放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

2019GW車中泊の旅10日目と11日目帰宅

2019年07月05日 18時37分57秒 | 2019GW車中泊の旅松江山口大分


広島県庄原市をでて中国道にのり、自宅にむかうことにする。その前に給油をした。10、1K/L。147円と高い。中国道を東進すると眠くなり大佐SAでやすむ。社PAでも休憩してすすむと宝塚で8キロ渋滞していた。新名神は事故のなごりで4キロとどこおり、京都東から草津までは13キロ渋滞して50分の通過時間がかかった。18時すぎに甲南PAで大休止をする。



甲南PAも混雑していた。今夜のうちにどこまでゆけるだろうかと考えてすすみ、浜名湖SAで給油をする。10、6K/Lと高燃費をマークした。152円と高速のガスはバカ高い。ここで泊まろうかと思ったが、混雑していて落ち着かないので、先にゆくことにした。



無理をすれば今夜のうちに帰れるが、浜名湖から23キロはなれた静岡県の豊田PAで車中泊をすることにした。到着は22時。PAにあるファミリーマートで焼き餃子とゴボウと蓮根のスープ、鶏唐揚げのネギ香味ダレ、白菜キムチをかった。走行距離669キロ。





11日目。5月10日。10連休最後の日。静岡県豊田PAの朝。7時半に起床した。夜半に雨がポツポツと車の屋根を打っていた。



キャンプ・ツーリングでよくゆく蒲原、由比とぬけてゆき、雨天の箱根をこえた。小田原から晴れて暑くなる。神奈川をぬければ自宅はちかい。走行距離250キロ。

総走行距離2850キロ。車中泊の旅はとてもリーズナブルだ。そしてどこにどれだけ時間をかけるのかはそのときの気分できめられる。それが放浪の醍醐味であり魅力だ。

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2019GW車中泊の旅10日目広島・庄原

2019年07月02日 20時59分22秒 | 2019GW車中泊の旅松江山口大分


10日目。島根県の道の駅、むいかいち温泉の朝。新しくて大きな道の駅だ。7時に起床した。天候は晴れ。気温はひくくてフリースを羽織った。



道の駅には温泉が併設されている。できたばかりのようだから混んでいなかったが、そのうち人気になるのではなかろうか。



いっしよに車中泊をしたのは首都圏ナンバーのハイエースがおおかった。



カップめんの朝食をとり出発する。



向かったのは広島県庄原市にある倉田百三文学館である。ナビによると一般道では3時間、高速だと1時間10分とのことで、中国道でゆくことにした。朝は肌寒かったが庄原では半袖でよいほど気温は上昇した。



倉田百三は『出家とその弟子』という作品で名高い。出家とその弟子は作家が結核にかかり、死を見据えて書いた、浄土真宗の親鸞を主人公とした戯曲だ。哲学的で慈愛にみちており、感銘をうけた記憶がある。(ご興味のある方は別ブログの『出家とその弟子』をどうぞ)。



倉田百三文学館があるのは田園文化センターという建物で、図書館などといっしょになっていた。



2008年の四国・九州ツーリングの際に庄原を通りかかって文学館のことを知ったのだが、そのときは時間がなくて立ち寄れなかった。



いちばん見たかったのはフランスのノーベル賞作家のロマン・ロランからの手紙である。



ロマン・ロランはジャン・クリストフや魅せられたる魂、またベートーベン研究などで知られる、私の敬愛する作家だ。出家とその弟子を読んだロランから手紙がきて、ふたりの文通ははじまったとのこと。



倉田百三の出家とその弟子も好きだが、なによりロマン・ロランの手紙がみたかった。手紙はロランが病気との誤報で百三がおくった見舞いにたいする返事などだ。手紙はもちろん複製だが、全文ではなくて、一部しか展示されていない。すべてが読めないのが不満だった。



百三の著書。



さまざまな版の出家とその弟子。時間をかけて展示物をみた。文学館のあとで図書館をのぞいてみたが、倉田百三の本が書架になかったのが残念である。



昼食は広島なのでお好み焼きにした。庄原市役所の前にあった『ほっ』という店にはいることにする。



店内は7分の入りで、焼き台の前の特等席があいていたので、ここに腰をおろした。ご主人が調理をして奥さんがホールを担当するお店だ。ご主人は手際がよくて、奥様はとても親身な方だった。



私はここでしかたべられない、庄原焼きのネギトッピングにした。



庄原焼きはそばの代わりにお米をつかい、ソースでなくポン酢でたべるのだそうだ。米はしょう油味の焼きおにぎりとのこと。たべてみるとチャーハンのような感じだ。ポン酢をかけるとポン酢がつよくなるので、だされたままが美味しい。庄原焼きはご主人が考案したそうで、この土地の名物になっているとのこと。



家内はカキ入りの広島焼きをえらんだ。こちらはそば入りのソース味で、オーソドックなもの。



お好み焼きだけでは物足りない気がしたので焼きそばもおねがいした。焼きそばは辛口で濃い味つけ。玉子をくずすとマイルドになる。辛いけど最近食べた焼きそばでダントツだった。つぎにいったら私はまた庄原焼きと焼きそばにする。家内は広島焼きにするそうだ。料金は2280円。☆5点満点平均3点で、3、8点。

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2019GW車中泊の旅9日目の2山口

2019年06月29日 09時17分22秒 | 2019GW車中泊の旅松江山口大分


昼食は株主クーポンを持っている、ゼンショー・グループのチェーン店、ジョリー・パスタでとることにした。



ツナサラダ。生のマッシュルームがそえられている。



私はクーポンをつかって牛肉と大葉・白ゴマのペペロンチーノ。大葉の香りがペペロンチーノによくあっていて、ゴマがアクセントになっていた。ジョリー・パスタはいつも凝っていてセンスのよい季節商品をだすよね。



ミニ・ピザのセットにした。ベーコンのピザ。クリスピーでとても軽い食感。



家内は本格ボロネーゼ。



家内のピザはマルゲリータ。



ドリンク・バー付きである。



食後は湯田温泉にある、詩人の中原中也記念館にゆく。2008年に山口にきたが時間がなくてゆけなかったところだ。(興味のある方はHPの「2008年四国・九州ツーリング」をどうぞ。)



館内は春夏秋冬にわけて展示されていた。資料の協力者にただひとり大妻女子大の名があるが、熱心な中也の研究家がいるのだろうか。



壁に中也の詩が投影されている。



中也の詩に曲がつけられていた。詩の作風から歌にはならないだろうと思ったが、聞いてみるとなかなかよい。とくに家内が気に入って、このコーナーから動かなくなってしまった。



私は資料コーナーにあった大岡昇平の中原中也をよむ。中也は詩は抜群だったが、散文はまるでダメだったとあり、とても興味深かった。たしかに詩と散文はまったく別のものだから、詩がかける人は論理的な文章をくみたてるのが得意ではないのだろう。



家内は中也のCDにとりつかれている。気に入ったものに時間をかけることが旅の満足度をあげることになるから、ここで十分な時をかけた。もとより私も中也がすきなのだから。



中原中也記念館をでるとザビエル記念聖堂を見にゆく。壮麗だ。平成3年に火事で焼けてしまい、平成10年に再建された教会だそうだ。



湯田温泉の『温泉の森』にゆく。料金はひとり1000円。無色透明な泉質のスーパー銭湯タイプの温泉だ。いろいろな風呂があったがウンテイまであった。



温泉の森をでると、時刻は20時前で、ふつうなら宿泊地にむかうところだが、どうしてもゆきたいところがある。山口県と島根県の県境の山の中にある巨大レストランの山賊だ。



山口から一般道だと2時間かかるとナビが言うので、中国道にのってゆくことにする。



NHKのドキュメンタリー番組の72時間でとりあげられているのを見て、どうしても行ってみたくなったのだ。ふだん夕食はほとんどたべないのだが、ここでは名物料理をたのむつもりでいた。



山口から六日市まで高速にのり、9時に山賊に到着した。たしかに真っ暗な山の中に突然出現する、山賊の砦のような建物のレストランだ。料理は囲炉裏でやいた鳥や魚の串焼き、巨大おにぎりなどの他愛もないものなのだが、この非日常感がすごい。



さっそく24時間営業の店に入ると、



なんと営業は終了していた。GWの5月4日に営業を短縮する? 信じられないよ。しかも一部の建物は施設整備のために休業中だって。



仕方がないので六日市IC近くのローソンで買物をして、道の駅むいかいち温泉に泊まることにした。買ったのはジャガイモチーズ焼き、11品目のスープ、焼き鳥、もつ煮、カップめんなど。気温は12℃なのであたたくして眠った。日中は25℃だったのにだ。走行距離154キロ。
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2019GW車中泊の旅9日目山口の1

2019年06月27日 18時50分48秒 | 2019GW車中泊の旅松江山口大分


山口県山陽小野田市、ドライブインみちしおの朝。6時半に起床した。トイレにゆくと個室は喫煙可で灰皿にたくさんの吸殻がのこっている。こんな光景を見たのは何十年ぶりだろうか。いずこも禁煙が当たり前の首都圏にいると、山口県は別世界のように感じられた。



食堂にいって朝食をとる。私は貝汁の中430円にごはん中200円と漬物180円。



おかずはマーボナスにした。あまい味付けの360円。



家内はグラタン380円と漬物。



貝汁がおいしい。ただ砂をかんでいるのが玉に瑕だ。格安の朝食メニューもあるが、貝汁がつかないのでこのラインナップになった。お会計は1690円。みちしお、気に入った。きっとまた来ると思う。



無料の宇部道路をとおって山口の瑠璃光寺(ゆりこうじ)にすすむ。国宝の五重の塔を見るためである。



塔は美しくて荘厳だ。



五重の塔から池をみる。



瑠璃光寺。境内には島根県出雲の目の薬師様、一畑薬師もまつられていた。ところで門前の売店には、全国の国宝の所在地をしめす地図があったが、武蔵の国は東京だけで、埼玉県が欠けている。東京、神奈川、千葉、群馬、栃木、茨城があるのに埼玉だけがない。山口の人の関東の概念はこんなものなのかな。



瑠璃光寺の奥にある洞春寺(どうしゅんじ)にあるく。



本堂。しずかなお寺だ。



観音堂。観音堂はどこも人々の祈りがあつまっているように感じられる。



雪舟の庭のある常栄寺(じょうえいじ)に車で移動する。山門。



山門をぬけたところ。左が本堂。



鐘楼門。



雪舟の庭。のびやかな庭園だ。芝生ではなく枯山水にしたほうがよいのではないかと思うが、緑が濃くなると印象が変わるのだろうか。



池に近づく。わかりづらいが右奥に滝がある。



池越しに本堂をみる。



角度を変えて庭園をみる。室町時代の庭はとてもシンプルにみえたが、ツツジを少なくしたほうがよいのではないかと感じられた。

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2019GW車中泊の旅8日目大分から山口への2

2019年06月24日 18時25分58秒 | 2019GW車中泊の旅松江山口大分


こつこつ庵をでて山口県にむかうことにする。その前に給油をした。8、7K/L。155円と大分はガスがたかい。大分ICから高速にのる。混んでいるが渋滞のない東九州自動車道を北上してゆく。やがて北九州JCTから事故渋滞15キロとの表示があらわれた。混雑を覚悟したが、ナビは北九州都市高速に入れと指示するので、東小倉ICで九州道をでて、首都高のような都市高速にすすみ、門司からふたたび九州道にのると、渋滞なしで関門橋をわたることができた。こちらの順路のほうがお得だったのだろうか。



下関で高速をおりて国道をすすむ。むかうのは貝汁で有名なドライブインのみちしおである。24時間営業の店なので、食堂で一杯やって車中泊ができるだろうと考えて、たのしみにしていたのだ。



17時に山口県山陽小野田市の国道190号線沿いにある、みちしおに到着した。



みちしおには大きなレストランと広い駐車場、それに温泉まであった。食堂には行列ができている。24時間つかえるトイレがあり、銀行と信用金庫のATMや宝くじ売り場まであった。



家内はまだお腹が空かないと言う。そこで温泉にゆくことにしたが、家内は大分の三川の温につかったばかりだからよいとのこと。そこで私だけゆくことにした。ここはふたつの源泉があり、ともにラドン温泉とのこと。塩味でぬるめの無色透明な泉質で、ジェットバスやサウナのある、きれいに手入れのされた施設だった。料金は750円。



19時半になってレストランの列にならんだ。店内は禁煙席と喫煙席に二分されている。喫煙席が禁煙席とおなじ広さなのが時代遅れな感じだ。私たちはもちろん禁煙席を希望して10分ほどで席につくことができた。ガラス・ケースにたくさんの料理がならんでいて、それをレンジであたためてもらうシステムだ。タッチパネルで注文するものもあるから、システム化をすすめている過渡期なのだろうか。



家内が煮物と明太子をとってきた。



名物の貝汁の小300円をふたつたのむ。それと家内のごはん小160円。貝汁は甘めの味噌をつかっており、だしがでていておいしい。アサリがザクザクだ。



店が昭和の雰囲気なのでビンビール580円にした。ビンにコップがかぶされてでてくる。これも昭和だね。笑みがこぼれる。漬物は180円。



家内はレバニラ炒めをえらんだ。360円。



私はサザエのつぼ焼き390円。これはレンジであたためると水分がとんでしまってよくなかった。



本日のラインナップ。レバニラは味があわないとのことで私にまわってきた。



刺身の3種盛り680円を追加。



焼酎・寝太郎の水割りをたのむとこのスタイルで提供された。自分で好きなようにやってくださいというわけだ。いいね。



漬物は3皿もらってお会計は4430円。みちしおは人気店で大混雑していた。そこをベテランの職員さんたちが懸命にはしりまわっている。料理の味は平凡だが、スタッフさんたちの真摯な姿が隠し味になっていて、人をひきつけるのだろう。☆5点満点平均3点で3、8点。走行距離208、2キロ。
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2019GW車中泊の旅8日目大分から山口へ1

2019年06月21日 18時13分06秒 | 2019GW車中泊の旅松江山口大分


8日目。大分県竹田市、水の駅おずるの朝。6時に起床した。体調はよくなっている。温泉であたたまったから、風邪をひく手前でふみとどまったようだ。水の駅にはバス・ボートがたくさん来ている。彼らの車の音や話し声でおこされたのだ。水の駅から下ったところにダム湖があり、バス・ボートがたくさんいたから、ここが集合場所になっているのだろうかと思う。



豆腐屋の湧水茶屋は6時から営業している。それを知っていて、ここで朝食をとりたくて水の駅に泊まったのだ。



おぼろ豆腐と厚揚げと揚げだしを注文すると、厚揚げは7時からで揚げだしは9時からとのこと。そこでおぼろをふたつと、もうすぐ7時なので厚揚げをたのんだ。



揚げたての厚揚げ。湧水茶屋では舟の利用券もあつかっていた。それでボートの人たちがあつまっていたのだ。



豆腐のメニュー。



おからはサービスでひとり一袋持っていゆける。



昨日水を汲んだのだが、旅はまだつづくから、あたらしい水をペットボトルに詰めなおしておいた。冷えていて気温は13℃だった。



体調はよくなったが万全ではないので温泉に行くことにした。えらんだのは車中泊のブログでコスパがよいと絶賛されている、大分市内にある三川の湯である。



当日は10時から開店だった。早くついたので駐車場で車内のそうじと整理をして時間をやりすごす。晴れて暑くなってきた。三川の湯の料金はひとり380円と格安である。ここはビジネス・ホテルも併設していた。



設備は古いが、源泉掛け流しでいろいろな種類の湯やサウナがある。それらをグルグルとめぐってすごした。



三川の湯は野菜なども格安で販売している。550円のカット・スイカがあったので買った。



スイカはみずみずしくてあまかった。



大分名物はだご汁や鶏天だ。それらがたべたくて店を検索すると、いってみたいと思っていた、こつこつ庵が昼営業をしているのを発見した。ここは大分でいちばんの居酒屋なのだ。さっそくむかうことにした。



前からここに来たかったのだ。



店に入るとタイミングがよく席があいていた。座敷の壁には一升瓶がならんでいる。



よい雰囲気だ。できれば夜に飲みにきたかった。



メニューにはご主人の似顔絵がある。



鶏天の単品をたのむ。648円。熱々の鶏天にポン酢をかけてたべるとうんまい。家内とうなずきあいながら鶏天を口にはこぶ。



私はだご汁定食。864円。だご汁はうどんのようなだんごが入っている野菜たっぷりの汁だ。



家内はだご汁の単品。648円。だご汁は野菜の出汁がでていて身体にしみる味だ。途中からカボス?を入れて味変するのがおすすめだそうだが、柑橘類の味をくわえるのは好きではないのでそうしなかった。



ナプキンにもご主人のイラストがある。支払いは端数切り捨てで2160円也。☆5点満点平均3点で4点。

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2019GW車中泊の旅7日目大分

2019年06月18日 20時30分49秒 | 2019GW車中泊の旅松江山口大分


7日目。福岡県吉志PAの朝。7時前に起床した。調子がよくない。昨夜は飲みすぎてしまったのだろうか。そんなこともないのだが。カップめんの朝食をとり出発した。東九州道で南下してゆく。高速道路は一車線の対面通行でたまに二車線となる。渋滞はないが70キロほどでながれていた。



大分県竹田市の長湯温泉にむかう。長湯は日本有数の炭酸泉で、去年利用してとても気に入ったのである。高速をでて途中にある水の駅おずるに立ち寄った。



ここは大量の水がわいている湧水地だ。



大勢の人が水汲みをしているので、私もここで水を汲ませてもらった。蛇口がたくさんあるので、ならばなくてよいのがここのすごいところだ。



となりには豆腐店の湧水茶屋がある。ここの豆腐がお気に入りなので、こちらで昼食をとると決めていた。



おぼろ豆腐300円と厚揚げ320円、揚げだし豆腐350円をたのむ。地鶏おにぎりは200円だ。厚揚げと揚げだしはできたてをだしてくれる。小皿の豆腐はサービスだ。



厚揚げがきた。



おぼろ豆腐はあまく、厚揚げは熱々のハフハフ。



揚げだし豆腐。水がいいから豆腐も美味しいのだろう。



レジにならぶ人たち。接客もあたたかい。☆5点満点平均3点で4、3点。



道の駅ながゆ温泉近くの御殿湯に入ることにする。朝から体調がよくないのだが、酔って薄着で寝てしまったようだ。風邪気味なのであたたまることにする。御殿湯は温泉療養文化館だそうだからちょうどよかった。料金は500円。



ガラス張りの明るい内湯と露天風呂があり、ゆっくりと身体をやすめた。冬のスキーで左足を痛めてもいるのでこちらもよくほぐしておく。御殿湯は炭酸泉ではなく、茶色の金気のつよい泉質だが飲泉できる。のんでみたらひどい味がしたが、胃腸によいそうだ。湯上りに休憩室で休んでいると、御殿湯の食堂は近くにある店から出前をとるようになっているのに気づく。共存共栄のよいシステムだなと感心した。



川原には自然と湯がわいてくるというがに湯があったが、この日は湯がすくなかった。



観光案内の看板をみて神角寺(じんかくじ)にゆくことにする。



深い山の中にあるのだが、ナビは車で入りたくない、狭くて急な道をゆけという。そのルートは嫌なので、案内看板にしたがってすすむが、こちらも舗装林道のような山道だ。途中でキジが飛びだしてきて急ブレーキをかけたり、寺の手前700メートルはコンクリート路面の急坂だったりして、ひびりながら到着した。



茅葺の本堂のあるお寺だ。ご本尊は千手観音だそうだが、17年ごとのご開帳なので、残念ながらお姿を目にすることはできなかった。



今夜は水の駅おずるに泊まることにする。神角寺から細くて険しい舗装林道をつないで山をくだり、スーパーで牛肉と豚肉、野菜とスイカ、太刀魚の刺身と湯葉などをかってきた。太刀魚の刺身が淡白でおいしい。



刺身や湯葉をたべたあとは、ジンギスカン鍋に野菜をのせて、



ジンギスカン風に肉をやく。



味つけは焼肉のタレである。牛肉よりも豚肉のほうがジューシーでおいしかった。



しかし食材を買いすぎてしまった。食べきるのに苦労してしまう。



水の駅おずるは空いている。車中泊をしているのは我々のほかに1台いるだけだ。それとたくさんのツバメたち。走行距離197キロ。
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2019GW車中泊の旅6日目山口から九州の2

2019年06月14日 18時19分48秒 | 2019GW車中泊の旅松江山口大分


今回の旅行だけでなく、ここ2・3年でいちばん残念な店をでて元乃隅稲荷神社にむかう。順調にすすんだがのこり3、7キロの地点で車がつまり、動かなくなってしまった。進みが極端にわるいのではじめは事故なのかと思ったほどだ。しかしそうではなく、元乃隅稲荷神社の渋滞なのだった。狭い道でならんでいると大型観光バスが次々とやってくるからおどろく。3キロすすむのに1時間半かかって漁港の臨時駐車場についたが、急に人気がでて、駐車場などの整備が追いつかないため、車をとめて入場制限をしていたのだった。



漁港から元乃隅稲荷神社まで無料のマイクロバスが走っていた。神社はむかいの山の上である。



マイクロバスをおりて漁港をみる。かなりはなれている。



元乃隅稲荷神社。海岸沿いに鳥居がならんでいる。



鳥居と海のアンバランスさが新鮮だ。



フォトジェニックな風景だから人気がでたのだろう。



京都の伏見稲荷や津和野の太鼓谷稲荷神社の赤い鳥居の長いつらなりもよいが、ここもすばらしい。これまで人気がでなかったことが不思議なくらいである。



大鳥居に賽銭をのせようと投げている人たち。



ご朱印の行列。



神社から下の海岸にむけて鳥居がならぶ。



鳥居の中をくだってゆく。



下からみる鳥居と神社。ここにくる道はすれちがいが困難な狭さで、駐車場も少ないが、数年で景色が変わるほど開発されてしまうのではなかろうか。日本はそういう国だ。



角島大橋にたちよる。ここの駐車場も混んでいた。海の透明度がすごい。



角島からでる車で橋の上は渋滞していた。



今夜のうちに九州に入ってしまうことにする。でもその前にスマホ・アプリの温泉天国で立ち寄り湯をさがし、川棚温泉のぴーすふる青竜泉にゆくことにした。ここはひとり420円の温泉銭湯で石けんなどはない。でもぬるめの湯で、半露天風呂やサウナもあり、お値打ちの温泉だった。あとで確認するとツーリング・マップルにもコメントが記載されていた。



ユメマート川棚店があったので牛ランプ・ステーキ、カレイの唐揚、イサキの刺身をかう。イサキ好きだからみつけると買ってしまうのだ。ガスを入れて高速にのった。10、0K/L。138円。



関門橋をわたって九州にはいる。九州自動車道で大分にむかう。



九州にわたってはじめの吉志PAで泊まることにした。イサキの刺身をカットするが中骨がとってない。骨をよけて食べるがかたくて美味しくなかった。獲れてから時間がたっていなくて死後硬直しているようだ。昼のかぐら寿しのイサキはとても美味しかったから、つくづく残念な店だとおもう。



ランプ肉は網目をつけて焼く。



わさび醤油でたべるとたまらぬ美味さだった。走行距離348キロ。

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2019GW車中泊の旅6日目山口から九州の1

2019年06月12日 19時35分30秒 | 2019GW車中泊の旅松江山口大分


6日目。5月1日。令和のはじまりの日。道の駅大社ご縁広場の朝。5時前に目がさめてローソンにゆくと、昨夜売り切れていたおにぎりや弁当は補充されていて、欲しかったミネラル・ウォーターも手に入れることができた。もう一度寝て6時半に起床する。



満車で、入ってきた車は場所をみつけられずに出てゆく状態の道の駅だ。カップめんの朝食をとって取り急ぎ出発する。出雲大社にはお参りしないが、昨夜のうちに参道から一礼をしていた。



近くにある旧JR大社駅にたちよる。立派な日本家屋の駅舎がのこされていた。

次の目的地の石見銀山まで50キロほどだ。天候はくもり。しかしラジオではこれから雨が降ると伝えている。石見銀山はバスで大森地区までゆき、そこから坑道跡の銀山地区までレンタル自転車で20分ほど走らなければならない。カッパはあるが雨降りは嫌である。降られたくはないと思って無料の山陰道をゆくと、弱い雨が降りだしてしまった。



8時すぎに石見銀山の入口、世界遺産センターについた。バスは8時からなので始発はいってしまった。連休で混雑が予想されるから早く銀山地区に入りたい。雨粒は落ちているが、弱いので、カッパをきればどうということもないだろう。気温は低く肌寒い。寝ていた家内を起こして、これらのことを説明すると、雨天では行きたくないと言う。たいした雨降りではないし、家内の希望できたのだと言うが、降雨で完全に戦意喪失である。しかたがないので移動することにするが、1日分の日程があくことになってしまった。



石見銀山を見たあとでゆこうと思っていた温泉津(ゆのつ)温泉にゆく。銀山から海にくだったところである。港から細くて不安になるような道をすすんでゆく。



やがて目的の薬師湯についた。薬師湯は元湯とむかいあっていて人気を二分している。それなのに元湯の方が薬師湯の駐車場をおしえてくれた。島根の人はほんわかしていて親切な方がおおかった。そういう土地柄なのだろう。駐車場は薬師湯の先にあり、元湯のものもそのさらに先にあった。



薬師湯は大人6人ほどでいっぱいになるような内湯ひとつの温泉だ。しかし源泉掛け流しで、日本温泉協会の最高評価をうけているとのこと。茶色の湯で、金気がつよく、温泉の成分が湯船や床に堆積していてすごい雰囲気だ。熱い湯なので数分ずつ入るとよいとのことで、出たり入ったりした。料金は450円だがとても気に入った。



風呂からあがると2階の休憩コーナーで休み、3階のバルコニーから周辺を見下ろしたりした。



家内もとてもよかったと言う。また来ることがあったら、次は元湯に入りたいと思う。



つぎは最近人気のでてきた、山口県の日本海沿いにある、元乃隅稲荷神社にゆく。萩、青海島のさきで、温泉津から167キロ、2時間半とナビは言う。無料の山陰道と国道9号線ですすんでゆくと、浜田にかぐら寿しという回転寿司店があったので入ることにした。



皿の色によって値段がちがうシステムの店である。回転すしなのに寿司がまわっておらず、注文しなければならない。寿司はながれていないが食べたことのない亀の手がレーンにあったのでこれをためしてみることにした。亀の手は貝のような食感で美味しい。ただ殻を割ってたべるので手がものすごくよごれるのが難だ。



マグロ、数の子、ホッキ、ツブ貝でスタートする。寿司はうまい。しかし田舎はどこでもそうだが、客と注文をさばくスピードとスキルにかける。誠意があればそれも味になるのだが、そうでないと嫌な思い出にしかならない。



おすすめにイサキがあったのでイサキ好きの私はたのんでみた。これは美味い。刺身は何日かねかせているのではなかろうか。ネギにもみじおろし添え。



ネタや握りのアレンジなどはセンスがよいのだが、混んでいて店がまわりきらないからなのか、それとも元々そういう性格なのか、注文しても反応が悪い。忙しくて不貞腐れているみたいな態度で、ふたりいる板さん同士でもめたりしている。



カツオのたたきにはオニオン・スライスにもみじおろし、天かすがかけられている。これもうまい。しかし注文しようとしても、ちょっと待ってください、と言われて放っておかれる。またあらためて声をかけてオーダーが通っても、時間がものすごくかかるので、待っているあいだにお腹がいっぱいになってしまい、たべたいものも注文することができなかった。他にもいろいろあったが暗くなるのでもう書かない。ひさしぶりに食堂で不愉快な思いをさせられた。何年かに一度はこんなことがあるけどね。☆5点満点平均3点で1、8点。









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2019GW車中泊の旅5日目松江から出雲の2

2019年06月10日 18時13分18秒 | 2019GW車中泊の旅松江山口大分


花と鳥の楽園、松江フォーゲルパークにやってきた。



入場料はひとり1500円。エントランスから入るとベコニアの花であふれている。



パークは入口から丘の上にのぼってゆき、帰ってくる回遊式になっている。すすむとフラミンゴなどが放し飼いにされているところにでた。



孔雀もいる。羽をひろげて震わせ、威嚇していた。



屋外でおこなわれるバードショー。



ハヤブサ、ハリスフォーク、ワシなどが飼育員から別の飼育員にむけて飛ぶショーだ。



飼育員さんが客席に入ってきて猛禽類を腕でうける。ハヤブサやワシが飛ぶのを見ると興奮するし、鳥も予定どおりに飛ばなかったりするから、かなり面白かった。



ペンギンのお散歩。



これは一瞬で通り過ぎてゆくが、幼児は大喜びだ。



屋内でのフクロウショー。



飼育員から別の飼育員にむけてフクロウがとぶ。



ハヤブサやワシのほうがスリリングだが、フクロウもたのしめた。この他に展示飼育されている鳥もたくさんいる。



水路をベコニアがながれてゆく。フォーゲルパークは屋根があるので、天候に関係なくすごせるレジャー施設だ。地域の人たちには大人気なのではなかろうか。家内の希望できた施設だが、思った以上にたのしくすごせた。子供むけだと思っていたがそんなことはなかった。



一畑電車沿いを出雲方向にゆくと、目の薬師様だという一畑薬師があって気になるが、今回はたちよらない。湯の川温泉にすすみ、ひかわ美人の湯にゆく。時刻は16時半で料金は600円だ。場内は混んでいるので順番を待って身体をあらう。無味無臭で透明な泉質なので、温泉ではないような美人の湯だ。サウナはなく、風呂の湯は熱いので長湯はできない。2時間の予定だったが、45分で出てしまってメモをつけたり、車内の整理をしたり、これからのことを考えたりする。

次の目的地は家内の希望の石見銀山だ。言わずと知れた世界遺産である。ここからの所要時間は1時間20分とナビが言う。しかし近くに泊まりたい場所がある。それは出雲大社のすぐ前にある道の駅、大社ご縁広場、である。出雲大社の門前なので居酒屋があって飲めるのではないかと思うのだ。石見銀山は世界遺産センターにいって、バスに乗り(自動車の進入は禁止されている)、その先は自転車をかりて走らなければならない。その世界遺産センターのバス停に、今夜のうちにいってしまうのは味気ないので、出雲にとまることにした。しかし大社ご縁広場は混雑が予想されるから、車をとめられなかったら、別の道の駅にゆくつもりだった。

家内は2時間かかって帰ってきた。男風呂も混んでいたが、女性風呂は部活帰りの女子高生の団体がいて、洗い場の待ち時間が30分以上かかったそうだ。

給油をする。9、0K/L。単価は139円と安い。19時すぎに道の駅大社ご縁広場につくと、駐車場は大混雑していた。こんなに混んでいる道の駅は見たことがないほどだが、数台のスペースが開いていて、ハイエースをとめることができた。その後すぐに満車になってしまったから、10連休で旅にでた車中泊派が、観光に便利なここに大集結していたのだろう。



道の駅大社ご縁広場は出雲大社の参道の、堀川をわたったところにある。参道に飲食店があるのではないかと思って歩いていってみた。しかしお店はほとんど閉まっている。参道沿いに一畑電鉄の出雲大社前駅もあるが、カフェのような店が営業しているだけだ。出雲大社の大鳥居の手前までいったが、あったのは居酒屋と焼肉店が一軒ずつで、家内の希望により焼肉屋にゆくことにした。



幸楽苑という焼肉店だった。ここも満席で大混雑しており30分ほど待って席につけた。生ビールとウーロン茶でおつかれさん。



白菜キムチとボリューム・サラダ。



サラダとキムチで飲みつつ肉をまつ。



右からカルビ、赤身ロース、ハラミ。カルビとハラミが脂がのっていて美味しい。



赤身のロースに似ているミスジ。家内は脂のすくないミスジが気に入ったそうだ。



生ビールをおかわり。



家内は石焼きビビンパ。



ビビンパのスープは飲みたくないとのことなので、私に割り当てられた。石焼きビビンパは美味しいそうだ。



料金は7398円。田舎なのでホールのスピードがないが、人柄はよい。料理もおいしかった。☆5点満点平均3点で3、7点。

帰りに道の駅の前にあるローソンに寄った。カステラやウーロン茶などを買うが、おにぎりや弁当などはほとんど売り切れている。水のペットボトルも品切れだった。道の駅にいる車中泊組が買ったためで、レジは21時半でもフル回転していた。本日の気温は16℃、17℃、15℃。走行距離113、3キロ。

平成の時代はこの日でおわった。
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