1月23日。日曜日。2022シーズン5日目のスキーにホワイトワールド尾瀬岩鞍にでかけた。
当日の朝にでかけてゲレンデにつくと、ゴンドラのオープン待ちの列はこれまででいちばんの長さだ。先週は大雪の次の日にきたら道路が凍結していて大混雑したので、この日は金曜日に雪がやんでも、晴れの土曜日をみおくり、翌日の日曜日をえらんでやってきた。道路にほとんど雪はなく、岩鞍のHPでもFRスタッドレスは○になっていた。しかし第2駐車場につづく最後の坂が凍結していた。登り坂で止まるとハイエースは動けなくなるので、アクセルを踏んでコーナーをゆくと、テールがすべってしまう。反射的にアクセルとハンドルをはなし、逆ハンを切ると、車体のながれはとまり、たてなおすことができた。ハイエースで逆ハンを切ったのははじめてである。車のテールがスライドすると、いつのまにかオートマティックに体が反応するようになっている。これはバイクでコーナリング中にタイヤがすべってコケそうになると、反射的に地面キックでリカバリーするのとおなじだ。しかしこんなところで道をふさぐことにならなくてよかった。
天候は晴れで無風。絶好のスキー日和である。気温は低く-10℃だった。
ゴンドラにのり、混雑しているミルキーウェイはさけて、国体女子西山コースからスタートする。3週連続できているから、最初から全力で滑走した。
国体女子西山コースをすべりたいが、リフトがうごいていないのでチャンピオン・コースにゆく。
空いているチャンピオンを高速で滑走した。
気温はあがってきた。国体女子西山コースのリフトがうごきだしたので移動する。この日は膝下をやわらかくつかうことを意識してターンした。
ななかまどを下ってゆくとリフトが混んでいる。
コブ斜面のぶなの木コースをすべる。やわらかい雪質だ。
コブの裏でブレーキをかけることを意識していった。
昼は車にもどってカップ麺とセブンイレブンのおにぎりである。
スキー場のすぐ下の道路は凍結していた。
午後は再圧雪されたチャンピオンからスタートする。怪我や事故のないように注意してスピードをたのしんだ。
つづいてコブ斜面のぶなの木コースにゆく。
ここで私よりも上手い方に、コブではどうやってすべっているのかきかれた。その方は内足でターンしていると言うのだ。そうしないとスキーの先がクロスしてしまうと。私は外足を目いっぱいつかってコブをけずっている。ただでさえむずかしい内足ターンをコブでなんかできない。その方は私よりも年上のようだ。いろいろと話していると、あなた若いんでしょう?とおっしゃる。60ですよ、と答えると、オレは70だよ、と返事がかえってきた。下半身をやわらかくつかうすべりは年をかんじさせない。上体がおくれたときのリカバリーもすばやいから、びっくりである。そして私も70まではスキーをやれそうだと思うのだった。
ぶなの木コースを4本すべると足にきてしまった。国体女子西山コースをゆっくりとまわす。
去年よりも体力がおちたのかなと感じる。昨年まではスキー3日目になれば朝から晩まですべれたのだ。しかし疲れてしまって、15時だがもう帰ろうかと考えてしまった。他のスキーヤー・スノーボーダーも帰りだしているから、ゲレンデはガラガラである。
しかしゆっくりとすべっていると体力は回復した。最後にコブ急斜面のリーゼンにゆくことにする。
この日のリーゼンはやわらかい雪なのでなんとかなった。楽しいので2本連続ですべる。
リーゼンにゆくクワッドリフトの横にはカモシカがいた。スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによると、リフト乗車34回、滑走33本、滑走距離39、7キロ、最高速71、7キロ(国体女子)、と記録されている。この日も1日よくあそんだ。