6月16日。金曜日。長野県にトランポ林道ツーリングにでかけた。長野県の道の駅ヘルシーテラス佐久南で前泊したいとおもっていたが、50キロ手前の群馬県の道の駅しもにたまでしかゆけなかった。
道の駅についたのは21時半である。途中でたぬきが2匹いた。埼玉と群馬で1匹ずつだ。埼玉たぬきは飛びだしてきて引き返し、群馬たぬきは道端でたちすくんでいた。夜は冷し中華ときんぴらで一杯である。
愛車のよこでのむ酒はおいしい。2023年シーズン21日目の車中泊。
6月17日。土曜日。群馬県の道の駅しもにたの朝。天候は晴れ。涼しい。
となりの神奈川ナンバーのハイエースもトランポツーリングで、セローをよこにとめている。話をしたかったが、タイミングがあわなかった。
朝食はカップ麺だ。
荷物をまとめて出発する。
国道254号線で内山峠をこえ、長野県にはいって道の駅ヘルシーテラス佐久南に到着した。佐久は高原の地だ。山がちかい。
空いている第3駐車場に車をとめてセローをおろす。気温は18℃だが日中は30℃になる予報がでている。長袖シャツの上にメッシュ・ジャケットを着て出発するが、走りだすと寒い。カッパをもっていたが着るのが面倒なので我慢した。
まずむかったのは、昨年の10月に雪のために途中で引き返した川上牧丘林道だ『2022信州トランポ林道ツーリング』。廻り目平との分岐でやすむ。
真っ黒なのでよく見えないが、檻のなかにセンサーで目を光らせて吠えるオオカミがいる。獣よけなのだろう。
林道のでだしは荒れた舗装路だ。
入口から2、4キロでダートになった。
ここから急坂の上りがつづく。
路面には大きな石がちらばっていて手強い。寒さが吹き飛ぶダートだ。
川上牧丘林道は2010年にDR650でもはしっている『2010年白樺湖キャンプ・ツーリング』。拳大の石がたくさんあって、とても苦労させられた記憶がのこっていた。それをセローでたしかめにきたのだ。
3キロほど上ると斜度はおちついた。
おだやかなたどりとなる。ホンダXR、オンロード・バイク、セロー、スクーターとすれちがう。
昨年積雪のために引き返した地点をすぎると路面は荒れだした。
斜度もあがり、ガッタガタの砕石をばらまいたような路面が峠まで3キロつづく。こぶし大ではなく頭くらいの石がゴロゴロしている。記憶のとおりのハードな道で、キャンプ道具をつんだ重いDR650でよく走ったなと、我ながらかんじてしまった。
入口から9、8キロで大弛峠に到着した。峠の手前から登山者の車が路上駐車の列をつくっていて、それは峠を下った先までつづいている。たいへんな混雑だ。
峠から山梨県側は舗装されている。
登山者の車の列。
峠からの眺望。
来た道を引き返してゆく。峠から3キロはガレガレのダートだ。
セロー、XT125、クロスカブ、自転車を押している人、軽のススギ・ハスラーとすれちがった。交通量はそれなりにある。林道の往復で鹿2頭にもあった。
林道からでると特異な形をした岩山がみえた。
昼食は川上村にあるスーパーのナナーズを利用した。
ナナーズにはラウンドがあって、買ったものをたべられるのである。昼食はとんかつ弁当637円だ。
座っているのは川上牧丘林道ですれちがったXRのライダーである。
ナナーズにはレストランもあって、利用したかったが、土曜日の11時すぎにオープンしていなかった。店をでるときは営業をしていたから、つぎはためしてみたい。