放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

ザ カバーズ

2014年05月18日 14時58分27秒 | 芸術
the Covers

NHK・BSプレミアム 月曜日の23時15分からはじまる歌番組。
ザ カバーズが気にいっている。
その名の通り、人の曲をカバーして歌うのだが、歌手が実力派でとてつもなくうまいのだ。
ただ知らない歌手の場合が多いのだが、うまければそのほうがよしだ。

MCはリリー・フランキーと夏菜。
リリー・フランキーって音楽通だったのね。
知らなかった。

音楽の好きな方はお試しください。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

追悼 小泉淳作

2012年01月13日 20時05分00秒 | 芸術
先日、画家の小泉淳作が亡くなった。



小泉淳作は日本画家で、鎌倉の建長寺と京都の建仁寺に龍の天井画をかき、
東大寺には大作の襖絵をのこしている。



その作風は不器用なほど生真面目で、決して自分と芸術性に妥協しないものだが、
どこかユーモラスな味のあるものだった。



じつは小泉を知ったのは去年のことなのだ。
日経新聞に履歴書を連載していて、それを読んで猛烈な興味を持った。



小泉は国会議員の息子だったが、父親は豪傑で、兄弟の母親がみな違うという家庭に育っている。
画家になってからは長いあいだ売れなかったが、近年人気がでているのである。
それは作風が重苦しいためだったからだと思う。
執拗に、見ていると息苦しくなるほどかきこんだ絵は、よい絵でも、人気はないのだ。
世の中、わかりやすくて気持ちのよくなる、薄っぺらなものが好まれるから。



昨年の北海道ツーリングでは、六花亭の運営する中札内美術館に小泉淳作美術館があると知って見にいった。
たくさんの作品と製作風景の展示があった。

人気はないが、よい絵をかいた画家がなくなった。
いや、今や大人気の画家が亡くなったのだ。


小泉淳作美術館訪問記ーー巡礼編もどうぞ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

法然と親鸞 ゆかりの名宝展

2011年11月20日 12時34分53秒 | 芸術


国立博物館でひらかれている法然と親鸞 ゆかりの名宝展にでかけた。
日曜日だったのですごい人。

展示品をなかなか見ることができず、人垣の肩越しから鑑賞した。

念仏を唱えるだけで誰でも極楽往生できると説いたふたりの生涯。
布教と弾圧の日々。

親鸞は佐渡に流された後、関東で布教活動をしたそうで、栃木、茨城にゆかりの品が多いのに驚く。

名宝では巨大な仏像が迫力あった。
深みと重みがある姿で、哲学的で神秘的。

先週見た大衆的な円空像とはまるでちがっていた。
当たり前だが。



夕食は、坐・和民。
ひとりならもつ焼きの大統領か立ち飲みだが、家内が一緒なので、きれいなチェーン店だ。

ワタミ、すごくお洒落で美味しくなっている。
チェーン店の努力もまたすごい。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シャルロット・ペリアンと日本展

2011年11月02日 17時42分08秒 | 芸術
日経新聞の文化欄を読んでいると、『シャルロット・ペリアンと日本』展の記事がでていた。

シャルロット・ペリアンはモダニズム建築で著名な、フランスのル・コルビュジェの事務所でインテリア・デザイナーをしていた人物だ。
戦前と戦後に何度も日本に来ていて、日本の建築家なとどとも親交を深めている。

じつは彼女の伝記、シャルロット・ペリアン自伝ーーみすず書房ーー、を今読んでいるところなのだ。

昨年のNHK・BSの週間ブックレビューを見ていて、気になる本としてこの自伝の書名をメモしておいたのを、
内容は忘れてしまっているのに図書館で検索したところ、蔵書にあったので借りて読み進めているところだった。

週間ブックレビューで紹介されると、しばらくは借りたい人が図書館に殺到するから、一年ほど時間をおくとスムースに借りることができる。
ただ前記のように、何が書かれているのか失念してしまっているというおまけがつくのだ。

伝統的な家や家具から、鉄などの新素材を使って、美しくて、合理的な、建築や家具を追及した彼女の伝記はとても興味深い。
フランス人らしく、冗長で、羅列的で、論理的でなく、時間が前後し、訳も悪いが、魅力的な本だ。

展示会では、彼女のデザインした椅子や飾り棚、写真や手帳などが展示されるようだ。

目黒区美術館にまわってきたときに見に行こうと思う。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

書の作品展へ

2011年03月29日 21時22分28秒 | 芸術
知人の書の作品展に出かけた。


私は書道は苦手なのだが、鑑賞するのは好きだ。
そこで誘われると見にいくことにしているのだが、
今回も楽しい時間を過ごした。

縦型の大きな作品、横長の大作。
巻紙のようにつづく作品。
そして小品も味わい深い。

書は字の造詣も重要だが、空間をどう使い、余白をいかに残すのかもセンスだと思う。

大胆や、雄渾や、繊細、芸術的、といろいろな方の作風がならぶ。

紙は新品よりも十年もたったものの方が墨がにじまず、風格が出るので高くなるのだそうだ。
いろいろと教えてもらって過ごす一時。

その合間に原発が落ち着いてほしいことや、生臭いビジネスの話もしたりして。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンドリュー・ワイエス展へ

2010年11月08日 21時38分09秒 | 芸術
アメリカの画家、アンドリュー・ワイエス展にでかけた。

場所は埼玉県北浦和にある埼玉県立美術館である。
JR北浦和駅から5分ほどのところ。

ワイエスは、家人にも知らないうちに、隣家の女性の裸像を何百枚も書いていて、
その絵の美しさと、ミステリアスな隣人との関係が記憶に残っていた。

その女性のヌードの絵が見たかったのだが、
ここに展示されていたのはそれとはまったく異なるもので、
アメリカの田舎の農家の、家、倉庫、農機、煙突、馬、牛、つばめなどの絵であった。

こちらも別の隣家の農家を、何十年もの間書き続けていて、
このシリーズも、とても魅力的だった。

ワイエスはアメリカの国民的な画家なのだそうだ。

でも、美しい女性のヌードが見たかったな。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シャガール展へ

2010年10月10日 09時22分14秒 | 芸術
上野のシャガール展に家内と出かけた。
私はピカソのような画風は好きではない。
家内が行きたいというので付き合ったのだ。



まずは昼食に格安寿司店へ。
御徒町駅のすぐ近くにある、かっぱ寿司。
チェーン店のカッパ寿司ではない。
眼の前で握ってもらう寿司屋で、回転寿司並みの料金なり。
小ぶりの上品な握り。
お得です。



シャガール展は大混雑。
あまり好きではなかったが、改めて見てみると、魅力的。
ロマンティックで哀調を帯びている。
舞台装飾や衣装も手がけていて、幻想的で夢幻の世界。



美術展の後は人気の酒場、ガード下の大統領へ。
本店は満席で支店の2階に案内された。
馬のモツ煮や豚のモツでホッピー。

料理の写真をとっていると、隣りの方に声をかけられた。
その方も食べログをなさっているとのこと。
楽しいひと時をすごす。

ホッピーでハッピー。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小江戸・川越

2010年05月02日 10時43分15秒 | 芸術

先週出かけた、静岡県立美術館に印象的なポスターが貼ってあった。
埼玉県の川越市立美術館の彫刻展、佐藤忠良ーさとうちゅうりょうー展である。
このポスターにノックアウトされてバイクで行ってみた。
作品は女性の裸像がおおい。
物凄く美しいので、長い時間、あらゆる角度から見たいのだが、
女性の裸像なので、意識してしまって、満足するまで見られなかった。
無念なり。
ポスターになっている帽子の女がいちばんだった。

折角川越に来ているので、駄菓子屋さんが集まっていたという、
人気スポットの菓子屋横丁をのぞくと、すごい人。
GWだけに観光客が集まっているようだ。

続いて蔵作りの街並みへ。
こちらもすごい人出。
観光客といっしょに散策する。
川越は昨年のNHKドラマ、つばさ、の舞台となった街。
それだけ人気も高いようだ。
雑貨やみやげ物店が多いが、呉服店があったので入って物色。
男用の角帯は3万から4万でセンスの良い品がある。
和服専用のハンガーがあったので1050円でゲットして家路へ。

川越のシンボル、時の鐘。

佐藤忠良展は6月6日まで。
佐藤忠良は宮城県立美術館に特別展示室があるとのこと。
いつか行ってみたい。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

静岡ドライブ 伊藤若冲展と橋めぐり

2010年04月26日 20時37分08秒 | 芸術
4月24日の土曜日に夫婦で静岡に出かけた。

私の目的は、静岡県立美術館で開かれている、伊藤若冲展を観ること。
家内の目的は静岡県にある、ユニークな橋を見学することである。

首都高で東名に向かう。
今回はできたばかりの山手トンネルと大橋ジャンクションを通ってみた。
山手トンネルは、池袋、新宿、渋谷の各駅の近くを通過し、
何本も走っている地下鉄を避けて掘られている。
トンネルが上下左右に微妙にカーブしていく様が、地下鉄を避けているのだろうと実感されて興味深かった。
そして大橋ジャンクションはグルグルのループ状。
どちらも未来的な出来栄えだが、二車線を一車線に規制しているので、渋滞必至である。

東名の清水ICでおりて、清水と静岡の中間にある静岡県立美術館には10時前に着いた。

伊藤若冲ーいとうじゃくちゅうーは江戸時代の画家で、細密な鳥や魚、花などの絵が有名だ。
デフォルメした構図の絵や水墨画もあり、幅広い画風を見せる。

上の絵は白い象だが、水墨画から彩色された絢爛豪華な絵まで、十分に鑑賞した。
都内の美術展のように混まないのが良い。
作品の前に立つ行列は一列だけだから、五列、六列となってしまう都内とはちがって、
ゆっくりと絵を楽しむことができた。
 
静岡県立美術館にはロダンの専門コーナーもある。
若冲展は5月16日まで。
若冲の好きな方は見逃せない企画だろう。

若冲関連記事。

若冲 相国寺承天閣美術館訪問記 巡礼編ブログ

書評 若冲 澤田瞳子著 放浪のページ


清水で昼食をとることにする。
エスパルス通りにある、次郎長の生家を移築したという、船宿記念館の隣りにある寿司店に入る。
ここがよいと地図に書き込みをしていたので来たのだが、ここは格安寿司店でネタはイマイチだった。
桜海老のかき揚げがついて1500円なり。

この後は家内の好みの橋めぐりに向かう。
まず日本一長い木の橋、島田市の蓬莱橋にいくが、
その手前の宇津ノ峠に明治時代のトンネルがあり、寄道してみた。
味わい深いレンガのトンネル。

日本一長い木製の橋、蓬莱橋は島田市の大井川にかかっている。
この橋は本当に長かった。
歩いて往復したが、橋は一キロはあるのではなかろうか。
映画やドラマに多数取り上げられているそうだ。

つづいて御前崎の先の菊川にかかる潮騒橋にむかう。
日が沈む直前に到着したが、アーチが橋の下にある珍しい形状の橋と、夕日を堪能した。

橋の上の夕日である。
この後潮騒橋の入口にある温泉、シートピアにより、東名で帰宅した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長谷川等伯展へ

2010年03月23日 21時49分09秒 | 芸術
日曜日に話題の長谷川等伯展に家内と出かけた。

長谷川等伯、没後400年を記念した特別展である。

長谷川等伯は豊臣秀吉や千利休の時代の人で、ダイナミックな水墨画や、
金箔の上に巨大な松や磯、岩などを描いた豪華絢爛な作風の画家だ。

当日が最終日だったので、相当に混んでいて、1時間は待つかと覚悟していったら、30分待ちだった。

人ごみにまき込まれつつ作品を鑑賞する。
しかしちょっと混みすぎで思うようにならない。
それでも会場を二周して、外にでた。

折角なので、国立博物館も見学するが、歩き疲れて足が痛い。
家内がカラオケして行こうと言うが、おとなしく帰ることにする。

上野は彼岸桜が咲いていて、ソメイヨシノも一輪、二輪とほころんでいる。

桜の開花宣言もでた日曜日。

特別展はこれから京都にまわるそうです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする