスのセットをチョイスする。餃子はジューシーで、白いごはんの上でバウンドさせて飯をかきこむと、うまい。



嵐げんこつらあめんの大盛り。980円。それにぎょうざライスのセットが330円だ。



つかれた体に嵐げんこくらあめんの背油スープがしみる。パンチのきいたスープに細めんの大盛りだ。餃子ライスがいらないほどのボリュームだった。でも次回もセットにするとおもう。



食事をとると体がだるくなってしまった。体力ものこっていないことにきづく。日差しも強いので、日影で休みながらすすむ。最後はゆるやかな坂も上りきれないほどにつかれてしまった。この日、吉見の北にある鳩山町で39℃が観測された。80キロほど走行。半ズボンで走ったので、右足のふくらはぎだけ火ぶくれのように日焼けしてしまった。しみるから風呂にはいれなかった。
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2023群馬・ささの湯ツーリング

2023年08月07日 20時12分07秒 | ツーリング関東


群馬県片品村にささの湯という温泉がある。スキーにいった際に何度か利用したのだが、お湯がぬるいのが特徴だ。日によっては、内湯につかっていてもあたたまらないときがあるほどで、露天は冷たくてとても入れない。その温泉が夏はどうなっているのか知りたくて、たしかめにゆくことにした。



今回の相棒はDR650RSである。この日は気温が37℃になる予想なので、なるべく山をとおってゆくようにコースを設定した。まず上毛電鉄の赤城駅で休憩する。気温はすでに33℃にたっしていた。



駅前にはこんな看板がある。若者が見なかったらそっちのほうが問題でしょう。それにいまはネットで見られるよ。



国道122号線をすすむとレトロな食堂がある。双葉食堂だ。ここはいつか利用したいとおもっている。



道の駅くろほねやまびこによる。



日差しがつよく、すでに日影でないと辛いほどになっていた。



県道62号線で赤城山の東をぬけてゆく。この高原道路はすずしい。とくにトンネルの中はひんやりとしていた。



山道を50キロでゆっくりと走る。30年物のDRで飛ばす気にはなれないし、そもそもスピードをだしたいとは思わなくなった。



峠をこえて国道120号線に下ると気温は32℃になった。時間があるのでスキーのホームグラウンドのホワイトワールド尾瀬岩鞍にゆくことにする。



この時期のゲレンデはキャンプ場になっている。今日は暑いですね、とスタッフの方に声をかけられたが、たしかに気温はあがっていた。



岩鞍湧水をくませてもらう。冷たくておいしい。



道の駅かたしなに昼食をとりにゆく。



村民キッチンでしょう油ラーメン850円とねぎチャーシュー飯ミニ400円にした。



しょう油ラーメンは今風のビジュアルをもりこんだもので、お洒落だ。さっぱりテイストで味はよいが、スープの温度がひくくて麺がほどけていなかったのが玉に瑕。



ねぎチャーシュー飯はネギと塩ダレがあっていておいしかった。



村民キッチンの風景。奥にならんでいる人たちはレストランの利用客。レストランのほうがメニューが豊富で人気だが、素朴で待たずにたべられる村民キッチンが好みだ。



ツーリングの目的地のささの湯にやってきた。料金は600円だが割引券をもっているので500円になった。それにロッカー代が100円だ。



さっそく内湯につかるがあたたかい。冬はぬるいのに夏はふつうの温度だ。冷泉ですずしかろうとおもってきたのがはずれてしまった。つかっているとゆだってくる。



露天もあたたかい。でも外湯は気持ちがよくてここでゆっくりとすごした。



湯をあがって脱衣所にゆくと温泉の説明があった。ささの湯は完全な源泉掛け流しのため、夏は適温、冬はぬるめとなるとのこと。特に冬季の露天はかなりぬるくなるが(冷たくてはいれない)、それが天然温泉の証拠とのことだった。納得。



受付の前にはサービスの大根があった。



めずらしい赤い大根を1本いただいた。この土地の大根だろう。



ささの湯の駐車場でフォーク・ブーツが裂けていることに気づく。これは交換しなければならないな。純正品がのこっているだろうか。



往きにも通った県道62号線で赤城山の東を南下し、根利の農産物即売所にたちよった。



目的はホワイト・トウモロコシ。



1本100円と破格のトウモロコシを5本ゲットした。



すずしい高原地帯をぬけて、下界の大間々駅にやってきた。



わたらせ渓谷鉄道の車輌をながめながら休憩する。



レトロな客車もあった。



大間々は32℃だが、この先の群馬県の伊勢崎、太田、埼玉県の熊谷は日本有数の高温地帯で、今日の最高気温は37℃の予想だ。体とこころをととのえて、炎暑の地域の走行にそなえる。



覚悟して走りだすと思ったほど暑くなく、ふつうに走行することができた。



帰宅後はホワイト・トウモロコシをゆでる。即売所の女将さんの言ったとおり、水から茹でて沸騰して3分で火をとめた。トウモロコシは家内に大好評だった。



赤い大根はスライスして味をみると、とんでもなく辛い。しかしポン酢をかけてしばらくたつと、辛味はきえて、さっぱりとした一品になった。白いものは家内がふりかけたシラスだ。燃費は23、6K/L。
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2023シーズンスキー・板のメンテナンス

2023年08月02日 17時34分20秒 | スキー


2023シーズンのスキーがおわった5月19日。神田にあるフィッシャーに板をメンテナンスにだした。



今年フィッシャーのオンライン・ショップで手に入れたRC4RCは、2年間の無料メンテナンスがついていた。それで板を持参して手入れをたのんだのである。



メンテナンスは7月17日におわった。作業してくれたのは料金9900円のベーシックなコースだそうだ。でもそれを2年もサービスしてくれるのはとってもお得だ。メンテにはレーシング・デモの14850円やそれ以上の水準のたかい要求にこたえてくれるコースもある。そしてフィッシャーのお店だが、どこのメーカーの板でもあつかってくれるとのこと。



シーズン・オフに板をかついで歩くのはちょっと違和感があるが、今ならお得な料金設定だ。板は我が家の保管場所におさまって、2024シーズンをまつことになった。あと数ヶ月でまたホワイト・シーズンがやってくる。
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