花と鳥の楽園、松江フォーゲルパークにやってきた。
入場料はひとり1500円。エントランスから入るとベコニアの花であふれている。
パークは入口から丘の上にのぼってゆき、帰ってくる回遊式になっている。すすむとフラミンゴなどが放し飼いにされているところにでた。
孔雀もいる。羽をひろげて震わせ、威嚇していた。
屋外でおこなわれるバードショー。
ハヤブサ、ハリスフォーク、ワシなどが飼育員から別の飼育員にむけて飛ぶショーだ。
飼育員さんが客席に入ってきて猛禽類を腕でうける。ハヤブサやワシが飛ぶのを見ると興奮するし、鳥も予定どおりに飛ばなかったりするから、かなり面白かった。
ペンギンのお散歩。
これは一瞬で通り過ぎてゆくが、幼児は大喜びだ。
屋内でのフクロウショー。
飼育員から別の飼育員にむけてフクロウがとぶ。
ハヤブサやワシのほうがスリリングだが、フクロウもたのしめた。この他に展示飼育されている鳥もたくさんいる。
水路をベコニアがながれてゆく。フォーゲルパークは屋根があるので、天候に関係なくすごせるレジャー施設だ。地域の人たちには大人気なのではなかろうか。家内の希望できた施設だが、思った以上にたのしくすごせた。子供むけだと思っていたがそんなことはなかった。
一畑電車沿いを出雲方向にゆくと、目の薬師様だという一畑薬師があって気になるが、今回はたちよらない。湯の川温泉にすすみ、ひかわ美人の湯にゆく。時刻は16時半で料金は600円だ。場内は混んでいるので順番を待って身体をあらう。無味無臭で透明な泉質なので、温泉ではないような美人の湯だ。サウナはなく、風呂の湯は熱いので長湯はできない。2時間の予定だったが、45分で出てしまってメモをつけたり、車内の整理をしたり、これからのことを考えたりする。
次の目的地は家内の希望の石見銀山だ。言わずと知れた世界遺産である。ここからの所要時間は1時間20分とナビが言う。しかし近くに泊まりたい場所がある。それは出雲大社のすぐ前にある道の駅、大社ご縁広場、である。出雲大社の門前なので居酒屋があって飲めるのではないかと思うのだ。石見銀山は世界遺産センターにいって、バスに乗り(自動車の進入は禁止されている)、その先は自転車をかりて走らなければならない。その世界遺産センターのバス停に、今夜のうちにいってしまうのは味気ないので、出雲にとまることにした。しかし大社ご縁広場は混雑が予想されるから、車をとめられなかったら、別の道の駅にゆくつもりだった。
家内は2時間かかって帰ってきた。男風呂も混んでいたが、女性風呂は部活帰りの女子高生の団体がいて、洗い場の待ち時間が30分以上かかったそうだ。
給油をする。9、0K/L。単価は139円と安い。19時すぎに道の駅大社ご縁広場につくと、駐車場は大混雑していた。こんなに混んでいる道の駅は見たことがないほどだが、数台のスペースが開いていて、ハイエースをとめることができた。その後すぐに満車になってしまったから、10連休で旅にでた車中泊派が、観光に便利なここに大集結していたのだろう。
道の駅大社ご縁広場は出雲大社の参道の、堀川をわたったところにある。参道に飲食店があるのではないかと思って歩いていってみた。しかしお店はほとんど閉まっている。参道沿いに一畑電鉄の出雲大社前駅もあるが、カフェのような店が営業しているだけだ。出雲大社の大鳥居の手前までいったが、あったのは居酒屋と焼肉店が一軒ずつで、家内の希望により焼肉屋にゆくことにした。
幸楽苑という焼肉店だった。ここも満席で大混雑しており30分ほど待って席につけた。生ビールとウーロン茶でおつかれさん。
白菜キムチとボリューム・サラダ。
サラダとキムチで飲みつつ肉をまつ。
右からカルビ、赤身ロース、ハラミ。カルビとハラミが脂がのっていて美味しい。
赤身のロースに似ているミスジ。家内は脂のすくないミスジが気に入ったそうだ。
生ビールをおかわり。
家内は石焼きビビンパ。
ビビンパのスープは飲みたくないとのことなので、私に割り当てられた。石焼きビビンパは美味しいそうだ。
料金は7398円。田舎なのでホールのスピードがないが、人柄はよい。料理もおいしかった。☆5点満点平均3点で3、7点。
帰りに道の駅の前にあるローソンに寄った。カステラやウーロン茶などを買うが、おにぎりや弁当などはほとんど売り切れている。水のペットボトルも品切れだった。道の駅にいる車中泊組が買ったためで、レジは21時半でもフル回転していた。本日の気温は16℃、17℃、15℃。走行距離113、3キロ。
平成の時代はこの日でおわった。