4日目。大芝高原の朝。5時半に起床した。カップめんの朝食をとり、邪魔にならない場所に車をとめて7時すぎにセローで出発した。
高遠を通過して、杖突峠をぬけて国道20号線にはいり、青柳駅近くの金沢林道にゆくつもりだった。しかしこれでは大回りになるので、昨日も通った千代田湖にゆき、板室林道を下ることにする。
千代田湖から北にむかい、ゴルフ場の横の道をゆくと板室林道の入口はあった。
道はずっと下りである。
板村林道は急坂がある険しい道で、ゴロゴロ石の路面もあった。
熊笹のしげる深い森の中をゆくが距離は短く1、9キロで舗装路にでる。
山道をくだってゆくと一字荘という建物があり、その先は別荘地帯となった。
別荘地の中の道は複雑だ。見当をつけて下ってゆくと大通りにでる。上の画像の右奥からやってきた。
ここが入口で鏡湖別荘地と看板がでていた。
国道20号線にでて南下し、金沢交差点で右折して金沢林道の入口にやってきた。国道から林道までは少々わかりづらい。国道から入るとすぐに左折して、進行方向の右上にすすむのである。
舗装路を3キロ上るとダートになった。
木材の伐採作業で以前よりも道幅がひろくなっている。
すすむと木材の積み込みをしていた。もうすぐ終わるとのことで待っていると、トラックをバックして道をあけてくれる。手をあげて通過するが、作業をひとりでこなしていることに感心してしまった。
ダンプが踏み固めたダートをゆく。
林道入口から5キロほどで丁字路にでた。左は芝平峠で右は金沢峠をへて千代田湖にでる。
芝平峠にむかうとこれから工事がはじまるようでジャリが大量にいれてあった。
急坂がある。すすむと湿原があり、その先はジャリはなくなり走りやすくなった。
芝平峠に到着した。ここに地元のWR250F(ふつうのWRではなくレーサーなのだそうだ。より軽くてハイパワーとのこと。)の若い方がいて道を教えてもらう。
芝平峠のすぐ手前に草のはえた道があるが、チャレンジングな林道で通り抜けができるのだそうだ。またこれからゆくつもりの丸金林道のことをたずねると、TMには荒れているとあるが問題ないとのこと。通行止めのつづく黒河内林道は、通過はできないが、通行止めポイントまではゆくことができるとのことだった。WR氏とは距離をとって会話をした。
WR氏と別れて来た道をくだってゆく。金沢峠にゆく分岐でとまっていると、兵庫ナンバーのグループがやってきた。セローが何台もいるが、ホンダXR650もいる。XRはDR650とおなじく、デコンプ・レバーをにぎってキックをしていた。
分岐から金沢峠にのぼってゆく。
分岐から1、3キロで金沢峠についた。千代田湖の横をぬけて、舗装林道で芝平峠にむかうと、昨日走った町道高嶺線の入口にWR氏がいて、手をふりあった。
入笠山にむかう。高原地帯をゆく気持ちのよいルートだ。
入笠牧場に到着した。上の画像の右にゆくと黒河内林道で今回は左にゆく。
すすんでゆくとハイカーでにぎあうレストランがある。ここははじめてだと思っていたが、この建物には見覚えがあった。以前DR650のオーナーズ・クラブの例会で案内してもらって来ていたのだ。
下ってゆくと入笠山の登山口があり、たくさんの人でにぎわっていた。
登山口の前からダートになる。丸金林道だ。
丸金林道はジャリの入れてある急坂の道だった。荒れはなくよく整備されていた。
2、6キロで舗装路にでた。走った記憶はないが、DR650のオーナーズ・クラブの例会で、丸金林道から黒河内林道につれていってもらったのだと思う。
昨日から何度もきている千代田湖にまたもどってきた。さっき走った板室林道の入口を通りすぎて杖突峠をこえ、県道16号線を北上する。
諏訪湖の南にある名もなき林道にむかう。その前に昼食をとりたいが店がない。林道の入口を通りすぎてすすむと、にしやま、という居酒屋のような店舗がランチをやっていた。
たのんだのはラーメンに半チャーハンと餃子のつくセット1000円である。
味はふつう。接客はいい。
アイスコーヒーもついている。この店があって助かった。