4日目。宍道湖ふれあいパークの朝。6時過ぎに起床する。雨がポツポツと降ってい気温はひくかった。
ふれあいパークの駐車場の上は芝生の広場になっており、宍道湖が見下ろせた。昨夜のことはまったく覚えていないが、もしかしたら酔ってこのあたりを歩いたのだろうか。それとも?
カップめんで朝食とした。今日は松江城のお堀を舟でめぐろうと思っている。お堀めぐりは9時からなので、車の中を整理したりメモをつけたりしてすごした。やがて松江市街にむけて宍道湖の横をゆくと、釣人が魚を釣り上げるのを目撃した。ルアー・マンがかけたのはスズキの子供のフッコだった。
弱い雨が落ちてくるのでカッパをきて傘をもって車からおりた。家内には買ったばかりのワークマンのレイン・ウェアを支給する。傘はささなくてもよいほどの降りだし、気温も低いので、雨具を羽織るとちょうどよい感じだった。カラコロ広場の前から小船にのる。料金は1日1500円で、3ヶ所の乗り場から何度でも乗り降りできるシステムだ。
さっそく乗り合い船に乗り込んだ。肌寒いので膝掛けがありがたい。
途中にはいくつもの橋があり、天井が低くなっている。そんなときは舟の屋根を下げるようになっていた。
こんなに屋根がさがる。
屋根があがるとホッとする。
後方に船頭さん。船頭さんの案内をききながら川面をゆく。小船でお堀をゆくのはとてもたのしかった。
松江城は数年前にたずねているので今回はゆかない。松江城の西にあるふれあい広場乗船場で舟をおり、小泉八雲記念館にゆく。ラフカディオ・ハーンは1年3ヶ月しか松江にいなかったこと。目がわるかったこと。そして日本人の妻との間にできた、子供のことを考えて日本に帰化したことなどを知った。
ここは時間をかけたかったが、昨夜はいれなかった玉造温泉のメノウ風呂の時間があるので、短時間で切り上げた。
舟でカラコロ広場にもどってゆく。
車に乗りかえて玉造グランドホテル長生館にゆく。GW中の立ち寄り湯は11時から14時ま半までとのことなので12時にやってきた。
料金はひとり1500円。ホテルだけあって日帰り温泉とは格がちがう設備だ。上の画像は記念撮影用のセットだが、こんな感じに壁や浴槽にメノウが貼ってある。メノウが大きい。
大きな内風呂にメノウ風呂、それに露天風呂とサウナがあるが、ここに5人ほどしかいなかった。大浴場は吹き抜けになっており、天井の高い空間でゆったりとすごす。キャパの10分の1も人がいないから、心おきなくつろぐことができた。なお女性の風呂には吹き抜けはなかったとのことなので、私の入ったほうがメインの浴場なのだろう。風呂は日によって男女入れ替えになるのではなかろうか。なお女風呂にもメノウ風呂はあったそうだ。これがウリだからね。
グランドホテルのロビーから日本庭園を見る。ここはまた来たいところだ。今度は泊まってみたい。もちろん空いていて安い時期にだ。