目黒を歩いていると自転車文化センターという施設をみつけた。
入口にアレックス・サンジェのタンデムとルネ・ルセの三人乗りのクラシカルな自転車が展示してある。
中には自転車の文献などがあった。
競輪関係の団体のようだが、そこにハンドメイドサイクル展のチラシがあった。
場所は北の丸公園の科学技術館で料金は無料。
1月24と25の2日だけ。
これは行ってみたいではないか。
最寄り駅は竹橋だがほどよい距離なのでバイクででかけた。
しかし、北の丸公園にバイク用の駐車場はないのでご注意を。
たまたま主催者のご好意で関係者のスペースにとめさせていただいた。
ケルビムのクラシカルなロード。
最新のものはわからない。
こういうのがいいんだよね。
私も所有しているトーエイは得意のクラシカルなランドナーだが、車体が分割できるデモンタブルを展示していた。
トーエイ、細部が凝ってるね。
集まっている人たちもマニアックだ。
これはワタナベだと思う。
トーエイにかぶっている1台。
同じクラシカル・ランドナーでデモンタブル。
美しいシートステイ部。
細部の作りこみももちろんだが、ブレーキケーブルのアウターの長さが絶妙。
バランスからいってこれ以外のカーブは考えられない。
シフトレバーの直付け工作も見事。
デモンタブルの処理とともにここが製作者のアピールポイントだろう。
ストロングライトのクランクにサンプレックスのリング。
この取り合わせ、よくあった。
当日は43の参加者が展示をしていた。
その中で気に入ったものだけ写真をとり、製作者と話をした。
これもワタナベのスポルティフ。
マットガードとタイヤのクリアランスがすばらしい。
美意識のゆきとどいている1台。
アルミフレームでユニークな1台。
製作者は不明。
若き学生が製作した1台。
オーソドックスで昭和のテイストだね。
丹下のクロモリ・ダブルバテッド・パイプ。
昔日の憧れのパイプだ。
1本単位で売られているそうで、それは自分でフレームをつくるマニアがいるためだそうだ。
丹下、駆け寄っちゃったよ。
バイクのような1台。
後部フレームがユニーク。
手作り感満載。
とりわけ眼をひく作品。
まわりと方向性がまるでちがっている。
工芸美や機能美ではなく芸術性を追求した1台。
実用性は疑問だがそんなことは問題ではない。
繊細でもろくて唯一無二。
製作者はたぶん若い人だろう。
頑張ってもらいたいものだ。
アマンダの子供用バイク。
これも他にはない発想だ。
部品構成が贅沢。
山音製作所。
どのような人の使用を想定しているのか。
積年の思いを実現したい方、だって。
ツボをついてくるね。
山音製作所のラインナップ。
会場風景。