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キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

かんぬき、ではなく、かんばつ

2022年03月31日 18時19分27秒 | バイク・旅の話題


このところ気になっていることばがある。貫通している林道のことを、かんぬき、と呼ぶことだ。漢字では『完抜』とかく。これを、かんぬき、とよんでいるのだが、かんばつ、のまちがいだ。kanbatsu

貫通している林道、行き止まりではなく、通り抜けられる林道を、完抜林道(かんばつりんどう)とよんでいた。これは林業関係者のことばか、道路整備者の用語だったとおもわれる。40年ほど前のバイク雑誌には、完抜林道、ということばが、林道の紹介記事によくつかわれていた。そこにルビなどふってなかったが、だれも、かんぬき、というよみかたはしていなかった。



それが最近、ツィッターでかんぬき林道をはしってきた、とか、かんぬきしてきた、かんぬけしてきた、のようにつかう例が散見される。漢字のよみかたには音読み(中国読み)と訓読み(日本語読み)がある。漢字の熟語は音音読み、訓訓読みとそろえてよむものである。音訓読みの、かん+ぬき、ではおかしい。かん+ばつ、の音音読みだ。完成は、かんなり、ではなく、かんせい。完走は、かんはしり、ではなく、かんそう、だ。

ウェブ雑誌の記事にも、かんぬき、ということばをつかうライターがでてきたので、とても気になっている。

かんぬき、ではなく、かんばつ、だ。
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2022スキー13日目ホワイトワールド尾瀬岩鞍で春スキー

2022年03月30日 17時53分16秒 | スキー


3月の三連休に2日間スキーにいった2日目。



3月21日の月曜日。道の駅かたしなの朝。



道の駅のかたしな食堂では6時半から朝定食を提供していた。



ホワイトワールド尾瀬岩鞍の天候は快晴。気温は0度。絶好の春スキー日和だ。厳冬期のスキー場にはカラスしかいなかったが、猛禽類の鳥が上空をまっている。春になったからなのだろう。この日は朝からセーターを着なかった。



ゴンドラにのり、国体女子からスタートしてチャンピオン・コースにすすむ。



雪は堅い圧雪で氷ってはいない。



弟にシュテム・ターンの練習をして、立ち上がる方向を確認したほうがよいとアドバイスをうけたので、それをやってみたり、いつものようにかっ飛ばしたりする。



コブ斜面のぶなの木コースにゆくと、コブがガチガチに氷っている。



しかも深く掘れていてむずかしかった。腰のカラビナにブーツ・プロテクターをつけているが、プロテクターのつま先部とかかと部をつなぐボルトがゆるんでいることに気づく。どこかでドライバーをかりて締めようとおもった。



昼食のために山をくだってゆくと、中腹の国体女子沢コースから雪はゆるんでいる。



いちばん下のロマンス・コースはザクザクのシャーベットになっていた。



昼はカップ麺とデイリーヤマザキのサンドイッチとおにぎりだ。



晴れているがたまに雲が雪をおとしてくる。ゲレンデには、ベテルギウス、永遠のあくる日、逆夢、悪魔の子、進め!そっちだ!、などが繰り返しながれている。これがいい。



午後になってコブ斜面のぶなの木コースにゆくと、ここも雪がゆるんでいた。ザクザクだ。



こうなると板がとまるのでコブが劇的に易しくなった。午前中の氷ったコースとは別のゲレンデのようだ。



これまでひとつ前のコブしか見られなかったが、2・3個先のコブを見られるようになった。リズムが急に変わると、対応できず、そこでコースアウトしていたが、反応できるようになった。



疲れて自分でとまるまで、コブをすべりつづけることができる。それほどコブがやさしい。コブ斜面をすべるのがたのしくて6本も滑走してしまった。これが春スキーの醍醐味だ。



コブ斜面で体力をつかってしまったので、国体女子西山コースをゆっくりとすべって回復をまつ。つかれたとれたところでななかまどをくだるとここは雪質がよい。



調子にのって急斜面コブのリーゼンにゆくと、ここはガチガチのままで、しかもコブが激深だ。まったく歯がたたなかった。



雪質のよかったななかまどを2本すべって切り上げた。



駐車場について腰のブーツプロテクターを見ると、ボルトが脱落して、片足のつま先がなくなっていた。ボルトを締めることをわすれてすべり、どこかに落としてしまったのだ。スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによると、リフト乗車35回、滑走31本、滑走距離38、6キロ、最高速80、5キロ(国体女子西山コース)、と記録されている。
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2022スキー12日目ホワイトワールド尾瀬岩鞍で春スキー

2022年03月28日 18時31分55秒 | スキー


3月の三連休に、2022年シーズン12日目・13日目のスキーにいってきた。でかけたのはホームグラウンドのホワイトワールド尾瀬岩鞍である。



土曜日は雨の予報なのでみおくり、日曜日と月曜日に滑走した。土曜日の夜にでかけて道の駅かたしなで車中泊をする。2022シーズン8日目の車中泊だ。



当初は新潟県のかぐらスキー場にゆこうとおもっていた。しかしかぐらの天候がよくないので岩鞍にしたのである。新潟が雪でも群馬の岩鞍はふらないことがおおい。群馬は晴天率が高いとおもう。



夜は牛ロースと鉄火丼で一杯である。



3月20日、日曜日。道の駅かたしなの朝。たくさんの車が車中泊をしていた。夜に雪がふる予報だったがそうならなかった。



スキー場の天候は晴れ。ときどき雪がまう。気温は-2℃。



2日間すべるつもりだが、雪質しだいで明日はかぐらにゆくかもしれないので、1日券をかった。雪がよくないなら、今日だけで帰るかもしれないとも考えていた。



国体女子コースからスタートする。雪質はアイスバーンの上にうっすらと春の重い新雪がのっている。ところどころに雪の吹き溜まりがあって、急ブレーキがかかるから飛ばせない。



チャンピオン・コースにすすむ。ここは新雪がのっていない。



アイスバーンなので板が止まらずにながされてしまう。それでフォームがくずれて下手になったようにかんじられた。



コブ斜面のぶなの木コースにゆきたいが、氷っているだろうから、10時すぎまで待ってからいってみた。



こちらは氷ったコブが新雪でうまっている。昨夜は標高のたかいところだけに降雪があったようだ。



コブはまだ掘りだされていないから、さぐりながらすべる。新雪がたまっているから板はとまるが、コブが深くて大きいのでむずかしかった。



昼食のために山をくだってゆくと、ロマンス・コースの雪はザラメ状になってゆるんでいた。昼は車にもどってカップ麺とデイリーヤマザキのパンとおにぎりである。



明日も岩鞍ですべることにきめた。この時期にこのコンディションなら上出来で、かぐらに移動するまでもないと判断したのだ。午後は気温が10℃になったのでセーターをぬいでゆく。コブ斜面のぶなの木コースの雪もゆるんでいたが、深く掘れていて手強かった。



その後は今シーズンまだすべっていないコースをまわることにする。まずエキスパート・コースの上部だ。



ここはガチガチに氷った急斜面で、ただ下りることしかできず、おもしろくなかった。



つづいてチャンピオン・Bコース。



ここもガチガチでジャガイモだらけだ。これで岩鞍の全コースを制覇した。



空は晴れ上がり、日光白根山がきれいにみえていた。



夕刻となり人影のきえた国体女子西山コース。



スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによると、リフト乗車33回、滑走32本、滑走距離42、9キロ、最高速83、2キロ(チャンピオン・コース)と記録されている。



お気に入りの『しゃくなげの湯』に19時にゆくと、駐車場にはいれないほど混んでいた。こんな山の中なのにとおどろく。ささの湯に転進するとこちらは空いている。温泉にはいれてありがたいが、ささの湯はぬるいのが玉に瑕だ。でも汗をながせてたすかった。接客も親身。

  

今夜も道の駅かたしなで車中泊をする。2022シーズン9日目の車中泊だ。鎌田のスーパーいのうえで買ってきた〆サバと豚ホルモンで一杯である。



肉はグリルで焼いたほうがおいしいが、後始末がたいへんなのでフッ素加工のフライパンをつかっている。ホルモンで酒をあおるとたまらなくうまい。



NHKのらじる・らじるでラジオ深夜便をきいてすごす。パーソナリティーは早見優ちゃんだ。落ち着いた語り口がとてもよい。
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2022銚子ツーリング

2022年03月19日 17時43分23秒 | ツーリング関東


3月13日。日曜日。セローで今年はじめてのツーリングにでかけた。目的地は外房の九十九里だ。まず千葉県の利根川沿いをゆく。茨城県との県境だ。当日は最高気温が20℃をこえる陽気でオーバーパンツは不要だった。道の駅発酵の里こうざきがあったので休憩する。酒蔵やしょう油醸造所が多いから発酵の里なのだそうだ。



道の駅にはバイクがたくさんとまっていたがその中にW1がいた。私はZⅡ世代なので、若いころはWシリーズは古臭く感じていたのだが、最近とても魅力的にみえる。ただ50年ものだけに維持するのはたいへんだろう。



銚子駅にたちよる。



漁港にもいってみたら、何十年も前にここで釣りをしたことを思い出した。



港からは銚子大橋がみえた。



銚子市役所ちかくの老舗の洋食店、三笠でランチをとる。ここは7年くらい前にきていて2回目だ。



洋食屋さんのハンバーグはひさしぶりだ。ハンバーグにナイフをいれると肉汁があふれる。デミグラスソースが昔ながらの味つけでとてもよかった。



たっぷりワカメの味噌汁も旨味がつまっていて、しみた。うまし。1050円。



銚子から九十九里にむかうが時間がおそくなってしまった。海沿いにゆくのは断念して、旭から内陸にはいって佐原にむかう。



千葉県の内陸部は農地がひろがっていた。



千葉のイメージとちがうが、県道をつないで走るのはたのしかった。今度はこのエリアの田舎道を目的にするのもよさそうだ。
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ランドナー(自転車)の紹介

2022年03月14日 19時56分01秒 | サイクリング


長年のってきたランドナーの紹介をしたい。この自転車が組みあがったのは昭和54年(1979年)だったと記憶する。フレームはトーエイのスタンダード・フレームで、いわゆる吊るしの車体とよばれるものだ。吊るしのスーツのような既製品で、ショップの天井に吊るされて売られていたものである。サイズは560ミリ。ラグ・レスのランドナー・フレームで、色はシクラメンとなっていたが、ピンクをはなやかにしたようなカラーで、この色が気に入って手にいれた。派手な色のフレームは好みがわかれるので、ながく売れ残っていた。しかし私が買ったあとで、ねらっていたという人に声をかけられたりしたものだ。



自転車の顔ともよばれるチェーン・ホイールはTAのシクロ・ツーリスト。ギヤ比は48×30。



ほんとうはトリプル・ギヤにしたかったが、TAは高価だったのでダブルで妥協したのである。その分ワイド・レシオにした。



フリー・ホイールはサンツアー・プロコンペ。14・17・19・21・24の当時の典型的なランドナーの5段ギヤである。変速機はユーレーのアルビー・セット。当時としても古臭いモデルだった。性能もよくない。以前はシマノのクレーンGSを使用していたから、国産のディレイラーが高性能なのはわかっていた。しかし当時の雑誌、ニューサイクリングで紹介される趣味性のたかい自転車には、外国製の縦型の変速機がつかわれていたから、横型の国産品はつかう気になれず、このディレイラーにしたのである。



アルビーは鉄製の重い廉価版だ。できれば軽量で高級品のユーレー・ジュビリーにしたかったが、買えるだけの金がなくて、一時的なつもりでアルビーにしたのがそのままになっている。当初からトップ・ギヤにはいりづらい変速機だった。リターン・スプリングが弱いのだとおもう。現在ではトップには切り替わらなくなっているので、セカンド・ギヤで走っている状態である。それでも長くつかっているからこのディレイラーに愛着がわいているのだ。



ペダルはレオタード・プラット・フォーム。



特徴的なこの形が気にいって使用している。これも鉄製でとても頑丈だ。いままでトラブル知らずである。



ハンドルは日東ランドナーでステムはグランコンペ。ブレーキはマファック・クリテリウム。当時のランドナーはカンティ・ブレーキにするのが絶対だった。メーカーはマファックしかありえないほど人気があったのだ。



ガードはレフォールをつけていたが、傷んだので本所にかえた。キャリアはノートンかビバのものだとおもう。ふだんはフロントキャリアだけをつけているが、サイド・バックを装備するときには前後にキャンピング・キャリアをとりつける。



サドルはフジタ・プロフェッショナル。こちらもブルックスやイデアルなどの舶来品がほしかったが、手がとどかなかった。このサドルの前もフジタの軽合ベースをつかっていたから、フジタには縁があるようだ。



ハブはシマノ・デュラエースのラージ・ハブである。現在のデュラエースにラージ・ハブはないのではなかろうか。リムはマビックの650B。この650Bというふといタイヤをつけることがあこがれだったのだ。マウンテン・バイクがなかった時代に、オフロードの峠をはしるのに、650×42Bといういちばん太いサイズのタイヤを装備するのが流行だった。当時は42Bのタイヤをつけていたが、現在はサイズをおとして35Bと細いものにしている。

この自転車の前は、ベニックスのランドナーのフレームに、ガード、フロント・キャリアがついたものに(当時は完成車ではなく、この状態でも売られていたのである)部品をくんでのっていた。そのフレームを事故でこわしてしまい、トーエイのフレームを買って、一部の部品をうつし、一部は買い足してこの形にしたのである。



この自転車で1981年に北海道をはしっている。はじめての渡道だった。



このランドナーを組んでから40年以上がたつ。近年は年に数回しかのらなくなっているが、なくてはならない相棒である。



何十年たってもたのしめる趣味があるのは、とてもありがたいことである。ランドナーは小旅行車を意味する。2・3日の旅につかう自転車ということだ。

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2022スキー11日目ホワイトワールド尾瀬岩鞍・吹雪とトマトラーメン

2022年03月10日 17時18分06秒 | スキー


2022年シーズン11日目のスキーにいってきた。今回は弟といっしょである。



3月6日の日曜日。天候は大雪。気温は-4℃。でかけたのはホワイトワールド尾瀬岩鞍だ。私のホームグラウンドだが今回は弟の希望でやってきた。弟も岩鞍が大好きなのである。



当日はひとりでは絶対にゆかない荒天だった。



今シーズン岩鞍ははじめての弟の希望でミルキーウェイからスタートする。コースには新雪がつもっている。



軽い雪だ。今日はパウダーデイである。



コブの練習にきたのだが、強風のためにななかまどが閉鎖されていて、ぶなの木コースにゆけない。



そこで急斜面コブのリーゼンにいった。



新雪は場所によっては膝までつもっていて、コブはうまっている。



うっすらとあるラインをよんで、吹き溜まりからふきだまりへと、およぐようにすべる。それはそれでたのしい。



白樺コースがオープンして、リフトがうごきだしたので、コブ斜面のぶなの木コースにうつる。こちらもコブの上にパウダーがのっていて、どこにコブがあるのかわからない。見当をつけて新雪をふんでゆくが、下に氷ったコブがあって、はじかれたりする。でも深い雪の中をすべるのおもしろかった。



昼はホルンでスパゲティー・ミートソースとビールだ。以前は和風キノコのパスタがあって好きだったのだが、残念ながらメニューからなくなっていた。



午後も不整地のぶなの木コースからスタートする。パウダーをすべるのはやめられないほどたのしいのだが、時にホワイトアウトするほどの強風がふきあげてくる。そうなると顔をそむけて風がおさまるのをまつしかない。



あまりに吹雪がひどいので、山をくだって沢コースやチャンピオンにゆく。



しかしここでも突風がふいた。



レストランのオクタでやすむ。あまりにも風がひどいので15時に帰ろうかとおもった。



条件はきびしいがスキーヤー、スノーボーダーはおおぜいのこっていた。



リーゼンにゆく。たのしいがこれではコブの練習にはならない。



最後はスキーのインストラクターをやっている弟の提案で、ロマンスコースでシュテム・ターンの練習をした。



これが役に立つとの弟のことばで、はじめてシュテム・ターンの練習をしたが、踏み終わってから、外足をひらく、というのがむずかしかった。荷重がおわって立ち上がりながら足をひらく、という動作をしていると、これまで過重をせずに、切り替えだけですべっていたことがわかった。これはこれからの課題である。地道な練習はきらいなのだが。



車は雪でうもれていた。スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによると、リフト乗車22回、滑走20本、滑走距離35、7キロ、最高速45、5キロ(白樺コース)と記録されている。



日曜日は休肝日なので夕食をとってゆくことにする。立ち寄ったのは、いつも行列していて気になっていたラーメン店の馬鹿旨だ。注文したのは看板メニューのトマトラーメンと餃子である。トマト風味のスープに溶き卵と野菜、それにエビやアサリがたっぷりとはいっている。トマトの酸味のきいた、スパゲティーのペスカトーレのようなラーメンだ。これはいける。行列になるのがわかるおいしさだ。



ニラのきいた餃子もうまし。まさにバカウマ。これは再訪必至でしょう。



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2022スキー10日目ホワイトワールド尾瀬岩鞍フィッシャー試乗会

2022年03月04日 18時32分13秒 | スキー


2022シーズン10日目のスキーにホームグラウンドのホワイトワールド尾瀬岩鞍にいってきた。



前日の夜にでて道の駅白沢でとまった。2022シーズン7日目の車中泊だ。夜はしょう油味のちゃんこ鍋とばってらで一杯である。



2月26日土曜日。道の駅白沢の朝。岩鞍のホームページの道路状況をみるとFRスタッドレスは○となっている。スキー場の駐車場直前の坂にだけ雪はあったが、問題なく到着することができた。


 
天候は晴れで無風。気温は-5℃。雪質は圧雪。絶好のスキー日和である。



8時前にゴンドラの列にならぶ長さはこれくらいだ。



国体女子コースからスタートする。雪はシマシマでやわらかい。板を踏むとギューンとエッジが喰いこんでゆく。



沢コースからチャンピオンにすすむ。



雪は軽くてサラサラとしている。



この日の空は深みのある青、岩鞍ブルーだった。



当日は毎年恒例のフィッシャーの試乗会がひらかれていた。



さっそく1台かりてみた。



ザ・カーブ。カーブ・シリーズの最上級モデルである。サイズは171センチ。ラディウスは15、5。



昨年カーブ・シリーズのDTXに試乗したのだが、とてもあつかいやすかったので、その上の板もためしてみたかったのだ。しかしこのモデルは私には堅すぎた。直進性がつよく、ターンするのにたいへんなパワーがいるから、のっていて疲れてしまう。私の技量ではのりこなせないから、よりやわらないDTXがよいのだと結論がでた。



つづいてRC4ーCТを試乗してみた。昨年は大回り用のRC4ーRCをためしたので、小回りと大回りの中間となるこのモデルに興味があった。



サイズは165センチ。ラディウスは14、5。ザ・カーブよりはあつかいやすいが、操作が重くかんじられる板で、思ったように振り回せなかった。



試乗をおえるとコブ斜面のぶなの木コースにゆく。ここは降雪があったようでコブがうまっていた。



浅いコブをすべる。



雪質は良好だが気温があがってくる。リフトにのっていると板の上の雪がとけていた。



昼は車にもどってカップ麺とデイリーヤマザキのパンとおにぎりである。



気温が上昇しているので午後からセーターをぬいだ。この日はオガサカの試乗会もひらかれていた。30年前にユニティーを使用していたから、オガサカはすきなのだが、混んでいるのでパスした。



午後はエキスパート下部コースからスタートする。



昼に再整備されるチャンピオンにならび、ここを3本滑走した。



ぶなの木コースにゆこうとしてホルンの前のリフトにゆくと、ここ数年でいちばん長い列ができていた。



コブ斜面のぶなの木コースで練習する。たくさんの人がすべっているのでコブは深くなっていた。



コブと格闘していると汗をかく。ヘルメットの中をながれてゆく。日常ではこんなに運動することはないし、汗もかかないから、スキーはほんとうに体にいい。



この日も日が暮れるまでよくあそんだ。スキー・スノボ・アプリのスノーウェイは途中で切れてしまったのだが、ふたつのこった記録をみると、リフト乗車26回、滑走30本、滑走距離30、5キロ、最高速78、6キロ(国体女子西山コース)、だった。
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2022スキー9日目石打丸山は変わってしまった

2022年03月01日 05時59分02秒 | スキー


2022シーズン9日目のスキーにいってきた。場所は昔からのお気に入りの石打丸山スキー場である。2月18日の金曜日の夜にでて、関越道の谷川岳PAで前泊した。2022シーズン6日目の車中泊だ。夜はセブンイレブンのホットドックとつみれ汁一杯である。



2月19日土曜日。谷川岳PAの朝。



谷川岳の水をくませてもらって出発する。



7時すぎには石打丸山のセンターステーション前の駐車場に到着した。駐車料金は1000円である。



リフト券はあらかじめネットでシニア用を買っておいた。当日は4600円がネットでは4100円である。8時半前にうごきだしたサンライズ・エキスプレスのチェアにのってゲレンデにゆく。シートにはヒーターがついていて暖かかった。



9時にならないと上のリフトがうごかないのでホビヒラーコースをまわす。雪はかたく、あまりよくない感触だ。



リフトがうごきだしたので山頂ゲレンデにゆく。魚沼平野を見下ろす景色はすばらしい。



山頂ゲレンデを飛ばそうとおもうが、スピードがでない。斜度と距離がたりないのだ。しかも雪が一度溶けたものが氷ったような感じで、ガリガリしていて、かたくてひっかかる。



思うようにかっ飛ばせないので、ハツカ石にいってみた。雪質はどこもいっしょだ。



ハツカ石のジャイアントコースにはツリーランコースがある。上の画像の林のなかをすべれるのである。



しかしツリーランコースは閉鎖されていた。休日で混んでいるからトラブル防止だろうか。天候もよいし積雪も問題がないよう見えるから不満だ。



スキー場でグランピングという施設や、



スノーパークが整備されていた。



前回は2019年の3月にきた。そのときはダイナミックAコースのコブばかりをすべったのである。そこにいってみるとコブがなくなっている。



上の写真は2019年のものだ。ガチガチに氷ったコブがならんでいて、ここで終日ズルドンの練習をしたのである。そのコブがない。かっ飛ばせないし、コブもないとなったらちっとも面白くない。コブはボーダーに不人気だからつぶしてしまったのだろうか。スキー場でスキーをしないグランピングやボーダーを優先して、スキーは軽視しているのか。なんだかそう感じてしまった。



スキーにくると時間はとぶようにすぎてゆくのだが、なんだか時をもてあましてしまっている。退屈だ。



それでも大丸山ゲレンデの右に非圧雪コースがあり、コブができそうな斜面に見えていたのでいってみた。2019年にはモーグル・ラインがあったところだ。



するとコブのラインがある。



短いコブラインだがないよりましだ。ここを2本すべった。



レストランはたくさんあるが、昼は車にもどってカップ麺など。



石打丸山はずっと洋楽がながれている。



午後は山頂までいって林間コースのメルヘンコースをくだってみた。



つづいてコブを5本すべると汗をかく。コブはピッチが細かくて落差が大きい。



コブに疲れたのでハツカ石にいって、まだすべっていないゲレンデをまわる。



目をひく昭和レトロな食堂。ホピヒラーコースの奥だ。



その後もゲレンデをまわり、16時半に切り上げた。スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによると、リフト乗車43回、滑走39本、滑走距離42、7キロ、最高速70、2キロ(山頂ゲレンデ)と記録されている。ホームコースのホワイトワールド尾瀬岩鞍ばかりにいっているから、変化をもとめて石打にきた。でも石打丸山は以前と変わってしまっていた。





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