放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

2019シーズン14日目かぐらスキー場

2019年03月29日 18時11分07秒 | スキー


2019年シーズン14日目のスキーに新潟のかぐらスキー場にでかけた。



前日の3月22日の夜に出発して、関越トンネルをぬけたところにある土樽PAで車中泊をした。今夜から湯沢は雪の予想だったので、かぐらスキー場か石打丸山にゆくつもりでいた。予報どおり月夜野から雪が降りだしたので、どちらにするかは明日の朝の道路の積雪を見て決定することにする。夜はスーパーのとりせんの焼き鳥とミニストップのチキンで一杯やったが、鳥ばかりになってしまった。最近とりせんは品切れが多いんだよね。



3月23日。土樽PAの朝。6時に起床した。雪は強くならなくて、気温も-1℃までしか下がらなかったから、あたたかく眠れた。出発の用意をしていると本線が急に渋滞して車が動かなくなった。事故のようだ。車が壁に衝突したと放送で言っているから、取り急ぎ出発することにした。



PAのすぐ先のスノーシェッドに事故の車がとまっていた。



その先では車が横をむいてしまっている。



スノーシェッドをぬけた先にも事故車が何台もとまっていたが、後で聞くと17台が絡む多重事故で、関越はこのあと3時間にわたって通行止めになってしまった。幸いなことに重傷者はいなかったそうだ。



路上に雪はないので、三国峠方向に8キロのぼったところにあるかぐらスキー場にゆくことにした。石打よりも標高が高くて雪質がよいから、元からこちらにゆきたかったのである。7時前に駐車場についてシニア1日券を4200円で買う。因みにシニアは55からだ。今年だけかもしれないが、西武グループのスキー場は小学生以下はリフト券が無料になっていた。これはファミリーに受けるよね。



7時半にロープーウェイがうごきだす。2番目のロープーウェイにのると、その先のリフトとゴンドラを乗り継いでゆく。



45分ほどかかってかぐらメインゲレンデのスタート地点についた。天候は雪で強風。-7℃とのことだがとても寒い。木々が氷っていたが、こんなのを見たのははじめてだ。



雪質はガチガチのアイスバーンだった。



まずかぐらメインゲレンデを滑るが視界もわるく、思うように飛ばせない。



少しずつ天候が回復してきた。



9時に田代との連絡コースと上部にある林間エキスパートコースがオープンしたので、林間コースにゆくことにする。霧氷がすごい。



林間コースの上にはバックカントリーのゲートがあり、装備品などが揃っていないと通過できないように管理されている。



木の表情が印象的だ。



林間コースはアイスバーンの上にところにより新雪がのっていた。コブの溝などに。



リフトの下はガチガチだった。



田代エリアに移動する。



コブトレーニングバーンにはコブがなかった。ここで練習したいと思っていたので残念だ。パノラマコースに移り、大回りで2回滑ってからレストランかぐらにゆくことにする。



去年かぐらスキー場に2度きたが、いずれも昼食では席をさがすのに苦労した。そこで11時時前に食堂にやってきたのだが、今年はそんなに混雑しなかった。春の新メニューから、キムチ味のにゅーめん1200円の大盛り200円とビール350円をチョイスする。



寒かったのであたたかいものが食べたかった。にゅうめんは他にはまずないゲレ食で、辛くはないキムチ味だ。



レストランの食事では足りないだろうと思って用意したおにぎり。



にぎわうレストラン前のゲレンデ。この日は混んでいた。この時期でもよい雪質のところを皆がえらんだということだと思う。



かぐらメインゲレンデのテクニカル・コースにコブ斜面があった。ここをズルドンで連続ですべるが、体力を使い切ってしまうのは早いので、田代エリアにゆくことにした。



かぐらメインゲレンデから田代連絡コースをゆく。



レストラン・アリエスカの横の田代第一高速リフトの田代湖コース。



ここが田代のメイン・ゲレンデだろうか。田代ロープーウェイ駅のゲレンデにもいったが去年あったこぶはなかった。



コブトレーニングバーン。雪が降りだした。



がぐらのコブ斜面にもどり、コブをズルドンですべっていたが、バンク・ターンをこころみるとうまくいった。いままではコブの肩から底へと板をずらしていたのだが、コブの溝の先のバンクを通るようにしたのである。これだとスピードが格段にアップするし爽快感も増す。



かぐらエリアの営業はおわり、みつまたエリアにくだる。雪質はアイスバーンを皆がけずった状態だ。



みつまた第2ロマンスリフトにあったこぶ斜面をすべり、ロープーウェイにのった。



ロープーウェイの乗車をまつ。下山コースは閉鎖されていた。



車につもった雪。この後で雪は強まったので三国峠をこえてゆくのはやめて、湯沢に下り、関越道で帰宅した。スキー・スノボ・アプリのスノー・ウェイのよるとリフト乗車46回、滑走40回、滑走距離64、2キロ、最高速度55、5キロ、消費カロリー1187キロカロリー、最高標高1840メートル、最低標高612メートル、と記録されている。
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田舎手打ちうどん 大黒 埼玉・皆野町

2019年03月25日 21時45分10秒 | グルメ関東・東京以外


2017年の7月。埼玉県秩父にツーリングにでかけた。上の画像は西武秩父駅で、お洒落なみやげ物店と立ち寄り湯ができていて、ずいぶんときれいになっていた。当日の天気予報は東京・神奈川・埼玉・千葉はくもり。群馬・栃木・茨城は午後から雷雨とのこと。そこで埼玉の山間部の秩父に出かけたのだが、空は不穏な色をしていて、嫌な感じがしていた。



予感はあたり、秩父で雨が降りだしてしまったので、山をくだって長瀞に逃げることにする。幸い雨降りはやんだので、近くの皆野町にあるうどん店にいってみることにした。高齢の方が手打ちで作っている古い店舗とのことだが、手打ちうどん 勝負澤、は都合により7月・8月は休業となっていた。残念。しかしこの店構えはすごいよね。



頭の中は手打ちうどんでいっぱいになっていたので、近くにあったこちらの店に入ることにした。すぐ近くで、長くやっていそうなうどん店なら、ほとんど味も変わらないだろうと考えたのだ。大黒、というお店である。



ただ客はひとりもいないようだ。店の中も見えない。入りづらいが、看板にある田舎手打ちうどんがたべたかったし、ゆでめんも売っているので、腕はよいのだろうと判断して中に入った。



店内には小上りにテーブルがふたつ。奥にも座敷があり、カウンター席もある。小上りにすわって壁に貼ってあるメニューを見ながらおすすめを聞くと、天ぷらうどんとざるうどん、とのことなので天ぷらうどんの大盛りを注文した。



店は年配のご夫婦でやっていて、おふたりのフットワークはよい。気もつかってくれた。

天ぷらうどんは10分とかからずにやってきた。第一印象はよろしくない。美味しそうに見えないよね。



天ぷらはナスとなにか。それらきんぴらがついている。店の選択を誤ったかなと考えながらうどんを食べてみると、いける。姿はよくないが、出汁は薄口で滋味のあるもの。うどんは手打ちなので歯ごたえがあり、太さと長さはばらばらだ。短めのうどんがよい味をだしている。うどんは茹でおきしているのだと思うがーーちがっていたら失礼ーー手打ちのコシがでていた。

天ぷらは揚げおきなので冷たいが、それも田舎うどんらしくてよい。きんぴらがついているのがうれしいな。きゅうりの漬物も素朴でよい感じだ。家庭的な田舎うどんがたべたかったから、ぴったりだった。正に看板のとおりの田舎手打ちうどん。

天ぷらうどんは500円。大盛りは600円だ。

☆5点満点平均3点で3,2点。

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2019シーズン13日目ホワイトワールド尾瀬岩鞍

2019年03月20日 18時17分47秒 | スキー


3月16日。2019シーズン13日目のスキーにホームグラウンドの尾瀬岩鞍にでかけた。



当日は朝から雪の予報だったがスキー場まで降雪はなく、滑りだしたときは曇りだった。雪質は硬い圧雪で、アイスバーンではないから、この時期としては良好だ。沢コースでは大会をやっていて、ミルキーからスタートし、女子国体西山、チャンピオンと気持ちよく滑走する。チャンピオンには少しコロコロがあったが気になるほどではなかった。



天候は雪が降ったり、曇ったり晴れたりで、気温があがってきた。下のゲレンデは雪がゆるんでくる。上の画像はチャレンジ・コースだが、右のAが閉鎖されていて、左のBの雪質も悪くなっていた。



コブ斜面のぶなの木はコブがなくなっていて、アイスバーンのガチガチなので一回すべっただけで敬遠した。コブが溶けて凍ったのだろうか。それとも雪が降ってそれが凍ったのか。リーゼンは深い縦コブのラインが一本だけあったが、こちらもアイスバーンだった。



上の画像は大会の参加者が集まっている沢コースの入口。ここがスタート地点で、選手は右下に滑走してゆく。標高のたかい西山は堅い雪の上にうっすらと新雪がつもり、よい状況だった。



昼食はオクタの下にあるラーメン・ショップのベルグにした。空いているしカウンターがあるから一人でも利用しやすいのだ。ハヤシライス1000円の大盛り100円にビール400円にする。食事券1200円分のついたリフト券を買ったので追加は300円だった。これくらいでどうでしょう、と係りの人に大盛りごはんの量をしめされたが、サービスのスキーヤー盛りにしてくれた。



店内のようす。



午後はチャンピオン・コースからスタートする。11時半からのチュンピオンの再整備はされなくなっていた。春スキーに入ったからなのだろう。雪はゆるんだだろうと考えてコブ斜面のぶなの木コースに移動する。雲がきれて日がさし、武尊山が見えていた。ぶなの木にいってみるとアイスバーンはとけてコブができ、しかもザクザクとした雪になっている。これだと板にブレーキがかかって、上手くなったかのようにすべれるから、ここを5本連続で滑走した。



コブ斜面をすべりつづけると疲れてしまいレストランのホルンでやすむ。隣りには65くらいの女性のグループが休憩していて、スキーヤーの幅はひろがったなと思った。



コブ斜面をまたすべると冷え込んできて雪は堅くなり、上手くなったはずが元にもどってしまった。女子国体西山に移動する。ここには以前はなかったカマクラがつくられていた。



14時半をすぎてまた締まった雪。大会がおわり若きレーサーたちがゲレンデにでてきた。彼らは競技スキーヤーらしく、はげしい『くの字』のフォームで力任せにスピードと重力をねじふせてすべっいてる。それは基礎スキーヤーのフォームを見慣れた目には衝撃的で、とてもダイナミックだ。これが目指すところだろうと私は感じるが、検定で評価されるのかは知識がなくてわからない。



女子国体西山のリフトが止まるとチャンピオンへ移動し、最後はエキスパートで今日のスキーはおわった。



車にもどると雪が降っていが積もるほどではなかった。スキー・スノボ・アプリのスノー・ウェイによるとリフト乗車30回、滑走30回、最高速72、7キロ、滑走距離44キロ、消費カロリー1029キロカロリーと記録されている。私は花粉症だが、来るときは沼田から花粉症の症状がなくなり、帰りは前橋をすぎると再発した。
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2018千葉キャンプ・ツーリング3

2019年03月17日 10時19分08秒 | ツーリング関東


キャンプ・ツーリングの2日目。6時40分に起床した。晴れているが風がつよい。ゴーゴーと音をたてていてテントを飛ばされてしまいそうだ。冷え込みはなくて、10℃以下にはならなかった。強風のため外では火がつかえないから、換気に注意してテントの中で昨夜の鍋ののこりをあたため、そこにうどんを入れて朝食とした。写真はテントの色に染まってしまった。



波もたかい。



キャンプ場はまだ寝静まっている。



撤収を開始するとバンディット氏と目があったので軽く挨拶をした。ふと見るとバンディットには永久ライダーのステッカーが張ってある。永久ライダーのキタノさんのものだ。バンディット氏と話をしてみると、キタノさんの主催する永久ライダー・オフ・キャンプのEOCに参加したことがあるとのこと。私が行かなかったときに出かけたそうで、おかちゃんやナガさん、キャロットさんやミッキー君とも会ったそうだ。バンディット氏は北関東のNさんという方だったが、キタノさんがEOCを開かなくなったのを残念がっていた。



N氏とはまたどこかでお会いすると思うと話しあう。同じキャンプ・ツーリング、北海道ツーリングが好きな者同士だから。したがってこれを読んでくれているあなたとも、きっとどこかでお会いすることになるのだろう。N氏に手をあげて先に出発した。



館山から内陸にはいり県道88号線で道の駅三芳村にでた。手が冷たいのでグローブを冬用に換え、大山千枚田にむかうが通り過ぎてしまった。



千枚田にゆきつけず、次に鴨川有料道路(バイク150円)をぬけてついたのは清水渓流公園だ。



ここには農業用の水車をまわした濃溝の滝(農溝が正しいと案内がでていた)がある。滝というよりは荒瀬のような流れだ。



濃溝の滝の上流にはトンネルの中を滝がながれる亀石の洞窟もあった。



他では見られない風景だ。



紅葉を見ながら遊歩道で駐車場にもどってゆく。



亀山湖をぬけて北上すると秋の色の畑と里山がひろがっていた。



カラスウリもある。



久留里駅前の水汲み場にたちよった。



水をのませてもらったがあまり美味しくなかった。



水汲み場の横では骨董市がひらかれていたが、目をひくものはなかった。



久留里駅と公衆トイレ。



久留里線はスイカがつかえないそうだ。これには驚いた。



ツーリングの最後に出会ったのはホンダ初の四輪車のHトラックだ。エンジンはDOHCじゃなかろうか。貴重な車と会うことができた。これで2018年のキャンプ・ツーリングはおわった。
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2018千葉キャンプ・ツーリング2

2019年03月14日 17時23分24秒 | ツーリング関東


千倉の網元をでて南房総市久保にある真野寺にやってきた。



ご本尊の覆面千手観音がご開帳されていると新聞で読んでやってきたのである。どうして覆面観音などという名前がついているのだろうかと不思議だった。



千手観音様はじっさいに覆面をつけてらっしゃった。霊力が強すぎるので、それを弱めるためにお面をつけたと伝わるそうで、とてもめずらしいお姿の観音様だった。拝観料は300円。観音様は午年と丑年にご開帳される。



16時に予約してあった洲崎のキャンプ場、お台場海浜庭園に到着した。ここは3回目だが場内は見たこともないほど混雑してるいる。キャンプはブームなのだ。そのせいかバイク・ソロ・キャンプの料金も1500円から2000円に値上がりしていた。混んでいてテントを張る場所にもないほどだが、バイクでしか入れない見晴らし台の通路の脇に、ソロテントがなんとか設営できるスペースをみつけた。でもこんなに混雑するならこれからここを利用するのは考えてしまうな。



日がかたむいてきた。ここは高台になっているから景色がよい。ただ風がつよく、規制で仮設トイレしかないのが難だ。



見晴らし台からバイクとテントを見下ろす。



見晴らし台の通路の、私のバイクの後方、上の画像の中央左よりにグリーンのテントがあるが、キャンパーはいない。風呂か買物にでも出かけたのだろうと思った。



水場。



仮設トイレ。男女別になっている。



日中の気温は17℃だったが12℃に下がってきた。



日が沈んでゆく。風呂にゆくのは面倒なのでやめてしまう。夕日を見ながらメモをつけた。



館山のスーパーで買ってきた今夜の食材。牡蠣やつみれ、豆腐など。



これを寄せ鍋にする。



食材を煮るだけだから簡単だ。テントの横の通路で風をよけながら鍋を煮てビールをのむ。



牡蠣や豆腐がうまい。食べているとバイクがやってきた。狭い通路の奥にあるテントの住人が帰ってきたのだ。バイクはスズキのバンディット1150で、私が通路に座っているから彼はとおれない。私は道をあけた。バンディット氏は自分のテントの横にバイクをとめると焚き火台をセットしだした。

食事を終えると他のキャンパーのようすを見ながら焼酎の水割りをのむ。バンディット氏は盛大に焚き火をしながら飲み食いをしている。冷えてきたので19時半にテントに入る。その後トイレにゆくと水が流れなくなっていた。用をたしたあとで足踏み式のペダルをふむと水がでるのだが、タンクの水が切れたのだ。流水がなければトイレはパンクしてしまう。こんなに賑わっているのだからトイレの見回りくらいしないとだめだろう。その後も飲んでいたが21時頃にはねむってしまっていた。
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2018千葉キャンプ・ツーリング1

2019年03月11日 18時26分26秒 | ツーリング関東


11月23日。千葉にキャンプ・ツーリングにでかけた。



三連休の初日だったが首都高はディズニー・ランドの渋滞がひどかった。



京葉道路も宮城野から千葉まで4キロ混雑していた。



蘇我からは茂原街道をゆくが、空気かひんやりとしていて、膝から下がつめたい。冬用のグローブをつけてきたのだが、オーバーパンツもはいてくればよかったと思った。



田んぼの奥に雰囲気のよい参道が見えたので、この神社で休憩をさせてもらう。熊野神社だった。



養老渓谷の粟又の滝にやってきた。ここに来たのははじめてだ。周辺は観光客で大混雑している。有料駐車場にバイクをとめたが駐車料金は200円だった。



道路から渓谷がみえる。



養老川におりてみると浅いながれだ。



粟又の滝は小さくて期待はずれだったが、こんなところにも中国人の観光客がいた。



昼食は千倉の網元でとった。国道410号線沿いだ。ここは2015年にも利用していて、とてもおいしかったからまたたずねたいと思っていた。



前回と同じ地魚刺身定食2200円をお願いする。



この豪快な厚切りの刺身がたべたかった。



煮魚の小鉢やタネなしの柿もついていて、前よりもよくなっていると感じられる。ご主人は高齢だがこれからも末永く店をつづけていただきたいと思う。☆5点満点平均3点で4点。

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2019シーズン12日目石打丸山スキー場でアーリー・モーニング

2019年03月08日 17時35分57秒 | スキー


2019シーズン12日目のスキーにでかけた。今回いったのは新潟県の石打丸山スキー場である。



3月1日の金曜日の夜に出発し、関越道の土樽PAで車中泊をした。夜は焼き鳥などで一杯である。



土樽PAの朝。夜はあたたかく最低気温は0度を切るくらいだった。



7時には石打丸山スキー場の中央口に新設されたリゾートセンター前の駐車場についた。駐車料金は1000円だ。



リゾートセンターの内部。レンタル・ショップや更衣室、ロッカールームにトイレがある。



ゴールドウィンのショップもあった。



雪のゆるむ3月から、早朝の締まったバーンを楽しめるように、アーリーモーニングの営業が開始されていた。アーリーモーニング料金を払うと、通常は8時半からのところ、1時間早い7時半から滑れるのである。料金は普通の1日券が4900円で、アーリーモーニング付きは5900円と1000円増しだ。因みにシニアは60からである。



これまた新設されたゴンドラとチェアリフトが混在するサンライズエキスプレスでゲレンデにゆく。アーリーモーニングをすべる人は意外に少なくて、バーンはガラガラだった。



見事なシマシマに整備されたゲレンデ。



ゴンドラをおりたところにあるザイラーコース。魚沼の平野を見下ろす風景がすばらしい。



広い銀座ゲレンデを見上げる。雪質はカリカリのアイスバーン。でもほとんどスキーヤーのいないゲレンデをすべるのは気持ちがよかった。



マウンド状にうねっているホピヒラーコース。ここはジャンプするかと思った。アーリーモーニングで稼動しているのはサンライズエキスプレスとホピヒラーコースのリフトだけで、1時間のアーリーモーニングでゴンドラとリフトに7・8本はのった。

8時半からはハツカ石ゲレンデにいってみた。石打丸山は20年ぶりだが何度もきている。元々は父が通っていたところだし、若い頃に泊まりでスキーとなればここだったのだ。それでもハツカ石は滑ったことがなかった。ハツカ石も広いコースが何本もあるが、早くも雪がゆるんできてしまっていた。



上の画像の山頂コースに移動する。



標高が高くなるのでこちらの雪質はまだアイスバーンだ。



山頂の先はガーラスキー場に連絡している。



山頂コースでスピードをだそうと思い、直滑降から大回りで滑ってゆくと、板が雪にひっかかって派手に転倒してしまった。急斜面なのでとまらない。両足の板も飛んでしまい、スキー板とともにすべり落ちてしまったが、ダメージはなかった。



ゲレンデには居酒屋があった。居酒屋ケンちゃんだ。ここに入りたかった。



地ビール・レストランのケルン。20年前にはこんなに洒落た店はなかった。そのころによく利用した素朴な食堂は建て替えたのかなくなってしまっていた。



ジャンプ台などのある、ボーダーのためのスノーパーク。ほかにモンスターパイプもあった。



コースはほとんど覚えていないのだが、コブ斜面だけは印象にのこっていて、記憶をたよりに観光口にあるダイナミックコースに移動した。このコブ斜面をズルドンで何度もすべる。ここは空いていて4・5人のスキーヤーしかいなかった。



コブの肩から底へと板をずらしてすべるズルドンで、コブ斜面を直線的に一気におりられるようになった。



気温があがり雪はザラメ状になってきた。この雪質だとコブで板がとまり、まるで上手くなったかのように滑ることができる。



昼食はダイナミックコースの下にあるホテルエルム石打にあるレストラン楡を利用した。ここはコブ斜面の下なので空いていた。



ダイナミックコースを見ながら瓶ビール650円をのむ。やわらかいコブ斜面を何度もすべり、大汗をかいたのでビールが美味しい。



昼食はカツ丼1000円にした。



家庭的ななつかしい味のカツ丼だ。



午後もダイナミックコースからスタートするがさすがに疲れてしまった。



そこで他のゲレンデにいってクールダウンすることにする。中腹の食堂街。焼肉屋がある。



サンライズエキスプレスの降り口。場内は音楽がながれているが、スキー場としてはめずらしくジャズがかかっていた。



サンライズエキスプレスの降り口から下は雪が重くなりすべりづらくなった。思うようにターンできないほどだ。山頂は雪質はよいがコブだらけになってしまったから、初心者はきびしそうだった。



大丸山ゲレンデにはモーグルコースも整備されていた。



ここをズルドンですべってみると、なんとか真っ直ぐに滑走することができる。しかし板をずらしているだけでは格好がわるいので、もう一段上のすべりにしたいところだ。



14時すぎにまた楡で休憩する。瓶ビールともつ煮450円だ。コップもキンキンに冷えているのが嬉しい。



人参の多いもつ煮。



その後も日中の営業が終了する17時までコブ斜面をすべりつづけるが、15時をすぎると緩んでいた雪はアイスバーンになり、上手くなったと思っていたのが元にもどってしまった。コブをズルドンでフォールラインにむけて板をずらしておりるのではなく、なんとか弧をえがくようにしたいと努力したのだができなかった。コブ斜面を直線的に、とまらずに滑れるようになりたいと念願していたが、ズルドンでそれができるようになってみると、もっとターンの質をあげたいと思う。パラレルができるようになったときも同じように感じたのだっけ。パラレルができたらどんなによいかと思ったが、なんとか形になってくると、ショートターンができるようになりたいとか、ウェーデルンがしたいなんて思ったのだ。いきたいところにつくとさらに先の技術がみえる。スキーは奥が深いよね。



新幹線駅の越後湯沢駅を往復するシャトルバスがリゾートセンターの前にいた。スキー・スノボ・アプリのスノー・ウェイによるとリフト乗車52回、滑走48回、最高速76、5キロ(アーリーモーニングのホピヒラーコース)、消費カロリー1317キロカロリーと記録されている。

家路につく前に20年前に利用していた関上旅館をさがしてみたがみつからなかった。帰ってからしらべてみてもわからないから名前を変えたのか。それとも廃業してしまったのだろうか。とても親身で気持ちのよい宿だったのだか。





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