放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

2024灼熱の千葉キャンプツーリング3

2024年08月21日 18時44分36秒 | ツーリング関東

7月28日。日曜日。オレンジ村オートキャンプ場の朝。5時半に起床する。昨夜バイクに朝露がかからないようにカッパをかけておいた。その雨具には水滴がたくさんついていた。

カップめんの朝食をとる。気温は25℃以下の感じで、虫もよってこずに快適だった。しかし日がのぼってくると、テントのまわりは日陰ではなくなってゆく。日向にはいられないのだ。7時15分に出発する。DRはキック3回で始動した。

キャンプ場のみかん山からおりてゆくと、辻に六地蔵がまつられていた。

昨日は夕立を警戒してゆかなかった、安房白浜から洲崎をとおって館山へとまわる、房総半島南端の周遊ルートをゆく。フェニックスのたちならぶ先に野島崎灯台が見えた。

野島崎から洲崎にすすむ。公園がいくつもあるがいずれもキャンプ禁止とある。マナーのわるい人間が野営をして顰蹙をかったのだろう。

館山港にやってきた。やはり南房は海風がはいって気温はあがらないようだ。快適に走れる。

船溜まりの風情もよい。

海岸では釣りをしている人もいた。

船形では祭りに遭遇した。

船の形をした山車や神輿がとおる。ただ祭りに参加している人はすくなかった。

上総湊から国道465号線にはいって内陸にむかう。このあたりから気温は急上昇し、耐えがたいほどあつくなってきた。気温は35℃以上で、直射日光をあびた路上は何度あるのかわからない。こうなるとたのしいツーリングではなく、苦行になってしまった。久留里駅について湧水をくませてもらう。これまでここの水は毎度生ぬるかったのだが、今回はとても冷たくかんじられた。

日向にいると肌がじりじりと焼かれるようだ。

久留里駅のホームには一両だけのディーゼル機関車がとまっていた。

久留里駅前の廃屋のような通路を探索する。

この奥に中華料理店があるとテレビで見たのだ。ここを利用すればツーリングのネタとしておもしろいとおもったのだが、エアコンがないようなのでパスした。

国道410号線を北上し、国道409号線に右折して、上総牛久にやってきた。すると中華料理のチェーン店、珍来がある。都内や千葉、埼玉にお店があるグループの店舗だ。私は板橋のお店を利用していたのだが、なくなってしまったのでまたゆきたいとおもっていた。

人気ナンバー1だという、うま煮ラーメン880円に、

餃子5個450円をえらぶ。

千葉にくると海鮮をたべなければと思うのだが、じっさいはこういうのがいいんだよね。ただラーメンは熱々だから汗がふきでる。食後に外にでると灼熱の気温だから、汗がとまらず、バイクで走りだすとヘルメットの内装がびっしょりになってしまった。その後も熱風をかきわけて帰宅したが、こんなに暑いとバイクにはのれない。1990年型の油冷エンジンのDRも、大丈夫なのかと不安になってしまった。もちろん問題はないのだが。燃費は25、2K/L。

 

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2024灼熱の千葉キャンプツーリング2

2024年08月15日 10時15分11秒 | ツーリング関東

予約をしていた南房総市のオレンジ村オートキャンプ場に16時に到着した。ここはみかん山をキャンプ場にしている施設で、バイク・ソロ・キャンプは2300円だ。空いているサイトならどこでも利用できるとのことで、野営場所をさがす。手前にある第一サイトは人が多いので、奥の第二サイトにきめた。

予約するときに電話で混んでいますか、と聞いた。すると、ぜんぜんです、とのこと。第一サイトは60パーセントほど埋まっていたが、第二サイトは30パーセントくらいで、となりと距離をとった日陰に野営場所をさだめた。日向には暑くていられないのだ。

テントをたてて椅子とテーブルを用意する。今回からワークマンのチェアとテーブルにしたが、これが安くてつかいやすかった。チェアは1780円で、テーブルはセールで半額の499円だった。

オレンジ村は2019年にも利用していて今回で2回目だ。以前きたときにはキャンプ・ブームで大混雑していて、野営をたのしめるような状況ではなかった。場内は超満員で、スクリーンに映画をうつしているグループや、大テントの中にこたつとストーブをおいたファミリーなどがいて、カオスのただなかにいるようだった。それでこんなに混みあうのなら、しばらくキャンプはしないことにしようと決めた場所でもあるのだ。詳しくは『2019千葉キャンプツーリング2』をどうぞ。

南房は海風がふいてすずしいはずなのに、暑くてむしむしする。気温は30℃以上ありそうだ。テントをたてていると汗がとまらない。そこで無料のシャワーをあびて汗をながし、体をクールダウンさせることにした。

みかん畑の中の道をあるいて受付にむかう。

道路は車一台がとおれる幅ですれちがいはできない。

受付についた。

青い屋根の建物が無料のシャワー室だ。2019年にはシャワー室はひとつしかなかったと思うが、ふたつになっていた。

ピンぼけだがシャワー室である。温水がでるが、とにかく暑いので冷水をあびた。

汗をながして清潔な服に着替えると人心地がついた。第二サイトにもどってきた。この奥に私のテントがたっている。

アジの刺身でビールを飲みはじめる。

アブラゼミにツクツクホウシ、ヒグラシも鳴いている。雌雄の蝶がもつれるようにして飛んでいて、命がかがやいているが、あつい。

シャワーをあびたのに汗がとまらないから、スーパーでもらった保冷用の氷を首のうしろにのせていると、ようやくクールダウンできた。南房もあついじゃないか。

カット野菜と牛肉の薄切りでジンギスカン風の一品をつくる。虫がいるので蚊取り線香はかかせない。

キャンプブームが終わり、またしずかに野営をたのしめるようになった。そもそもキャンプは楽でたのしいことばかりではない。暑かったり、さむかったり、虫にさされたり、雨のふられたりする。食事をつくって酒を飲むだけなら、自宅か店でやったほうがよほどいいのだ。家のベットで寝る方が快適で、狭いテントの中の硬い床に横になることもない。キャンプは万人にうけいれられるようなものではない。ほんとうに野営が好きな人間だけのものだ。ブームは異常だったのだ。ブームにのった浮ついて人たちがいなくなってよかった。千葉のキャンプ場は混みすぎていたから、これまで避けていたのだが、また定期的にきたいとおもう。伊豆にもひさしぶりにいってみたくなった。

飲んでいると、キャンプ場のかたがサバをもってきてくれた。前回はスダチをいただいたと記録されている。前にもいただきました、とキャンプ場の人に、お礼のつもりで言った。

焼き網を持参していないので、ジンギスカン鍋でサバをやく。酒は焼酎の水割りだ。

サバはおいしかった。

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2024灼熱の千葉キャンプツーリング1

2024年08月10日 16時24分07秒 | ツーリング関東

7月27日。土曜日。パリ五輪開幕の朝。フランス国鉄は放火で電車がとまり、大混乱しているとニュースがつたえている日に、千葉県にキャンプツーリングにでかけた。今回の相棒は積載力のあるDR650RSである。今日と明日は関東で最高気温が35℃になり、東京以北は雷雨も予想されている。そんな中で南房は海風がふくため30℃くらいにしかならず、夕立もないので目的地とした。南房総はすずしいのだろうが、その入口の千葉市までゆくと気温は上昇し、35℃くらいある感じだ。千葉市街で給油をしたがそこでペットボトルの水を1本がぶ飲みする。燃費は21、7K/L。すでに暑さにやられ気味である。茂原街道にはいって潤井戸をすぎると気温はさがったが、その先でまた酷暑となった。たまらずに道の駅ながらに立ち寄り、エアコンのきいた部屋ですずむ。

道の駅には日陰がすくなくて難渋した。

上総一宮駅にやってきた。

駅前にある昭和な食堂が目当てなのだが、満席だった。外で待ってくれと言われたが、エアコンのないところでは嫌だ。ほかをさがすことにする。

太東漁港をすぎて国道128号線をすすむとすいている海鮮食堂をみつけた。生け簀料理・あきという店だ。

入口におすすめがある。

メニューはほかにもあったが刺身定食1600円をおねがいした。

注文するとイワシの塩煮がやってきた。背黒イワシを手開きにして頭をとったものだが素朴でいい。

刺身もクイックで提供された。

刺身がちょっとかわいているようにみえたが、味はコリコリの新鮮。サービスのタマネギの天ぷらが厚切りで、これまた素朴でよかったりする。イワシとタマネギがよかった。

房総半島は奥がふかい。なかなか目的地の南房総市までゆきつけぬ。国道128号線の外房黒潮ラインを南下してゆくと御宿についた。砂浜にあるラクダにのった王子と姫の像を見にゆく。

千葉県の人はマキの生垣が大好きとのこと。マキの数がステータス・シンボルにもなっているそうだが、県外者はその良さはわからない。ただ雰囲気はいい。

白子の海岸でバイクをとめた。

海であそんでいる子供たちがいる。

ここでもペットボトルを1本のみほしてしまう。空の色はよいのだが、ゴロゴロと音がしだしたのが気がかりだ。

釣りをしている人たちを見ようと千倉の漁港にゆくも、暑さのせいでほとんどいなかった。直射日光がつよくて、日向で釣りをするのは辛い状況なのだ。バイクも暑いのだが、走ればなんとかしのげた。千倉から白浜、館山と南房を一周するつもりだったが、空に雲がもりあがっているのでやめることにする。地場スーパーのオドヤで買物をして、宿泊地のオレンジ村オートキャンプ場にむかうことにした。

 

 

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2024秩父ツーリング

2024年07月23日 17時26分38秒 | ツーリング関東

6月29日。土曜日。キャンプ・ツーリングにゆこうとおもっていたが、日曜日の午後に雨予報がついてしまった。日曜の早い時間にかえってくれば雨降りはかわせるかもしれないが、あわただしく走るのはいやだし、じっさいに降られると辛いので、土曜日だけの日帰りツーリングに変更することにした。しばらく走っていない埼玉県の秩父にむかうことにする。今回の相棒はDR650RSだ。DRはキック4回で始動した。朝はすずしく、気分良くはしりだす。国道299号線をゆき、西武線の正丸駅で休憩すると、ジムニーがたくさんあつまっていた。オーナーズ・クラブのあつまりのようだ。

ひさしぶりに360ccの2ストのジムニーをみた。

古いジムニーもいい。見ているとなんだか欲しくなってしまった。

正丸トンネルをぬけて秩父にすすむ。

国道140号線を三峰口までゆき、県道37号線に入って北上する。県道279号線の終点にある、両神神社にいってみようとかんがえていた。

道の駅・両神温泉薬師の湯で休憩する。

道の駅には温泉が併設されている。料金は700円。ここで車中泊をするのもよさそうだ。

このころから日差しがつよくなり、気温があがってきた。

県道279号線の両神小鹿野線にはいる。道は入口から7キロで車1台分の幅になった。こんなに細い道でもバスが走っていておどろく。最後の3キロは急坂、急カーブの連続で、この道で大丈夫なのかと不安になるようなルートだった。

途中に何か所か登山者用の駐車場がある細い道をゆくと、県道は両神山荘で行き止まりになっていた。その手前にあるはずの神社は見えない。山荘の下にあるバス停の駐車場で地図を見ていると、ここは有料駐車場とある。この下ある駐車場は無料だが、そこにバイクをとめて神社を見にゆくほどでもないので、これで引き返すことにした。

両神振興会館(元の役場だろうか)の前に年季のはいった食堂があった。ななたき、という店で村の食事処、飲み処といった風情である。この先に昼食のとれる店舗があるのかわからないし、このレトロな雰囲気の店に入らない手はないので、ここを利用することにした。

入口に、秩父で一番モツ煮のおいしい店、とある。

ここの一番人気は唐揚げだそうで、秩父名物のわらじかつ丼もあるが、秩父でいちばんおいしいと言う、もつ煮定食にした。900円也。

もつ煮はたっぷりとあった。料理は素朴で接客はあたたかい。店内は昭和そのもので、長く地元に愛されているのがわかるお店だった。

秩父から熊谷にむかう。日差しがつよくなり、強烈に暑くなってきた。途中にあった道の駅・花園で休憩する。太陽の下を歩くのが辛いほどの気温だ。

道の駅のとなりにはJAの販売所がある。

農協の食堂もあった。

ここのうどんは深谷ネギが入れ放題のお値打ち品と、群馬を紹介するウイ・ラブ・群馬というサイトにとりあげられているのを見ていた。そのサイトによると花園はほぼ群馬なのだそうだ。そうではないとおもうが。

ここのうどんをためしてみたかったので、もつ煮定食をたべたあとで腹はへっていないのだが、天ぷらうどん630円を注文する。もちろん深谷ネギはどっさりといれた。

かけうどんが580円で天ぷらうどんは630円だ。天ぷらは50円ならつけないほうが損ではないかとかんがえたのだが、ボリュームがあり、たべすぎになってしまった。空腹のときにたべたらおいしかったとおもう。

帰りにアルペンが運営しているスポーツ・デポにたちよった。アルペンは30年以上前にスキー用品を買っていて、それきり利用していなかったのだが、前シーズンにスキーの試乗会に参加し、来季のスキー板を予約したので、また立ち寄るようになった。キャンプ用品と自転車のウェアなどをチェックして帰宅した。

 

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2024茨城つくばツーリング

2024年06月16日 08時43分14秒 | ツーリング関東

6月1日。土曜日。2024年初のツーリングにでかけた。今年はGWにビワイチにいったり、家内と車中泊の旅にでたりして、バイクは出遅れたのである。この日の相棒はDR650RSで茨城県をめざした。

まずむかったのは筑波山にある薬王院である。筑波山の東をはしる県道41号線から、つくし湖におれると、舗装林道のような参道があった。

つくし湖から1キロで薬王院に到着した。案内にしたがって石段をのぼってゆく。

階段をあがると庫裏があり、おだやかな女性が本堂は右手にあるとおしてえくれた。ご住職の奥様だろう。すすむとお不動様がいて、ふどうの水がながれていた。

スダジィの巨木がある。県の天然記念物だそうだ。

別の木のほこらには仏様とお地蔵さまたちがまつられていた。

さらに上ってゆくと本堂がみえてきた。

鐘楼の鐘をつかせていただいて、本堂におまいりをする。

本堂の前には山門がある。本来はこちらが参拝路なのだろうが、石段がいたんでいるので、別のルートになっていた。

山からおりて静かなつくし湖をながめた。

県道を北上して真壁の町にはいってゆくと埴輪がならんでいる。

不思議でユーモラスな光景だ。

国道50号線沿いにあるラーメン屋壱番亭で昼食をとった。

味噌ラーメンの餃子セット1144円である。ラーメンのスープは濃厚で深みがあった。壱番亭は茨城県の外食グループ、ゆきむら壱番亭が経営しているお店だ。前にも壱番亭や土浦の中華レストランの雪村で食事をしていて、気に入っているので利用した。

笠間稲荷にやってきた。バイクは200円のパーキングに駐車した。

笠間には何度もきているのだが、お稲荷様にはおまいりをしたことがなかった。

お稲荷様の裏には狐塚があった。

お稲荷様の前には商店がならんでいる。

古い建物ものこっていた。

道の駅まくらがの里こがで野菜を買って帰宅した。燃費は18、4K/L。

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2023筑波山ツーリング

2023年12月22日 18時17分14秒 | ツーリング関東


12月10日。日曜日。あたたくなるとの予報なので、茨城県の筑波山にツーリングにゆくことにした。目的地は関東の清水寺とよばれている西光院だ。国道を北上して茨城県にはいり、スーパーのトライアルでトイレをかりた。



国道125号線をゆくと筑波山がみえてきた。今回の相棒はDR650RSである。今朝はキック6回で始動したが、暖機中にエンジンがとまってしまった。さらにキック3回で再始動だ。気温が低いせいか、走りだしてもアイドリングが不安定で、信号待ちでストールしてしまう。二車線道路の追い越し車線でエンジンがとまってしまったから、うしろの車に手をあげて、バイクを押して路肩に移動した。信号が青になったタイミングだったから、冷汗をかいたぜ。その後はキック4回で再スタートだ。アイドリングはスクリューをまわして上げておいた。



筑波山のふもとまでやってきた。ここから県道42号線で筑波山にのぼり、山腹をまわって山の西側にむかう。



2輪通行禁止の県道236号線との交差点までゆくと、道が五差路か六差路になっていて、どちらにすすめばよいのかわからなくなった。ロープーウェイにまがってゆくところだ。



地図を確認して、細い道の県道42号線をすすんだ。



その県道42号線はものすごい急坂の下りだ。路面に溝がほってあり、しかも道がせまい。ローギヤでエンブレをきかせてくだる。上の画像がその路面で、写真ではその急さがつたわらないが、すすむのが不安になるような道だった。



急坂は2キロくらいだろうか。その後は道幅もひろがり、走りやすくなった道で山をくだってゆく。ふもとには果樹園があって、柿を買いに来ている人たちでにぎわっていた。



先日ひさしぶりにDR650のオーナーズ・クラブの集まりがあった。その席でセローばかりに乗っていて、DRは走らせていないのではないかとの指摘があったが、2台とも週に1回は動かしているのである。しかしセローにくらべると、DRはキックだし、ストールもする。重いし、振動も音もおおきいから、まことにあつかいづらい。でも、そのワイルドさが魅力ではあるのだが。



すすんでゆくとパラグライダーがたくさんとんでいる。30人は空にちらばっていたのではなかろうか。そしてハングライダーも1台空をまっていた。



小幡の交差点ちかくに蕎麦屋があった。昼時だし、ほかに食事処はなさそうなのでここに入ることにする。中津川というお店だった。



店にはいって席につくとお茶と先付けのような料理をだしてくれた。こういうのがうれしい。



海老入りかきあげ天そばの大盛りをおねがいする。1500円+300円だ。



常陸秋そば。新そばの手打ち。



かきあげが分厚かった。箸でつかみづらいほどのボリュームだ。海老がおおい。



小さな炊き込みごはんがつくのもいい。大盛りはいらない量だった。



小幡の交差点からフルーツラインにはいるとパラグライダーのスクールがあった。だからたくさんのパラグライダーがとんでいたのだ。県道から山道にはいり、東筑波ユートピアという施設のとなりにある西光院に到着した。



あるいて境内をすすむと本堂がみえてくる。崖の上にたつ、懸崖づくりという様式で、景色がよいので関東の清水寺とよばれている。本堂の舞台からは真壁の町を見下ろし、遠く霞ヶ関まで見ることができた。しかしここは地元の方の信仰の場であるので、撮影禁止、飲食禁止、ペットを抱いての入場も禁止、ヤッホーと叫ぶのも禁止、などと注意書きがでている。マナーのわるい人がたくさん来たためだろう。



本堂からの撮影は禁止なので、本堂のわきの木のあいだから見える風景を記録した。



西光院から北にすすみ、真壁の町に山をくだることにした。



県道41号線、県道132号線で筑波山の北から東をまわり、下妻にむかう。ガスをいれると燃費は19、3K/Lだ。



道の駅・まくらがの里・こがで休憩するとヨンフォアが3台ならんでいた。真ん中は純正の紺ではなくて黒だ。やんちゃ系のカスタムで、わたしの好みではないな。



この日の最高気温は19℃だった。
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2023千葉トランポツーリング4

2023年12月08日 17時30分35秒 | ツーリング関東


国道465号線で内房の海岸線にでて、海沿いの国道127号線を南下する。この道路からはダイナミックな海岸線がよくみえた。道の駅きょなんで休憩して、となりにある千葉の地場スーパーのオドヤをのぞいた。格安の海鮮丼があって昼食はこれにしようかと考えたが、この先に気になるお店があるのでやめておく。道の駅きょなんは空いているから、次回はここで車中泊をして、刺身などをオドヤで買い、ひとり宴会するのもよいなとおもったりした。



豊岡海岸にたちよった。



走りながら海を見るのではなく、バイクをとめてながめたかったのだ。



館山を通過して洲崎にむかうと、行きたかったお店の『多津味』に到着した。多津味は2010年『何房サイクリング完結編』と2015年『2015年初キャンプ千葉ホーリー・ウッズキャンプ場3』で利用している。とてもおいしかったので再訪したいとおもっていたのだ。



店内にはいりメニューを見て黒潮定食をたのんだ。前に来たときもそうしたと記憶していたので。しかし帰ってからたしかめてみると、以前は上から2番目の潮騒定食にしていたのだった。



料理はたいへんな手際のよさで提供された。上の画像はすべてがそろった状態だが、まず刺身と小鉢がきて、サザエのつぼ焼き、天ぷら、とつづく。



茶碗蒸しと小鉢。



刺身はサゴシ(サワラの子)、ソーダカツオ、カンパチ、イトヨリダイ。イトヨリダイははじめで、白身で淡白。ソーダカツオは船釣りをしていたときは外道としてすてていた。でもこれはうまかった。ソーダを見直したよ。



アジのたたき。たっぷりとあるのがうれしい。小型なら二尾で大型ならば一尾分だった。



サザエは肝まで引き出してから炊いてあった。飾り包丁がはいっていてたべやすい。上品な味つけ。



海老天の下にアジのてんぷらがある。料理はとてもおいしかった。そして絶妙にタイミングでごはんのおかわりなどに気をくばってもらえる。8年もこなかったのが悔やまれるクオリティーだった。



デザートのメロン。これはたいしたご馳走である。



贅沢したな。でも8年ぶりだからいいでしょ。



来た道を引き返して、館山から国道128号線で西にすすみ、国道410号線で北上する。久留里から県道93号線にはいった。



県道をつないでゆく。



小湊鉄道の月崎駅にたちよった。よい雰囲気である。



山の中の県道は、ここが千葉とはおもえないおもむきだ。



道の駅にもどってきた。これでツーリングはおわりである。セローをハイエースにつみこむ。



バイクをタイダウン・ベルトでがっちりと固定した。



最後にお世話になった道の駅で買物をする。名産のみかんは小ぶりだったがとても甘かった。それとレンコン。
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2023千葉トランポツーリング3

2023年12月04日 18時17分09秒 | ツーリング関東


11月4日。土曜日。道の駅むつざわの朝。霧がでている。この日もたくさんの車が車中泊をしていた。この道の駅には温泉もあるし、コンビニとスーパーが隣接していて便利だから、たくさん集まってくるのだ。でもマナーに気をつけないと、車中泊はあやうくなってしまうとかんじる。



となりのバンの人が荷物の整理をする音で目がさめた。朝食はカップ麺だ。



駐車場のいちばん隅が空いたので移動する。ここはバイクを横においておくことができるベスト・ポジションだ。



この日もセーターを着て走りだす。やはり手はつめたい。県道150号線で南下して大多喜にでた。夷隅川の橋の上から川や山なみを見ると、霧が晴れてきていた。



国道465号線で西にすすみ、ツーリング・マップルで、千葉で唯一ダートの表示がある大福山林道にむかう。目印はくらたまトンネルで、林道の入口には警備員さんがいて、私が侵入しても何も言わないが、トランシーバーでどこかに通信をしていた。



山をのぼってゆくと丁字路があり、直進方向はトンネルで通行止めだ。トンネルの先には倒木が見える。右折してすすめるが、ここに警備員さんがいて、どこまでゆくの?、と聞く。この先にジャリ道があるんですが、そこをはしりたいんです、と答えると、このまますすめばダートになる、とのこと。工事をしているんですか?、と問うと、工事はしていない、とのこと。ではなんなんだろう。この方もまたトランシーバーでどこかに通信をはじめた。

 

上ってゆくとダートになった。



走りやすい超フラット・ダートだ。



ダートは2キロだがその間にも警備員さんがいて、トランシーバーで通信をしている。



ダートの途中に大規模な産廃場があった。だから警備員さんがたくさんいたのだとおもう。



ダートの終点から大規模な産廃場を見下ろす。ゴミの埋立地は必要なものだが、あまりにも広大な土地の山をけずり、谷をうめてつくっているから、かなしくなってきた。ここは産廃銀座なのだ。

この先は舗装林道がつづくので、来た道を引き返すことにした。また2キロのダートをはしって山をくだってゆくと、どこまでゆくの?、と聞かれた警備員さんが、ダンプカーが来るから気をつけて、と言う。警備員さんたちは、この細い林道の交通の安全を確保するために、トランシーバーでやりとりをしているのだとわかった。あのダートをダンプも通っているのだ。山をくだってゆくとダンプとすれちがう。産廃銀座と警備員さんの人の良さとの落差が、なんだかわりきれない気持ちにさせる。千葉のダートは複雑だ。
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2023千葉トランポツーリング2

2023年11月28日 16時53分35秒 | ツーリング関東


飯岡から県道30号線で海岸線を南下してゆく。九十九里ビーチラインと名のつく道だが、海はほとんど見えない。今日はローカルな県道で飯岡までゆき、別の県道でもどるプランである。九十九里の田舎道をツーリングしたかったのだ。

昼時となった。この日の食事処は決めていた。九十九里町にある『ばんや』という漁師がやっている海鮮料理店である。以前タレントのぐっさんが、千葉をツーリングするTV番組を見たのだが(バカリズム・大人のたしなみズム)、そこで紹介さされていたのがこのお店だったのだ。ぐっさんはトランポにDR650SEをのせてツーリングをしていて、私もおなじバイクを所有しているし、トランポツーだから、とても親近感をおぼえたのである『ぐっさんのバイクはDR650SE』。それでこの店にいってみたかったのだが、ついてみると行列している。人気店で三連休だからなのだろう。これではどのくらい待つのかわからないので、残念だがあきらめることにした。このお店は天気の悪い日をねらって、再チャレンジをしてみたいとおもう。



ばんやの周辺には海鮮料理店がたくさんあった。行列している店も散見される。そのなかであまり混んでいないが、店構えでひかれるところのあった『よし乃寿司』に入ることにした。13時すぎだった。



よし乃寿司はカウンターと小上りのあるお店で、カウンターに案内された。大将がたつ冷蔵ケースの前の席である。九十九里にきているので、まず焼きはまぐり1100円を注文する。はまぐりは6個でてきた。小ぶりだが味はよい。



さらに九十九里名物のイワシの刺身天ぷら定食1463円もおねがいした。



イワシの刺身は大好きなのだ。さすがに鮮度がいい。



イワシの天ぷらは3個もあり、ふわふわだ。ひとつは大葉とあげてある。よし乃寿司、長く商売をしている個人店だから、すこし癖はあるが、おいしかった。



ふたたびローカル道をゆくと、伊能忠敬の生誕地の案内があったので立ち寄ってみた。生誕地は公園になっている。伊能忠敬はこの地で生まれ、佐原で商売をしたあとで、日本地図の作成をしたそうだ。



東金で給油をする。燃費は50K/Lだ。茂原を経由して道の駅にもどってゆくと、木の切り株にカラスウリがまきついていた。



まるで芸術作品のようだった。



15時すぎに道の駅むつざわにもどってきた。駐車場は混雑している。車中泊をしそうな自動車がたくさんとまっているが、中には車の横に椅子とクーラーボックスをだして、酒を飲んでいる人もおり、車中泊が禁止されそうな嫌なかんじがした。

今夜もここで車中泊をするつもりだ。道の駅には温泉が併設されているのではいりにゆく。料金は800円だ。お湯は茶褐色の泉質で、内湯に露天風呂、ミストサウナがある。風呂も混んでいた。

風呂からあがると駐車場は満車状態になっていた。道の駅のむかいにあるスーパーのカスミで買物をする。いろいろな刺身のはいっている盛り合わせ(切れっぱし)と、牛肉と酒をかってきた。刺身はタイのコブ締めがまじっていて398円(税別)。カップ酒は激安の83円だった(おなじく税別)。



車内でひとり宴会を開始する。ハイエースのフロアに寝床をつくり、その枕に胡坐をかいてすわって飲むのだが、これがたのしい!



刺身だけでお腹がいっぱいになってしまったのだが、牛肉も買ってしまったので焼いてたべる。



肉はグリルで余分な脂を落としながら焼くのがおいしいのだが、後始末の楽なフライパンである。味つけは焼肉のタレだ。機嫌よく焼酎の水割りを飲んでいると、いつの間にか眠ってしまっていた。2023年シーズン33日目の車中泊。
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2023千葉トランポツーリング1

2023年11月24日 17時34分33秒 | ツーリング関東


11月2日。三連休の前日。千葉にトランポ・ツーリングにでかけた。夕方に自宅をでて千葉にむかう。



道の駅むつざわスマートウェルネスつどいの郷(名前が長すぎるので以降、道の駅むつざわ、と表記)で車中泊をした。夜はよせ鍋とセブンイレブンのさばのおろしポン酢で一杯である。このさばのおろしポン酢が秀逸だった。焼いたサバにポン酢で味つけした大根おろしと、なめこをかけた一品。冷製だ。2023年シーズン32日目の車中泊。



11月3日。金曜日。道の駅むつざわの朝。霧がでている。当日はたくさんの車が車中泊をしていた。



道の駅はできたばかりのようでとてもきれいだ。



今日は道の駅に車をとめさせてもらう予定だが、日中は混雑が予想されれるから、どこに駐車しておくのがよいか歩いて検討する。



駐車場の奥に空いているスペースがあったのでここにとめることにした。セローをおろして出発する。茂原に北上してゆくが、スリーシーズンのグローブををつけた手がつめたかった。



茂原の市街地を通過して県道14号線の茂原街道にはいり、アリラン・ラーメン(千葉県独特のラーメン)のお店、八平をチェックした。まだ朝が早いからお店は営業していない。そのうちたべにきたいとおもう。

  

県道をつないで土気(とけ)にむかう。土気はバブルの時代にチバリー・ヒルズとよばれ、豪邸がならんでいた土地だ。



土気にはクスの街路樹がならび、街路樹百選と地図にあるので見にきた。たしかに見事な木々である。



土気をでて九十九里方向にすすむ。県道沿いの個人のかたのお庭に、アートがあるのをみつけてバイクをとめた。



生け花のようなものかとおもったらさにあらず、自然物だった。ススキよりも大きいから、蒲の穂のようなものだろうかとおもったら、カーデニングがすきな家内に、パンパスグラスという植物だとおしえてもらった。近年流通するようになったそうで、私は気づかなかったが、我が家にも穂の部分がかざられていたのだった。ちゃんちゃん。



海沿いの道から1本はいった県道123号線、122号線で銚子方向にゆく。交通量のすくないローカルな道をゆくが、のんびり走りたいのに、ペースが速いのが残念だ。道路沿いには、千葉の人がこのむ槙の生垣が点在していた。



刈り入れ間際の田んぼがあったのでバイクをとめた。千葉には毎年のようにキャンプ・ツーリングにきていた。しかしキャンプ・ブームで野営場が大混雑するようになってから、足が遠のいていた。でもゆきたいところはあるのだ。そこで今回はキャンプのかわりに車中泊で、房総をはしることにした。



この日の折り返し地点と考えていた飯岡灯台に到着した。



展望台にのぼると飯岡港がみえる。



飯岡の町も見下ろせた。



太平洋もひろがっている。気温があがり暑くなってきた。



眼下にみえていた飯岡漁港にいってみた。



堤防釣りをしている人たちの釣果をのぞくと、あまり釣れていない。ハゼやカワハギなどがわずかにつれている程度だ。



釣果はともかく、釣りをして1日をすごすのもいいものである。



漁港から北にある屏風岩にあるいてみた。



飯岡沖でアイナメ釣りをしたことがあった。あれは山一證券が破綻した日だったことをおもいだす。あれからたいへんだった。今はおちついて生活ができているが、バブル崩壊、リーマン・ショックと、しばらくは必死だったっけ。これを読んでくれているあなたも、そうだったのではないですか?

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