昼食をおえて国道121号線を北上し、闇川ぞいの山道におれた。ひとつ目の目的地である谷地平林道は封鎖されている。
山をのぼってゆくと集落があり、各戸の名前の入った住宅地図がある。どこにだれが住んでいるのか一目瞭然だ。いつの時代のものなのだろうか。
一ノ渡戸四ツ屋林道(いちのわたどよつやりんどう)の入口についた。こちらは通行可能だ。
一ノ渡戸四ツ屋林道は入るとすぐにダートになる。
しかし入口から3キロは舗装まじりである。その後はジャリ道だけとなった。
路面にはジャリがいれてあり、浅いクレバスがある。
沢が路面を横切る洗いごしもあった。
青い可憐な花が群生しているところがあった。
入口から9キロで林道黒森線との合流点についた。
黒森線は黒森山荘につづき、先程通行止めだった谷地平林道に接続するようだ。
丁字路を右にゆく。一ノ渡戸四ツ屋林道のつづきである。
気持ちよく走れる林道をゆく。
13、3キロでまた分岐があった。
林道が接続しているが、林道看板がたおれていて見なかったから林道名は不明だ。
17キロで出口についた。県道325号線に接続している。
県道325号線を南下して黒沢林道にゆこうとすると通行止めだ。これでこの日の林道走行の予定は終わってしまった。そこで第2プランのツーリングをすることとし、舗装路の林道若松線で北上してゆく。
風力発電のプロペラが見えている布引高原にゆこうとして山をのぼってゆくと、赤津のカツラがあった。これは大きい。巨木は斜面にたっていた。
布引高原には33機の風力発電機があるそうだ。
こんな景色はなかなかない。
風力発電の風車のしたをセローでめぐった。
布引高原をくだって隠津島神社にむかう。布引高原から林道がつづいているが、通行止めなので県道235号線を利用した。
深山にある古社、隠津島神社に到着した。以前ツーリングでとおりかかり、こんな山深いところに神社があるのかとおどろいたのだ。その時は時間がなくて通過してしまったのだが、いつかたずねてみたいとおもっていた。
本殿は杉の巨木にかこまれている。
おごそかな神域にある神社だった。
県道235号線を南下してゆくと、不自然にとまっている車があった。
どうしてこうなったのだろう。ドライバーはレッカー車を呼びにいったのだろうか。
馬入峠をこえて天栄村にはいった。
国道をたどって車までもどってきた。
セローを積み込んで移動する。
下郷の『郷の湯』で入浴した。銭湯のような作りだが温泉だ。料金は330円。石けんやシャンプーはない。
下郷のブイチューンで買物をして道の駅猪苗代に移動する。距離は70キロだ。暗い夜道をドライブする。会津若松の市街地は電灯がすくなくて暗い。二車線道路がつづくが道幅がせまくて走りづらかった。道の駅は混雑していた。ほぼ満車である。車中泊は流行っている。夜は馬刺しとオードブルで一杯である。2023年シーズン17日目の車中泊。バイクの走行距離261、3キロ。燃費47、4キロ。車の走行距離93キロ。