2022シーズン16日目のスキーにかぐらスキー場にいってきた。
4月23日の土曜日の夜にでかけて、道の駅みつまたで前泊した。2022シーズン12日目の車中泊だ。夜は鳥の唐揚げ、きんぴら、ミニ冷し中華で一杯である。飲みながら聞くのはNHKラジオのらじるらじるで、高橋源一郎の飛ぶ教室だ。高橋先生にしか話せない高尚だが情のこもった内容に、いつも心があらわれるおもいがする。
4月24日の日曜日。6時前に起床して6時半からのリフト券発売にそなえる。この日のロープーウェイ待ちの列はすくない。しかし始発にはのれずに二便に乗車した。
先々週はマリオのついたスクーターがいたが、この日はスズキ・ジグサー(GSXかも)がいた。
ロープーウエイは7時から営業を開始する。この日は弟とその友人のTさんとすべる約束をしていたが、彼らはおくれているので、先にかぐらゲレンデにすすむことにする。第五ロマンスリフト方向の山肌はわれていて、崩落しそうなおおそろしい姿になっていた。
かぐらメインゲレンデの上部についた。天候はくもり。気温は8℃。風がつよい。
雪はザラメまでゆかないやわらかいもの。この時期としてはしっかりとした雪質だ。
かぐらメインゲレンデを2本すべっていると、弟とTさんがやってきた。赤いジャケットが弟。
黄色がTさん。Tさんはテクニカル保持者で弟とともにスキー・インストラクターである。
コブはつぶされずにのこっていて、ジャイアントコースをすべる。
ジャイアントコースのコブは大きいのですべりやすい。
つづいてかぐらコブ道場をゆく。ここはピッチが細かくて落差が大きいのでむずかしく、完走できない。
この日は強風で田代にゆけなかった。第五ロマンスリフトの林間エキスパートコースもである。
田代にゆけないのでゲレンデやリフトが混雑した。
Tさんはさすがにうまい。特にショートターンがすごい。そして常にポジションやフォームを確認しながらすべっている。上手くなる人は意識がたかいとおもう。そしてうしろをついてゆくとどんどん離されてしまう。おなじようにターンしているつもりだが、板の角づけなどがちがうのだろう。弟のうしろでも同様で、レールターンをしていると言われたことがあったっけ。
テクニカルのコブ。私は2級はすぐとれるそうだ。1級には距離があるとも言われる。ただ私は級をめざすのはスキーのたのしさをスポイルすると思うのだ。級が目的となると、息苦しくなるような気がする。Tさんも級も良し悪しですと言っていた。
昼食は久々にレストランを利用した。ゴンドラ山頂駅の店でミートボールカレー1100円である。レストランはすぐに席をみつけられる混みぐあいだった。これくらいなら利用したいなとおもう。
午後もコブ練をする。Tさんに、ズルドンですべっていて(板をまわしているつもりだった)、重心が後ろになっている、もっと上体を前にだすとよいとアドバイスをうけた(自分では後傾していないつもりだった)。弟とTさんはおたがいにフォームのチェックをしていて、アドバイスをしあっている。やはり追求する人はちがうなとおもう。
ふたりは昨日から来ているので2時半でかえった。
その後はひとりでコブ練をする。
田代に移動できないから、この日はかぐら第一高速リフトしかのらなかった。
かぐらのリフトが終了したのでゴンドラコースの3キロを下ってゆくと、腰がいたくなってきた。先々週もここで右膝がいたんだのである。3キロは長すぎてつかれがでてしまうのではなかろうか。腰の状態に鑑みてみつまたのコブは自粛した。スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによると、リフト乗車23回、滑走23本、滑走距離45、9キロ、最高速58キロ(かぐらメインゲレンデ)、と記録されている。
三国峠をくだってゆくと桜がさいていて、今年はじめてのツバメをみた。