3月29日の日曜日。2020年シーズン13日目のスキーにでかけた。ゲレンデのコンディションを考えて、かぐらか川場スキー場にゆこうと思ったが、この日は大雪の予報がでていたので、ホーム・グラウンドの尾瀬岩鞍にゆくことにした。都内でも雪の降った日曜日である。
前日の夕方に出発し、沼田の道の駅白沢で車中泊をした。夜は刺身と焼き鳥で一杯である。夕方から大雨で、夜には雪になるとのことだが、24時頃まで雨のままだった。
翌日起きると雪がふっていた。積もっているが湿った雪でシャーベット状だ。スニーカーで歩いたら靴が濡れてしまった。
スキー場に着くとゲレンデには新雪がつもっている。リフト代は春スキー料金になっていて、シニア1日券は3700円+デポジット料500円。そして駐車場代は無料である。
ゴンドラが動くのをまつ。この日はボーダーが多かった。
新型コロナウィルスの感染防止のため、ゴンドラの窓も開いていて、換気されていた。ゴンドラをおりると国体女子方向は閉鎖されている。
ミルキー・ウェイは開いているので、こちらをゆくことにした。
ゲレンデは全体に湿った重い雪がつもっていて、滑りづらい。雪を押しのけるようにして滑るので体力もつかった。
板がひっかかるような感じで、ポジションやフォームなどかまっていられない。ボーダーのほうが有利な雪質で、ミルキーではじめてボーダーたちにおいてゆかれてしまった。
ふたたびゴンドラにのって山頂にゆくと、国体女子方向はまだ閉鎖されている。しかしこの後すぐにオープンした。
国体女子西山をくだる。重い雪でときに深く雪がたまっている。
大雪で視界が悪くて重い雪。滑っていて楽しくない。辛いほどだ。
上はチャンピオン・コース。
ぶなの木コース。新雪がつもってコブが埋まってしまっている。
ここはは気温が低いせいか雪はあまり重くない。
ほとんど誰もすべっていないぶなの木を連続で滑走した。11時でゴントラは臨時点検とのことで止まってしまう。その代わりにロマンス・コースのクワッドが稼動した。
各コースは荒れてきた。昼は車にもどってカップ麺など。湿った雪でかなり足をつかったので、ブーツを脱いでゆっくりと休んだ。
午後になると空いてきた。状況がきびしいので、午前中で帰ってしまった人も多いようだ。
霧もでて視界がわるい。
大雪はつづく。すでに疲れきってしまったが、ねばる。
そんな中で雪が木々に積もって樹氷のようになりきれいだった。
時間とともに人が減ってゆく。
国体女子西山のリフトにのってゆくと、女子コースを誰も滑っていなかったりした。
雪はやんだが霧ははれなかった。
国体女子西山のリフトは16時20分まで。この後はファミリー・コースのリフトが16時45分までだが、16時半で切り上げた。
道の駅かたしなにより、家内の大好きな焼き芋を買う。
水も汲ませてもらった。今シーズンの岩鞍はこれが最後だと思う。スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによると、リフト乗車24回、滑走23回、滑走距離34、3キロ、最高速40、4キロ、と記録されている。修行のような1日だった。