
丸沼高原スキー場をでて、丸沼にたちよった。

ニジマス釣りが有名で私も一度ルアー釣りにきたことがある高原の沼だ。この日はフライ・フィッシングを楽しんでいる人たちがいた。

ライディング・ジャケットを着用していたが、バイクで走っていると丁度よいのに、歩くと暑くて着ていられない。気温があがってきた。

岸辺では水か湧きだしており、そこに小魚がむれている。とてもよいところだ。

丸沼の一軒宿、丸沼温泉環湖荘には満員御礼の札がでていた。

金精峠をこえて栃木県にはいり、山を下ってゆくと後ろからBMWの車と大型バイクが追いついてきた。それをひきつれて走るが、BMWが停車すると、その後ろにいたのはカワサキZ1RにZ1かZⅡ、Z750FXー1の大型バイクだ。さすがにこの人たちには道をゆずったが、750FXはオイル上がりで白煙を吐いていて、我がDRも同じ症状だから、ヘルメットの中で微笑してしまった。
湯ノ湖で休憩した。

ここでも釣りを楽しんでいる人がいた。

戦場ヶ原、中禅寺湖を通過していろは坂をくだる、日光の町に立ち寄りたいが、混雑していてバイクをとめるところがみつからない。道路は神橋を中心として駐車待ちのマイカーで大混雑である。走り回って市営第3駐車場に空きをみつけ、なんとか駐車することができた。料金は200円である。

日光にはなんども来ているのだが輪王寺と二荒山神社には行ったことがなかった。今回はそこを参拝するのが目的で、まず輪王寺にゆく。着いてみると輪王寺は東照宮につづく参道の途中にあり、毎回通っているところだった。
当日、本堂の三仏堂は大修理中でカバーでおおわれていた。三仏堂という名前からわかるとおり阿弥陀如来と千手観音、そして馬頭観音がまつられている。仏様は大きくて、見上げるほどだ。仏様たちは大修理が完成したところで、金色にかがやいていおり、非常におごそかで神秘的だった。拝観料は400円。後述するが大猷院(だいゆういん)との共通拝観券もあるが、三仏堂だけのものを選んだ。

お守りなどを売っている輪王寺の護摩堂の前をとおって東照宮への参道にもどる。

東照宮にむかう参道は観光客でにぎわっている。輪王寺にはゆかないで東照宮だけを見る人が多いのである。

東照宮の入口にたつ五重塔。陽明門も平成の大修理が終わったばかりで人気だが、今回は立ち寄らなかった。

東照宮の奥にある二荒山神社にむかう。道の右が東照宮である。

東照宮の建物を見上げる。

二荒山神社の門がみえてきた。

鳥居をくぐって境内にすすむ。

拝殿。

神楽殿。中にいらっしゃるのは大黒様だろうか。
二荒山神社の拝殿におまいりしたが、有料の本殿のエリアにはゆかなかった。

二荒山神社をでて輪王寺の大猷院(だいゆういん)の方向にすすむと常行堂があり、自由に入れるとあったので内陣に上がらせてもらった。中では僧侶の方がお盆のお勤めをされていた。

大猷院には陽明門のように華麗な二天門があり、修復がなったばかりだそうだが、前述の通りここは別料金なので入らなかった。

日光ゆばをみやげに買って出発する。渋滞はつづいていて、神橋から日光駅の方向に5キロ以上車がつながっている。三連休でたくさんの人が日光見物にきているが、車を駐車場に入れて東照宮にゆくにはどれほどの時間がかかるのか、気の毒に感じられるほどだった。
今市から杉並木の日光例弊使街道をゆく。強烈な太陽の光がさえぎられてとても走りやすかった。

昼食は栃木市にある佐野ラーメンの小三郎にした。ここのラーメンが好きでこちらに来ると食べたいと思っているのだ。

ラーメン650円と餃子400円。13時半についたが待たずに席につくことができた。

塩ラーメンのようにスープが透き通った一杯。端麗で繊細なスープに手打ち麺だ。

ザクザクの食感のキャベツが入り、ラー油のきいている餃子。すごく美味しい。ここでは席につくと水と一緒に餃子用の小皿がだされる。ほとんどの人が餃子をたのむからである。そうなる必然の餃子。☆5点満点平均3点で3、8点。

最後に道の駅思川で休憩する。気温はとてつもなく高くーー35℃をこえているとおもわれるーー汗がとまらない。直射日光の下を走るのはもう嫌だが、いつまでも休んではいられず、走りだして帰宅した。35℃をこえる酷暑でのツーリングは無理だとわかった。