
11月。千葉県にキャンプ・ツーリングにでかけた。首都高と京葉道路をつかって千葉にはいる。当日は冬用のジャケットに薄いオーバー・パンツをつけていたが、それがちょうどよい気温だった。蘇我から茂原街道を南下して道の駅ながらで休憩する。グローブを冬用にしなかったのは失敗で、手が冷たくなってしまった。

道の駅にはあわび弁当や伊勢えび弁当があった。昼はこれにしようかと思ったが、再訪したいお店があるのでやめておく。しかしこれは魅力的だった。

台風で水害のあった茂原を通過したが、浸水した畳や家財道具が大量にあって、遊びでやったきたことが心苦しくなるような状況だった。

養老渓谷にある素掘りのトンネルにゆきたいが場所がわからない。走っていると養老駅にでた。

トンネルは遊歩道にあると聞いていたので、中瀬遊歩道にはいるが、道は決壊していて通行止めになっている。

遊歩道からの川のながめ。上流に出世観音の赤い橋がみえた。

その赤い橋からの下流方向。

橋の上流の景色。左の木の辺りまで水がきたことがわかる。これも台風の影響だ。

素掘りのトンネルの場所がわからずに走っていると、弘文洞跡にゆく道にトンネルがあるのが見えた。しかしこれは素掘りのものに見えない。

それでも念のためにバイクをとめて歩いていってみると、ゆきたかった向山トンネルの案内がでていた。ここなのだ。

入口はふつうのトンネルだ。

しかしすすんでゆくとトンネルは素掘りの壁をコンクリートでかためたものとなり、先に二階建てのトンネルが見えてきた。

トンネルの上にまたトンネルがある。ちょうど散策している人がいた。

上のトンネルは旧道だそうだ。

トンネルをとおりぬけて反対側にでた。

トンネルを折り返してきた。ここが二階建ての真下だ。

上の部分が旧道で、その下に新道をつくったために二階建てになっているのだそうだ。他にも素掘りのトンネルはあるが、ここだけにして先にすすんだ。