放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

2019千葉キャンプツーリング1

2019年11月29日 19時02分15秒 | ツーリング関東


11月。千葉県にキャンプ・ツーリングにでかけた。首都高と京葉道路をつかって千葉にはいる。当日は冬用のジャケットに薄いオーバー・パンツをつけていたが、それがちょうどよい気温だった。蘇我から茂原街道を南下して道の駅ながらで休憩する。グローブを冬用にしなかったのは失敗で、手が冷たくなってしまった。



道の駅にはあわび弁当や伊勢えび弁当があった。昼はこれにしようかと思ったが、再訪したいお店があるのでやめておく。しかしこれは魅力的だった。



台風で水害のあった茂原を通過したが、浸水した畳や家財道具が大量にあって、遊びでやったきたことが心苦しくなるような状況だった。




養老渓谷にある素掘りのトンネルにゆきたいが場所がわからない。走っていると養老駅にでた。



トンネルは遊歩道にあると聞いていたので、中瀬遊歩道にはいるが、道は決壊していて通行止めになっている。



遊歩道からの川のながめ。上流に出世観音の赤い橋がみえた。



その赤い橋からの下流方向。



橋の上流の景色。左の木の辺りまで水がきたことがわかる。これも台風の影響だ。



素掘りのトンネルの場所がわからずに走っていると、弘文洞跡にゆく道にトンネルがあるのが見えた。しかしこれは素掘りのものに見えない。



それでも念のためにバイクをとめて歩いていってみると、ゆきたかった向山トンネルの案内がでていた。ここなのだ。




入口はふつうのトンネルだ。




しかしすすんでゆくとトンネルは素掘りの壁をコンクリートでかためたものとなり、先に二階建てのトンネルが見えてきた。



トンネルの上にまたトンネルがある。ちょうど散策している人がいた。



上のトンネルは旧道だそうだ。



トンネルをとおりぬけて反対側にでた。



トンネルを折り返してきた。ここが二階建ての真下だ。



上の部分が旧道で、その下に新道をつくったために二階建てになっているのだそうだ。他にも素掘りのトンネルはあるが、ここだけにして先にすすんだ。
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2019万沢林道ツーリング

2019年11月21日 18時43分46秒 | ツーリング関東


2019年の11月初旬。群馬県の四万温泉から野反湖にぬける万沢林道を走りにいった。



渋川市にある道の駅おのこで休憩する。群馬は冷えていて、冬用のジャケットに薄いオーバー・パンツという初冬スタイルでちょうどよかった。



台風の影響で林道にはいれるのか心配していたが、ゲートは開いていた。万沢林道には3年連続で来ているが完走したことがない。一昨年は閉鎖されていて、去年は15キロ地点で通行止めだったので、そこから引き返している。それで今年こそは走りぬけたいと思っていた。



落葉がつもっているが紅葉には早い林道をゆく。



路面は去年とおなじくツブの大きな石がゴロゴロとしている。山からくずれてきた石を道に敷いているのだろう。



落石がゴロゴロとあり荒れたダートをゆく。急な上りもあり、ハンドルをとられながらすすんでいった。



林道を上ってゆくとジープが2台止まっていて、そのあいだに大きな岩があった。こんなに巨大な落石を見たのははじめてだ。石の先には女性がたっていて、車のドライバーは写真をとっている。私もバイクをとめた。



車のドライバーは私が来たのを見ると、走りよってきて、落石の横をバイクが通過するようすを撮影したいという。大岩の横をゆくバイクを奥からぬきたい、と。雑誌のカメラマンなのか、それともユーテューバーなのか知らないが、私はモデルじゃないんだよね。でも落石と車の写真をとった後で、モデルをつとめてあげた。どこかでつかっているならこのブログにコメントしてほしいな。



大岩の先も荒れた急坂がつづく。去年は通行止めだったが路面はもっとよかった。秋にふたつやってきた台風の影響だろう。



落葉で路面がわからないダートをすすむ。葉の下にゴロゴロの石がかくれているのだ。



上り下りとヘアピンカーブがつづき、6キロで一度ピークをこえた。



石をさけて下ってゆく。



7キロで舗装路にでた。



舗装路のままで峠のある9、5キロ地点についた。峠には250のバイクが2台と軽トラが1台いた。軽トラのドライバーはいなかったが猟でもしているのだろうか。



峠を下ってゆくと舗装が切れる。峠付近は3キロ舗装されているが、路面はかなり痛んでいた。去年はきれいだったからこれも台風のせいだ。



急坂のダートを下ってゆくと12キロでまた舗装路となる。ここから先は工事用の大型車が入っていた。



舗装路をすすむとやがて広いダートにでた。



北海道の未舗装路のようだといわれる万沢林道の人気ポイントである。



フラットなストレートがつづく。



山がちかい。



幅広ダートをゆくと国道405号線の分岐点にでた。バス停と看板がある。3回目にしてようやく万沢林道を走破したのだ。



万沢林道の基点もあった。ここから草津にむかう。草津に老夫婦のやっている気持ちのよい蕎麦屋があり、再訪したいと思っていた。しかしたずねてみると店はなくなっているから、商売をたたんだようだ。天ぷら蕎麦をたべそこねて長野原にくだる。



道の駅八ツ場(やんば)ふるさと館があるのでたちよった。民主党政権のときに工事をとめた八ツ場ダムのあるところである。八ッ場ダムは台風19号の雨水をためたと報道されていたが、このときも満水だった。



道の駅で食事をとりたかったが大混雑していた。



食堂のメニューも売り切れが多いので他にゆくことにする。



しかしこの日は三連休でどこも混雑していた。道路も渋滞だ。そこにイート・インのあるローソンがあったので、コンビニ弁当とカップめんの昼食をとることにする。イート・インは消費税10パーセントとのことで、きちんと税金をはらって昼食をとった。直火であぶった焼豚丼の大盛りとしょう油ラーメンである。10パーセントのせいでイート・インにいたのは私だけだった。

この後は榛名山の西側をとおって南下するが、忠次地蔵というものがあった。帰ってからしらべてみると、国定忠次が処刑されたところだそうだ。その後高崎を通っていったが渋滞に苦しんで帰宅した。
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焼き物ツーリング

2019年11月15日 17時56分45秒 | ツーリング関東


9月。茨城県と栃木県に焼き物ツーリングにでかけた。まずむかったのは茨城県筑西町にある板谷波山(いたやはざん)記念館である。



入場料は200円。板谷波山は近代陶芸家の先駆者とよばれる陶芸家である。



記念館には波山の生家と



作品、



都内田端にあった工房が移築されている。波山はちかくにある筑波山からとった号なのだそうだ。



記念館の見学をおえて、駐車場にある地図をみてみると、下館駅に佐藤忠良の作品があるとのこと。彫刻家の佐藤忠良は大好きなのでいってみることにした。



駅前に作品はあった。



ジーンズの女、という彫刻作品だ。思いがけなく忠良の彫刻像に出会えてよかった。ご興味のある方は『佐川美術館』もどうぞ。



下館は文化的な町で、青木繫のセラミックの絵もあった。



こちらは代表作の海の幸。



昼時となったので茨城の人気チェーン店の板東太郎にゆくことにした。ここは味噌煮込みうどんが有名だ。しかし板東太郎は茨城では絶大な人気があり、行列しているので諦めることにした。



下館から栃木県の焼き物の町、益子にむかうとらーめん壱番亭という店があったので、ここに入ることにする。



頼んだのは熟成味噌らーめんの大盛り790円と餃子290円。税込み合計1166円である。



味噌らーめんはスープは濃厚でモヤシやニラがアクセントになっていて美味しかった。しかし餃子は香りが好みではなかった。☆5点満点で3、5点。近くにくればまた利用したい。



益子にやってきた。土鍋がほしくてやってきたのだ。ニトリにゆくと、1000円以下でおどろくほどお値段以上のものが手にはいるが、民芸調の味のあるものを手に入れたいと思っていた。



登り窯のある窯元や、



焼き物のメイン・ストリートにならぶ店をのぞいてゆく。黒か、暗い柿色の土鍋がほしいとイメージしていたが、なかなかない。



益子には藍染の工房もある。



藍染も好きだが、今回は目的ではない。



かなりの店を見て、気に入るものがなければ買わずに帰ろうと考えていると、黒い土鍋に出会った。ひとり用よりも大きくて、ふたり用まではゆかないサイズだ。もう少し大きなものをさがしていたが、雰囲気が気に入ったのでこれをもとめることにする。伊賀の土をつかっているとのことだし、窯元ではなく民芸店だったので、益子焼ではないかもしれない。この土鍋をこわさないようにバイクを走らせて帰宅した。





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2019北海道トランポツーリングをおえて

2019年11月08日 17時57分56秒 | 2019北海道ツーリング


2019年の北海道トランポ林道ツーリングは8月30日の夜にはじまり、9月8日におわった。利用したフェリーは8月31日の新潟・小樽便と9月7日の小樽・新潟便である。



天候にはめぐまれた。バイクの走行予定がおわるまで雨にはふられなかったのだ。



走りたかった林道は、新冠林道。新興松川林道。釧路湿原の細岡展望台周辺の林道、団体栄西和農道、道道1060号線クチョロ原野塘路線。



厚岸湿原にある、林道糸魚沢線、リルラン林道、風澗林道、林道町界線。



落石と温根沼のあいだにある落石線林道、落石林道、落石循環林道、九番沢林道。これらはいずれも未走行の林道だった。



からまつの湯に近い虹別林道は何度か走ったことのあるルートで、ナイタイ高原にある不二川迂回林道も未知のダートだった。



ゆきたかった秘湯は、川北の湯、からまつの湯、幌加温泉、芽登温泉だ。



美術館は小泉淳作美術館、相原求一朗美術館、神田日勝記念美術館、福原美術館、北海道立近代美術館が候補地だった。



食事処は独酌三四郎、じんぎすかん白樺、インディアン・カレー、旭川の大黒屋、帯広の焼肉の平和園、柿崎商店、マルトマ食堂などにゆきたかった。



思ったとおりになったところもあれば、残念ながら希望どおりにならなかったこともある。かなわなかったことは、いつかまたゆくときのためにとっておくことにする。



最後に、北海道ツーリングとはいっても、林道ばかりを走り、さらに人気のない美術館めぐりをするツーレポにおつきあいいただいて、ありがとうございます。あなたの旅が、思い出ぶかく、すばらしいものになることを願っております。

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2019北海道トランポ林道ツーリング15

2019年11月06日 19時41分17秒 | 2019北海道ツーリング


10日目。新潟ゆきフェリーの朝。5時半に起床した。ロビーのテレビでは今夜台風が関東に上陸すると伝えている。



カップめんの朝食をとり、朝風呂にはいった。新聞をよむと昨年の北海道の地震から一年とある。ブラック・アウトから一年だ。



9時の下船予定だがおくれた。



9時半に新潟に上陸する。来るときにたべそこなった、万代バスターミナルの立ち食い蕎麦屋のカレーが気になるが、まだ時間がはやい。昨年も利用した十日町の蕎麦屋、小嶋屋にむかうことにする。



新潟から越後川口に南下して国道117号線にはいると、国宝の愛染明王の案内がある。ここに立ち寄ってゆくことにした。



妙高寺というお寺だ。



本堂におまいりするが、この日は残念ながら愛染明王はご開帳されていなかった。



愛染明王は戦前国宝だったが現在は重文だ。



歴史のあるお寺だった。



十日町の市街地にある小嶋屋本店にやってきた。



昨年は行列していたが今年はすぐに席につくことができた。注文したのは毎度おなじもの。へぎそば930円と上天ぷら1350円
である。



そばはつなぎにふのりという海草をつかっているので喉越しがよい。上天ぷらにはズワイガニの天ぷらがつく。たっぷりと量のある、かたいそばに辛目のつけ汁。エビにキスに野菜天。新潟にしかこの店がないのがまことに残念である。☆5点満点平均3点で、4点。



十日町から塩沢にくだり、湯沢から渋川まで関越道を利用した。



群馬県を南下して行くが台風の気配はかんじられない。



埼玉県にはいっても青空だが、東海道新幹線はこだましか走っていない。東名高速も通行止めのようだ。帰宅して車からバイクや荷物をおろしていると雨がふりだした。降雨はまたたくまに激しくなる。この後台風15号が千葉県に上陸して甚大な被害をもたらした。翌日の9月9日は首都圏で電車網が麻痺して大混乱におちいった。

                       車の走行距離325キロ バイクの走行距離0 ダート0

                       車の総走行距離1770キロ バイクの総走行距離1435キロ ダート180、3キロ                          
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2019北海道トランポ林道ツーリング14

2019年11月03日 09時34分24秒 | 2019北海道ツーリング


9日目。道の駅あさひかわの朝。雨。5時半に起床した。気温はあたたかくて20℃ほど。



道の駅にとまっていた自作キャンパー。木でつくったシェルをトラックにのせている。運転席の上がバンク・ベットで荷台の上はリビングだろうか。



道の駅は繁華街ではない地域にある。散歩をかねて中心街に朝食をとりにゆく。



早朝の人気のない旭川市街。



旭川駅。



松屋で朝食をとったが美味しくない。吉野家やすき家のほうが味がよいと思う。290円。素材がよくないのだろう。朝から営業しているのはロッテリア、ドトール、松屋しかなかった。



今日は17時のフェリーで北海道をはなれる予定だ。それまで旭山動物園にゆくか、札幌の近代美術館にするかでまよう。



去年買った年間パスポートがあるので動物園にゆくことにした。



9時の開園と同時に旭山動物園にはいった。チケット代はかからなかったが駐車場代500円が必要だったのが誤算だ。



ここには去年2日間きているので好きな動物だけを見学する。



オオカミの遠吠えがお気に入りだ。オオカミは園内放送に反応して吠える。



猿山。



動物園には起伏がかなりある。



今年も林道であわずにすんだヒグマ。



水中をかけまわるカバ。



11時に車にもどった。昼食は旭川にあるライダーに人気の喫茶店タイムトンネルか、ガタタンで有名な芦別の宝来軒にしようと思っていた。しらべてみるとタイムトンネルは閉店しているので、ガタタンにゆくことにする。ナビによると59キロで1時間15分とのこと。



ナビの案内場所に店はなかった。500メートルほどはなれたところに宝来軒はあり、暖簾には新宝来軒とあるから移転したのだろうか。



メニューも新宝来軒だ。



店内は8分の入りでカウンターに腰をおろした。ガタタンらーめん1000円と、



餃子500円を注文する。ガタタンとは野菜のあんかけである。野菜を包丁でガタタンときざんでつくったからこの名がついたとのこと。野菜のほかにエビ、ホタテ、豚肉が入っている。らーめんに大盛りはなく替え玉になるとのこと。ボリュームがあるから替え玉も餃子もいらないほどだった。らーめんはやさしい味で餃子は平凡である。☆5点満点平均3点で3、4点。ほかにはない芦別名物だけどちょっと高いよね。



スマホ・ナビは14時53分に小樽のフェリー・ターミナルにつくと言う。するとちょうどその時間に到着したので、正確さに感心するが、たまにまちがえるので信用しすぎるのはよくない。



車内の整理と船にのる準備をするとバイクを見にゆく。



そのなかにカワサキZ650F、ザッパーがいた。これは何年式だろうか。とてもきれいだ。



集合管にキャスト・ホイールが入れられていて、CRキャブもついていた。フロントのダブル・ディスク・ブレーキも純正ではないのではなかろうか。



古いハーレーもいた。80年台のモデルだろうか。



16時の乗船をまつ。



北海道ツーリングは今年も夢のような一週間だった。毎日林道ツーリングをして車の中で酒をのむ。たべたいものを昼食にし、見たい絵を鑑賞した。連日モトクロス・ブーツをはいて冒険し、絶景を見て秘湯につかる。北海ダーや長期旅行者と会話をして、おなじ趣向をもつ人たちとたのしくすごした。その北海道ツーリングも終わりだ。



フェリーにのるが空はくもっていて夕日はみえない。夕暮れの前からサッポロ・クラシックをのむ。



いちばん安いベットだが車中泊よりも快適だ。ただ自由ではなく、まわりに気をつかう。20時には眠ってしまった。手ぬぐいはガーラ湯沢スキー場のもの。ガーラジンと漢字で無理やり当て字している。

                                   車の走行距離218キロ バイクの走行距離0 ダート0
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