月刊「祭御宅(祭オタク)」

一番後を行くマツオタ月刊誌

さとうきび畑 -11年前のカバーCD-

2006-04-02 20:53:51 | お気楽言葉
 さんまさんが主演し、名台詞「僕はこんなことをするためにうまれてきたんじゃありません。」で、話題を呼んだドラマ・「さとうきび畑」。題名と同名の主題歌「さとうきび畑」もまた、森山良子さんのカバーで再び関心が集まりました。
 実はこの「さとうきび畑」、11年前に他のアーティストによって、カバーされていたのです。カバーしていたアーティストの名前はEPOさん(呼び方が変なので以下敬称略)。「さとうきび畑」が収録されているアルバムは、UVA*1。彼女の南米ツアー時のライブ音源のMADURA、スタジオでの生撮りVERDEで構成されています。
 
 1995年頃はTRF等が活躍しはじめ、日本でDJが認知され始めていた時代に当たります。この時、高校生だった僕ですが、「小室ファミリー」がなんとなーく好きになれずにいた時、世界史の先生(この先生は無名時代の綾戸千絵さんを高校に招いてくださいました。)が知り合いだと話してくれたのが、EPOでした。そのころ友人がいらないCDとしてくれたのが、「百年の孤独」。一発で、その世界観にとりこまれてしまいました。その翌年、お年玉で自由に使える5000円の中から購入したのが、UVA。コンピューターを駆使した音楽が全盛を極めていた時代に、アコースティックギターや、コントラバス、南米の打楽器などを駆使した音は、非常に新鮮に聞こえました。

 自身の作る音楽に対して悩み、葛藤した姿が、彼女自身が書くCDのアルバム解説に書かれています。 

 *1 このアルバムでカバーされている「京都慕情」もお勧めです。